みんなのシネマレビュー

オール・アバウト・マイ・マザー

All About My Mother
(Todo Sobre Mi Madre)
1999年【スペイン・仏】 上映時間:101分
ドラマ同性愛もの
[オールアバウトマイマザー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-11-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2000-04-29)


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監督ペドロ・アルモドバル
キャストセシリア・ロス(女優)マヌエラ
マリサ・パレデス(女優)ウマ・ロッホ
ペネロペ・クルス(女優)シスター・ロサ
アントニア・サン・ファン(女優)アグラード
フェルナンド・フェルナン・ゴメス(男優)ロサの父
エロイ・アソリン(男優)エステバン
ペドロ・アルモドバル(ノンクレジット)
塩田朋子マヌエラ(日本語吹き替え版)
鈴木弘子ウマ・ロッホ(日本語吹き替え版)
原康義アグラード(日本語吹き替え版)
小宮和枝ロサの母(日本語吹き替え版)
森田順平ロラ(日本語吹き替え版)
滝沢ロコ(日本語吹き替え版)
伊井篤史(日本語吹き替え版)
脚本ペドロ・アルモドバル
音楽アルベルト・イグレシアス
撮影アフォンソ・ビアト
配給ギャガ・コミュニケーションズ
字幕翻訳松浦美奈
その他テネシー・ウィリアムズ(劇中劇「欲望という名の電車」原作)
あらすじ
最愛の息子が交通事故で死んだ─。母親のマヌエラはこのことを別れた夫に伝えようとマドリーヌからバルセロナへと向う。そこで旧友のゲイと出会い、また夫の子を妊娠した女性と出会う。彼女はエイズに感染していた。 さまざまな困難を乗り越えつつ、マヌエラは夫と再会した。夫はゲイになっていた・・。 アルモバドルの最高傑作であり、すべての女性に捧げられた究極の人生賛歌。

花守湖】さん(2006-05-27)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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112.マヌエラが移植された男性をこっそり見るところで私的に本作は終わりでした。
みんな違ってみんないい、とは言うものの甘ったれたシスターを筆頭に誰にも共感出来ず。余りにもご都合主義に過ぎる展開に白けっぱなしで監督の嗜好を目一杯詰め込んだ独り善がりのコケ具合著しい作品でした。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 3点(2024-01-30 16:44:09)

111.もう25年前の映画なんですね~これ。当時評価がえらく高かったので、封切後かなり経ってから早稲田松竹で観ました。鑑賞後素直に、ああ、広い世界、いろんな事情を抱えた、いろんな人が、まぎれもなく生きてるんだなぁって清々しい気持ちに。映画の中身自体は結構ドロドロしてたはずなのに。三十路に入るか入らないかくらいの時期この映画を観た事で、人間の多様性というか側面というか、一見フツ―に見えてフツ―に暮らしている人のそれぞれの「人生」の在り方を認識出来て良かったと思います。ちなみに同監督の「トーク・トゥ・ハー」「ボルベール(帰郷)」を観た後にも自分は同じような感想を持ちました。 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 8点(2024-01-10 08:26:36)

110.話が妙に唐突で、いろんな要素をごちゃ混ぜに都合良くつなぎ合わせた映画。

欠場した舞台女優の代わりに、最近付き人に雇われたばかりのマヌエラが代役を申し出るのも突飛なら、
それを言われるままに代役に立てるのも突飛。さらに舞台で大ウケするとか。んなあほな。
さらに、主演女優と助演女優が舞台に穴をあけたのに、その代わりに付き人のオカマが登場して整形話でウケルとか。なにこの茶番。
エイズとなった娘が全然やつれていないのに、次の場面はその娘の葬儀。はあ?
さらにその娘にエイズをうつしたはずのオカマ(マヌエラの夫)が唐突に元気に現れ、息子の死の話を聞いて見苦しい泣き芝居。
極めつけは、娘の産んだ子供をマヌエラが勝手に連れ出して自分の子のように育てるとか。誘拐かよw

あと役者の顔がマヌエラはじめ、舞台女優、娘の母と三人ともオカマっぽい馬面で見苦しいなと思っていたら、
オカマのマヌエラの夫がこれまた馬面。あ、なんだオカマっぽい馬面は監督の好みだったのか、と納得。

