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【クチコミ・感想】
5.カバーかけたまま走り出す車のイキのよさで乗せ、次第に原発に集中していく。原発ジプシーと呼ばれるワタリの労働者の問題。30年前の映画だ。今も現場で働く人たちがマスコミに登場してこない気味悪さが続いている(欧米だったら英雄視されるだろう事故始末をしている彼らが、日本では顔が映るとモザイクがかかったりする)。廃液漏れなんてまさに今直面してるわけだ。飲み屋でビール瓶をボーボー吹くので彼らの不安が伝わる。浜での宴会で、今まで出会った人の名前を並べ立てる声が、呪文のような効果を出す。あれは題名になっている党の党員名簿でもあるのか。なら政治的な映画かというと、原田芳雄が白いのかぶっていれば、宗教的な気配が漂う。天気雨ってのも宗教的だし。「弱いものは助け合うべきだが、その弱さゆえに仲間を裏切ってしまうこともある、でもその疚しさを持続させれば、いつか弱いもの同士の連帯が可能なのではないか」といったメッセージが浮かぶが、これは政治的なのか宗教的なのか。甘いと言われればそうだが、その切実さが迫ってくるので、つい「あふれる情熱、みなぎる若さ」と叫んでしまうのであった。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-09-10 10:00:18)
4.原発ジプシーというテーマを扱った映画なんですが、登場人物のノリが軽いのに話が重いためバランスが悪い。オープニングの掴みは良かったのに話の展開の仕方がグダグダしててどうも面白くない。主演の倍賞さんにも魅力を感ぜず。 同監督の後の作品「ニワトリはハダシだ」と比べてしまうと、作風は同じながら脚本や役者のエネルギーなど全てが劣っている気がしてしまいました。 【すべから】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-03-31 00:07:02)
3.作りとしてはかなり粗っぽい感じで、最初観た時はストーリーや人間関係を追うのに精一杯な感じだったけど、二回目に観たら良かったです。原発ジプシーやヌードダンサー、じゃぱゆきさん(っていう言い方、最近聞かないなあ)やオチコボレ高校生などのアウトサイダーの健気な生き様にカンドー。中でも無垢の象徴のような「アイちゃん」が涙をそそります。それになんつってもタイトルにインパクトがあっていいっすよね。因みにチェルノブイリの事故が1986年。ある意味、時代を先取りした作品でもあるんだな。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-03-27 20:57:27)
2.バーバラ姐さんの倍賞美津子が銃をぶっ放すシーンがとてもかっこよかった。梅辰さんも稔侍さんもあの頃はまだギンギンしていてイカす。 【fujico】さん 6点(2003-11-04 09:14:55)
1.前半は森崎監督らしく喜劇だったですが、後半になると原発問題とかが出てたりするのがちょっと?不良の女の子が一番名古屋弁上手だった。キノシタ映画の直営館、キノシタホールで見ました。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-11-03 18:27:30)
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【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
6.12点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 12.50% |
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5 | 1 | 12.50% |
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6 | 4 | 50.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 2 | 25.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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