みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.世に数多ある超常現象ネタの中では、比較的人口に膾炙している部類のものでありながら、お世辞にも人気があるとは言い難い、この「人体自然発火現象」というヤツ。このネタで映画が一本撮れると考えるのが、さすがトビー・フーパーであり、本当に撮ってしまうのがこれまたさすがトビー・フーパー。誰も止めなかったんでしょうか、というのは、言いっこなし。 見てるとやっぱりグダグダで、ほら言わんこっちゃない、と思うのですが、見てるうちにどんどんテンションが上がってくる。なんだかわからんが、テンションが上がっていることだけは間違いない。やっぱり彼は、「悪魔のいけにえ」の監督であり、「悪魔のいけにえ2」の監督なんだなあ、と。たぶん彼自身が内なる炎で、自然発火寸前なんでしょう(ジョン・ランディスはとうとう劇中で発火してしまいましたが)。 体制への怒りなのか、周囲の無理解への怒りなのか、とにかくその怒りを主人公に託し、炎として可視化しまくる。なんだかやっぱりよくわからんが大変に盛り上がる映画でした。で、誰か止めろよ。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-07-16 06:59:33) 3. 人物関係や背景についての説明がまったくないので、ホラーサスペンス系の娯楽映画としてはとてもわかりにくくて不親切。 勢いを楽しむ人には良いかもしれないですが、たとえ娯楽映画でもストーリを理解しながら鑑賞したい人には不向きでしょう。 ただなんかよーわからん妙な迫力だけはあります。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-04 02:41:42) 2.これは好き嫌いが激しくわかれるかも。俺はイマヒトツやってん。ごめん。映像はインパクトあるで。みんな恐ろしいほど強烈に火を吹きまくるから。でも肝心のストーリーがよくわからん。てゆーか、俺が馬鹿なんかもしれんけど、人間相関図がよくわからんねん。あんま、ちゃんと説明してくれへんから。後半になって、事件の真相がわかって、はじめて人物関係もわかってもーたとゆう始末。そーでなくても突然のDJおっさん登場(なにもんだ!)とか、あの女性は?とか、キャラが唐突すぎて。それに後半の展開も、なぜ、あのおっちゃんがあんなことしたの?とか、主人公はどーしてそんな行動とったの?とか、わかりにくいし。主人公にいま一つ感情移入もできひんかってん。だって知り合いが焼けて死んだって聞いても、なんか冷静やねんもん。展開が謎のままドンドン進んで行くんで一挙に観れたけど。ラストもめちゃくちゃサラってしてるで。あの一瞬出てくる手なんて、あっさり描きすぎちゃうんかな。一瞬何が起こったのかわからんかったし。フーパー監督、嫌いじゃないけど、この作品も、フーパー監督さんらしい、一本ネジがはずれたよーな感じの映画やけど、これは俺はのれんかった。 【なにわ君】さん 3点(2005-01-13 00:20:15) 1. 誰も書いていないのは驚きだが、いけにえに並ぶフーパーの傑作である。久々に自身で脚本まで手がけ、B・ダーリフを主演にすえていかれ気分満点。どうしようもないラストシーン。これこそがフーパー作品だ。 【swamizi】さん 10点(2003-12-20 22:46:10)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS