みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.くだらない、の一語に尽きます。序盤の仲代達矢が出ていたあたりまでは期待させてくれましたが、それ以降はズルズルダラダラ。なんかこう、画面から淀んだ空気が漂ってくるというか。ほんの1~2人が喋るだけで大半がダレ切っている長い長い会議に出席している感じというか。こんな邦画に付き合わされた外国人の役者が気の毒に見えてくるほどです。バブル崩壊後の日本の低迷を象徴しているのかもしれませんが。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-11-25 01:39:30) 12.少年との交流は『シェーン』のようでもあり(音楽は松竹らしい『遥かなる山の呼び声』的だったし)、仲間集めは『荒野の7人』のようでもあり、いろいろと既視感があった。網走番外地シリーズや昭和残侠伝シリーズで子役だった真田広之は高倉健を意識して演じていたのかもと思ったり。明治期日本人のウエスタンとしてみるなら『レッド・サン』との比較になるが、面白さには及ばずかな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-07-11 12:43:16) 11.三が日の最終日、正月らしく国産の芳醇な娯楽を堪能できる映画を観ようと思い、この岡本喜八作品をチョイス。 数多の名作の中で、今作の評価が高くないことは認識していたけれど、日本映画史が誇る稀代の大巨匠による痛快な娯楽性を楽しめるのではないかと期待した。 結果、全く面白くなかったとは言わないけれど、世間の評価に違わず、かなり「微妙」な映画であることは否めない。 時代は幕末、米国から開国を迫られた幕府の使節団の中に密命を受け潜り込んでいた攘夷派の水戸浪士が主人公。 真田広之演じる脱藩浪士が、アメリカ西部に降り立ち、自身の使命と運命に挟まれながら奮闘する。 即ち、サムライとガンマンとニンジャによる夢の攻防戦を娯楽色豊かに描き出すことが最大のコンセプトの映画企画だったのだと思う。 実際、その通りの映画に仕上がってはいるのだが、正直言って全編通して上手くいっていない。 先ず、主人公の立ち位置が冒頭からいまひとつ確立されていないのが気になる。 彼が、どういうバックグラウンドを持っていて、どれ程の使命感を持って使節団の中に潜り込んでいたのかが、極めて曖昧なままストーリーは展開されるので、一つ一つの言動に厚みを感じることが出来ず、故に熱さも感じない。 「用心棒」のような主人公の流浪感を狙っていたのかもしれないが、それを表現するには全体的な演出が雑過ぎたと思うし、主演俳優のキャリア的にも浅かったのではないかと思える。 個人的に最大の雑音に感じてしまったのは、竹中直人演じる忍者が出自の下僕の存在。 演技プラン自体は、今尚続くお決まりの「竹中直人」そのものなので、彼のパフォーマンス自体を非難すべきではないと思うが、それを是とし、全編通してまかり通させてしまった演出には物凄く疑問が残る。 前述の通り、主人公の人物描写に深みが欠けているため、この映画は文字通り終始“精力的”にはしゃぎ回る竹中直人演じる“為次郎=トミー”のドタバタコメディ映画になってしまっている。 クライマックスの対決シーンも、展開的な面白さもなく、焦点も全く定まっていないため、盛り下がる。 恐らくは、「七人の侍」とそのリメイク作である「荒野の七人」をミックスしたような映画世界を見せたかった筈だ。 監督をはじめスタッフ的にも、キャスト陣的にも、本来それが可能な布陣だったと思うが、実現されなかったことは今更ながら残念だ。 ただし、二十数年の年月が経ち、国内外で素晴らしいキャリアを積み重ねてきた今現在の真田広之が、再び今作の主演を務めたならば、全く別物のクオリティの映画に生まれ変わるとは思う。 ストーリー上、主人公“上條=ジョー”はアメリカの地に留まっているわけだから、その後の彼の生き様を描いた続編の企画が持ち上がっても良いのではないかと思える。 年老いた“ジョー”のピンチに、ニンジャからインディアンに転身した“トミー”が大群を引き連れて助太刀する様を想像すると、馬鹿馬鹿しくもあるが、それはそれで胸熱だがな。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-01-03 17:54:16) 10.キラリと光るものがあれば一応は6点が評価基準。 キラリと光る場面が随所にあるが映画自体のクオリティが高いともいえない。まさしく怪作。 