みんなのシネマレビュー

忍びの者

1962年【日】 上映時間:104分
アクションドラマ時代劇シリーズものモノクロ映画小説の映画化
[シノビノモノ]
新規登録(2003-11-12)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2024-11-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(1962-12-01)


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監督山本薩夫
キャスト市川雷蔵(男優)石川五右衛門
藤村志保(女優)マキ
伊藤雄之助(男優)百地三太夫
小林勝彦(男優)織田信雄
城健三朗(男優)織田信長
浦路洋子(女優)ヒノナ
藤原礼子(女優)ハタ
真城千都世(女優)タモ
岸田今日子(女優)イノネ
丹羽又三郎(男優)木下藤吉郎
西村晃(男優)下柘植の小猿
中村豊(男優)投げの与八
高見国一(男優)新堂の小太郎
千葉敏郎(男優)九度兵衛
沢村宗之助(男優)木屋弥左衛門
水原浩一(男優)五右衛門の父
加藤嘉(男優)葉蔵
南条新太郎(男優)町人A
寺島雄作(男優)町人B
南部彰三(男優)安土城の医師
伊達三郎(男優)大炊の孫太夫
舟木洋一(男優)公卿
沖時男(男優)ムロタ
原聖四郎(男優)京の役人
藤川準(男優)町人C
堀北幸夫(男優)稲葉山城侍
岩田正(男優)行商人A
菊野昌代士(男優)行商人B
小南明(男優)百地砦見張りの男
木村玄(男優)藤林砦見張りの男
井上明子(女優)
山乃美七子(女優)
原作村山知義
脚本高岩肇
音楽渡辺宙明
撮影竹村康和
製作永田雅一
企画土井逸雄
伊藤武郎
配給大映
美術内藤昭
編集宮田味津三
録音奥村雅弘
照明加藤博也
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【クチコミ・感想】

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7.手裏剣やら、マキビシやら、これぞ忍者の教科書、といった感じの作品。だったら城に忍び込む時は堀を潜って渡るのではなく、水グモを使って欲しかったけど。そういう悪ふざけをしないのが本作の良いところ。巻物咥えて忍術を使ったりはせず(そりゃそうだ)、ひたすら忍者のキビしさにスポットが当てられていきます。主人公の忍者、その名は石川五右衛門。演じるはもちろん市川雷蔵。とても五右衛門には見えないね、ははは。で物語は、五右衛門伝説に『屋根裏の散歩者』を絡めつつ(?)、忍びの者の暗い宿命を描きつつ、クライマックスはまるで戦争映画のように盛り上がっちゃったりして、いやなかなかスゴい作品でした。それにしても雷蔵はサワヤカ過ぎる。岸田今日子とのカラミって、どうなのよ、コレ。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-09 00:40:55)

6.けっこうおもしろかった ホットチョコレートさん [地上波(邦画)] 7点(2010-12-14 20:35:46)

5.雷蔵主演の忍者映画。社会派で知られる山本薩夫監督の作品ということでちょっとかたいかなと見る前に思っていたが、確かに単純な娯楽映画という感じは受けないものの、それでもなかなか面白かった。雷蔵の忍者役というのは初めて見たが相変わらずクールでかっこよく、それでいて演技もうまい。しかし、この映画ではそんな雷蔵よりも、やはり二つの顔を持つ忍者集団の頭領を演じる伊藤雄之助の存在感あふれる怪演ぶりがもっとも印象的で、中でも普通の老人という感じから突然ものすごい動きをはじめるあたりはインパクトが大きく、また不気味で怖い。まさしくこの役は伊藤雄之助ならではだと思う。そしてその部下を演じる加藤嘉もなにか不気味な演技を見せていてこちらも印象的。ただ、信長を演じる若山富三郎は体格が良すぎで、以前に見た「尻啖え孫市」で弟・勝新が演じた信長と同じくちょっと違和感を感じるのだが。続編もあるようなのでそちらも見てみよう。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-30 12:39:00)

4.山本薩夫って社会派にしてはウマイ人という印象があり(なにしろ座頭市も一本撮ってるくらいで)、本作も評判良かったんで期待して見たら、あるいは期待しすぎちゃったのか、スカッとはいかなかった。やっぱり社会派、下忍だって人間なんだ、という人間賛歌の話なので、雷蔵のクールな魅力があんまり生きない。いいのは二つの忍者集団の頭領を交互につとめる伊藤雄之助の怪優ぶりで、モッタリしてたのがひとたび変装すると、小道をササササと小走りに行くなんてあたり。あと役目をちゃんとやってるか見守る加藤嘉の気味悪さも印象に残る。日本映画黄金期にはこういった脇役が豊富にいたなあ、とあらためて思う。これを見る前に同じ62年の篠田正浩作品『涙を、獅子のたて髪に』を見てたんだけど、それで主人公を誘惑してた岸田今日子が、これでもまた主人公を誘惑していた。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-08 10:19:49)

3.現代劇の雷蔵、時代劇の雷蔵と色々見てきたが、忍者の雷蔵はまずまずといったところ。
女優陣にイマイチ魅力が感じられず、そこが残念。
伊藤雄之助が凄い動きをしていたのが、個人的には最大のインパクト、、と思っていたら、老けメイクで当時40代前半だったんですね。 にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-26 20:31:05)(良:1票)

2.この映画に登場する忍者は、何だかみんなプロ意識が薄いよ。「忍者には一人の女を想ってはいけないという、固い決まりが有るんだ」って、意思弱すぎだよ雷蔵さぁーん。けど楽しかった。物語のサプライズが前半にあり、忍者アクションは定番ながらふんだんに盛り込まれ(個人的に一番凄かったのは魚釣りだけど)、ラストは迫力ある合戦シーンで魅せる。猛毒をもモノともしない信長のパワーが光ります。 紅蓮天国さん 6点(2004-08-31 04:19:43)

1.天下統一目前の織田信長と伊賀忍者との闘いを描いた映画で、大泥棒として有名な石川五右衛門が伊賀忍者で首領に弱みを握られ、いやいや泥棒を働きつつ信長の命を狙うという設定。忍者と言うとドロンと姿を消したり、マジシャンまがいのワザを使うという印象だがこの映画では秘密工作員と言った感じで割と現代的。結構暗い話だがこの後人気シリーズとなるのよね。伊藤雄之助の不気味な演技が迫力! 黒猫クロマティさん 7点(2003-12-08 11:52:36)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.54点
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100.00% line
200.00% line
300.00% line
417.69% line
500.00% line
6430.77% line
7753.85% line
817.69% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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