演技もなぁ、ヨーイ、スタートの合図で芝居しましたという紋切り型。特につまらない泣き芝居がやたら多くて、またかよとウンザリ。安物の演歌じゃないんだからさ。

他の方のコメントを見ると、映画オンチのおすぎ絶賛とのこと。どうりでつまらないと思った。 kinksさん [DVD(邦画)] 2点(2015-10-08 23:37:59)

109.レコードにジャケット買いという言葉があるように、DVDのジャケット借りで映画を見る。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-10 02:15:03)

108.一風変わった人間関係が織りなすドラマでしたが、悲しみの中にも大らかな温もりを感じさせる映画でとても良かったです。アグリード役のアントニア・サンフアンがいい演技をしていると思っていましが、女優と知りびっくりしました。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-09 22:52:07)

107.この作品が平均6点とは…衝撃。個人的には8~9点だが、補正のためこの点数。
男性レビュアーと女性レビュアーで大きく違うと思いますけどね。標準偏差が出ればいいのに(笑)あと、各作品ページで男性平均・女性平均点が出ればいいのに…と、サイトへの要望はおいといて。
この作品を十分に理解することができる、女性に生まれてよかった。

他の投稿型レビューサイトではもう少し評価が高いと思うが、男性の点数が強く反映されるのが、このサイトのマイナス…(男ウケする作品は、一般サイトより高く、逆に女性向けの作品は一般サイトより低くなりがち)

ステマがない(はず)、男女で評価がわかれるような作品以外の点数は納得できる、シンプルなデザインが好き等の理由でこれからも使いますけどね!(笑) Sugarbetterさん [DVD(字幕)] 10点(2013-09-07 02:25:24)

106.海を隔てたあちらの国ではたぶん評判の高い映画だろう。そういう気配はわかるような気がするのだが、果たして日本の文化で育った私たちにはどうだろうか。最愛の息子が死んだとはいえ、それを別れた夫(今でも軽蔑しているような男)にわざわざ伝えに行く感覚も到底理解できない。それにゲイとかエイズとか麻薬とかも嫌だし、品のない言葉はもっと嫌。この映画より舞台で演じられる「欲望という名の電車」の方がよほど好き。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-23 22:26:13)

105.2012.08/26 鑑賞。私には考え及ばない内容、その意味では自身の体験、経験、人生にない別世界。いつも思うのだが映画は予想だにしない、奇想天外な、信じられない、驚愕な等で表される作品が多いが、この作品はこれに該当するのか、又はシリアスな、リアルな作品なのか判断に苦しむ。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-27 14:50:51)

104.様々な事情を持ったキャラクターが登場してきて最初は映画に入り込みにくかったのですが、こういう作品もありかもと思いました。 *まみこ*さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-18 03:35:27)

103.マジックを失った、元天才アルモドバル、あわれなり。
Snowbugさん [DVD(字幕)] 0点(2012-01-14 19:30:10)

102.最初の目的を忘れたヒロインの不可思議行動に?と思っていたら、
この監督さんは同性愛者のようで、そちらをメインに描きたかったのねと妙に納得。
それならそれに見合ったストーリーを考えてくれないと。女性讃歌といいながら、
ヒロインは単なる狂言回しの役割しか果たしていない。タイトルも疑問符。
その他の登場人物たちも、その時の感情のみでしか行動できない未熟な人ばかりで、
まったく共感を覚えなかった。いい歳をした大人たちが何を甘えてんだろ。
今度はぜひ、迷惑を被った子供の立場から作品を作って頂きたいものである。
役者さんたちの演技に関しては何の問題もない。最後まで安心して観ていられた。 MAHITOさん [地上波(字幕)] 3点(2011-09-03 08:35:47)

101.今まで見たアルモドバル作品の中でも好きな一本です。
独自の色彩美と、人間像、せわしなく進行するストーリー。
これらは他の作品にも共通する特徴ですが、中でもこの作品が一番うまく、マッチしていると感じます。

それにしても、ホントにアルモドバル監督は色々な「女」を描きますね。
シングルマザーからニューハーフまで。感服します。
せかいのこどもさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-11 21:19:33)