時代劇映画が下火になって底を打ちかけている次代の映画ですので、 何かしらの起爆剤にしたかったのが多分造られた背景ではないでしょうか。 キラリポイント 真田さんの殺陣 舞台設定 女性のかわいらしさ ラスボスの魅力 書き出してみるとやはりこのサイトの評価が妥当でしょうね。 通常の5点未満の映画よりはエッジがたっているので 有る意味で見る価値はそれなりにあるのではないかと思います。 【病気の犬】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-10-24 17:51:15) 9.僕の場合、ここの平均点を知ってから観たんで、そんなに期待してなかったというか、優しい気持ちで観たというか(笑)って感じだったんで、そこそこ面白かったです。確かに途中から、あの先生が主役になっちゃったりとか、色々欠点はあるけど、ま、真田広之かっこ良かったし、良いかな・・・と。ただ、反権力志向の強い岡本監督の作品だから、その辺をもちょっと盛り込めなかったかな、と思うと残念。ちなみに、これはマンガなんですけど「修羅の刻」(河原正敏)四巻に、明治初期にアメリカに渡った武道家が先住民ネズ・パースに助けられ・・・という話があって、これは泣けます。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-06-12 16:00:51) 8.喜八つぁん映画っちゅう事で期待が高かった分、ガッカリ度も高かった怪作。もうちょい活きのいい映画を期待してたのですが・・・。一見「奇想天外」な映画なんだけど、内容的にはその形容は似合わない。幕末に「サムライ」がアメリカに渡ったという設定以外は何ちゅうこともない意外性の乏しい映画ですな。どっちかって言うと「WEST MEETS EAST」の方がしっくり来そうに思えてくるし(主語がEASTなら、真田広之をもっと活躍させてやってくれ)。外国人が「ヘンな日本人」を映画で描いたりすると、ヒドイとか何とか言われちゃう訳ですけど、真っ当な描写でかえって味気なくなるのもいかがかと。竹中直人が狂言回しとして盛り上げる役のハズが、観てて正直ジャマに思えてくる。そんなエピソードより、まず主題のストーリーをしっかり伸ばしてよ。 【鱗歌】さん 5点(2004-02-08 00:58:34) 7.私も監督が単に撮りたい様にやってるとしか思えず・・・。おもしろいかね?これ。 【たかちゃん】さん 3点(2003-12-12 23:36:26) 6.途中で日本人、あんまり関係なくなっちゃって、先生が主役の西部劇がメインになって、なーんだ、結局西部劇が撮りたかっただけじゃん、とガッカリ。でも、単純に西部劇として見ると物足らなさ過ぎですしねぇ。期待してたのは、真田広之と竹中直人の活躍で、彼らが脇役化するなんて思ってもみなかったワケですが、監督ってのは、観客の期待なんかより、まず自分が撮りたいモノ、って事なんでしょうかねぇ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2003-11-26 12:49:35)(良:1票) 5.幕末の開国派と攘夷派と強盗とが入り乱れて、ウエスタンですったもんだのコメディ。分かり易く気軽に楽しめる。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-11-22 10:40:03) 4.深夜放送でまったく期待せずに見たのでまあまあ楽しめました。まあまあ…。 【ゆうろう】さん 5点(2003-11-18 18:08:54) 3.ラストサムライの宣伝を見ていて、ふと、昔話題になってた変なチャンバラウェスタン映画があったような・・・・・・と思い出して、観ました。期待してなかったけど、すっごい楽しい映画じゃないですか!! 言葉の問題とか、案外脚本も真面目に作ってあるし。真田広之の殺陣は基礎からしっかりやってる感じで、見ていて美しいですね。竹中直人も良かった。 【ルクレツィアの娘】さん 5点(2003-11-18 17:59:14) 2.がんばって作っているな、というのは伝わりましたが、面白かったか?と聞かれると…。 【海野やよい】さん 2点(2003-11-16 20:03:58) 1.思ったよりは真面目な内容だった。上條は英語が出来過ぎな気がするが、話の展開上仕方ないだろう。 【洟垂れ】さん 8点(2003-11-09 16:51:09)
【点数情報】
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