100.息子を亡くし、母親としての自分を捨てることを決断した主人公。どんな逆境にも立ち向かってゆく女性の強さ、脆さが迫真に迫ってくるスペイン映画。赤を基調とした色づかいも凄い。 j-hitchさん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:12:02)

99.序盤、マヌエラが息子を失うマドリードのパートは非常に素晴らしかったです。この監督さんは人間の描き方が巧く、彼女の悲しみが痛いほどに伝わってきます。また、エステヴァンという本作においてキーとなる人物を、短時間の登場ながら印象に残るよう描いていることにも感心しました。しかし舞台がバルセロナに移ると、途端に感情移入しがたくなります。ゲイが女性と関係を持ったり、修道女が避妊もせず成り行きで男と寝たり、有名女優が昨日今日会ったばかりの他人を付き人として雇ったり、マヌエラが息子の死の原因となった女優と何事もなかったかのように親しくしたりと、目の前で起こっていることにいちいち疑問符が付いてしまうのです。重いドラマがどんどん軽くなっていき、最終的には母を失った子供を引き取ることで、かつて失ったエステヴァンの代わりができましたというハッピーエンドも、やっぱりよく理解できませんでした。また、出てくるのが女性かゲイばかりなので、男の私には彼女たちの会話や行動の面白さがイマイチ伝わらなかったのも問題でしょう。「たぶんこの演出は巧いんだろうな」と思いながらも、心には入ってこなかったという感じです。外国の人が「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」を見ると、たぶんこういう印象を持つのだろうという感じです。おすぎは絶賛しても、私には一生良さのわからない映画だと思います。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 5点(2009-08-07 21:43:36)

98.スペイン(?)映画で雰囲気が独特でした。でも物語としてはあまり面白いと思いませんでした。 珈琲時間さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-02 23:07:42)

97.おすぎ氏絶賛とのことで観たが、ぴんとこなかった。30年前のヨーロッパ映画といった感じ。個人的には苦手でした。 kaaazさん [DVD(吹替)] 4点(2008-11-03 21:54:16)

96.なんとも不思議な感じがしました。流れるようにストーリーが噛み合っていって、複雑ではあるもののあまり気にならなかったです。臓器移植、ドラッグ、エイズ、同性愛などのテーマがバランスよく絡んでいきます。女性の強さや大きさが描かれていますが、やっぱりよくわかりませんでした。重く、暗く、女性を描いているという点で、めぐりあう時間たちに似ている気がしました。 色鉛筆さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-10-20 22:10:07)

95.臓器移植、ドラック、エイズ、ゲイ等と考えさせられるテーマが多いが、結局何がいいたかったのかよくわからなかった。もうちょっと絞ってスッキリしてもらえるとよかった。 茶畑さん [DVD(字幕)] 2点(2008-10-07 21:01:46)

94.同じ路線だったら、後発の「ボルベール」の方がはるかに上。この作品の弱点は、登場人物のどこに注目するのか、その焦点が定まっていないこと。周辺人物の事情までをあれもこれも詰め込んでいるのはいいけど、時系列の飛び方も含めて処理が雑すぎで、どこで誰がどう変わったのかがよく分かりません。また、登場人物の日常の「生活感」が感じられないのも、この種のドラマでは大きなマイナスで(この点がボルベールは優れていた)、監督の独善性を感じさせてしまいます。 Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-30 02:57:49)

93.色んな悲劇を乗り越える主人公を中心として、オカマの人生をも描く。感動とは無縁で見たあとの後味も、表現しづらいというか、特に何も残らない。多くのことが起こりすぎて一つの事象がどうでもよくなってる時間が長いので、ストーリーとしてもイマイチ。ペネロペ・クルスの綺麗さだけが、変に浮いてる気がした。 Andrejさん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-06 01:29:44)

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【点数情報】

Review人数 137人
平均点数 6.02点
010.73% line
110.73% line
242.92% line
3118.03% line
41510.95% line
52014.60% line
62316.79% line
72921.17% line
82115.33% line
964.38% line
1064.38% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 3.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
外国語映画賞 受賞 

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