みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
15.そもそも高倉健で行間読ませるような煮え切らない文学作品作っちゃ駄目だよ。 【michell】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-11-23 15:20:26) 14.どういうオハナシかというと、健さんが居酒屋のオヤジをやっている、という、それだけなんですけどね。 居酒屋の客がなかなかに豪華メンバーで、田中邦衛がこういう場面にいるのは当然だとしても、ひとり静かに飲む池部良がいて、言動がヘンなら髪型もヘンな伊丹十三がいて、お笑い芸人にしか見えない細野晴臣がいて、誰も呼んでないのに気がついたらこういう場所にはきっと出没する武田鉄矢がいて。おや、山藤章二さんもいるじゃないですか、ではもう一人のいかにも原作者ですと言わんばかりの顔をした人は誰だろう、と思ったら、原作の山口瞳さんなのでした。 居酒屋のおかみさん、よく見かける女優さんのような気がするけど、アレ、このヒト誰だっけ、と思ってたら、本職の女優さんではなくって加藤登紀子さん。目立つことなく目立ってしまう、見事な存在感です。 で、とりとめなく様々なエピソードが綴られるのですが、映画の軸にあるのが、健さんと大原麗子、結ばれることなく別々の道を歩いてきてしまった二人の男女。映画の軸といいながら、実際にはもう終わってしまった、過去の話でもあるんですね。だから二人の人生は直接に交わることはなく、最後の残り香が消え去っていく姿がこの映画で描かれる。 人生とは様々なものを失っていく過程であって、健さんも含めてここに集う人々は、おそらくはすでに多くの物を失ってきたであろう人々(ただし、大滝秀治は除くことにしよう)。そしてまた、人々は日々、新たに何かを失っていく。そんな映画。 ユーモラスに哀しみを演じてみせる小松政夫が、絶妙のキャスティングでした。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-12-15 11:45:25)(良:1票) 13.いかにも健さん、我慢の健さん、な感じの映画であまり印象に残る場面はなかったが、良かったのではないでしょうか。大原麗子、非常に美しい!健さんを困らせてばかりで、しょうがない人です。最期は惨めでしたね・・・。伊丹十三はこういうカラみ役させたら抜群ですね。非常にウザくて、面倒な人で好演でした。 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-10-15 12:01:59) 12.全体的に散漫でわざとらしい。だいたい「高校野球のエースが肩を壊す→貧乏になる→彼女と別れる」という経路がよくわからない。甲子園に行けなかった球児、行っても勝てなかった球児、勝ってもプロに行けなかった球児、プロに行っても早々に引退する球児は世の中にゴマンといるはずで、そのたびに貧乏になっていたとしたら、日本は貧乏人だらけになります。あまりにも短絡的ではないでしょうか。実際、その後に高倉健は大手風の造船会社に就職し、それなりの役職を得ていた様子。貧乏時代との関連がよくわかりません。 それに伊丹十三のキャラも変。やたら暴力的で理不尽で、単なるイヤなヤツでした。言い換えるなら人物造形が薄っぺらい。こんな役を演じることに懲りて、伊丹十三は自ら監督する道を選んだのではないかと推察したくなります。 ただしちあきなおみに驚き。歌だけじゃなく、演技もできる人だったんですね。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-07-12 02:01:34) 11.やくざ だった、健さん(兆治)が、かたぎ になって、居酒屋をやっている..平穏に暮らしていると..そこに、やくざ がやってきて..トラブルに..最後は大乱闘、健さん大暴れ..と、いった物語を想像してたら..う~ん、まったく違う、どうでもいい(興味の湧かない)..ゆる~い 軟派な物語..だらだらと陳腐で無意味なドラマが展開されるのを..終始 苦痛に耐えながら観続けた..ガッカリ..残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-09-13 18:48:59) 10.兆治とさよのキャラクターにリアルさが感じられない映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-08 21:11:23)(良:1票) 9.大原麗子、ピッタリはまってましたねえ。なんて綺麗なんだろう。ため息が出るほどだった。身を亡ぼしていくほどの切ない気持ち…炎で焼き尽くすような女の情念。崇高ささえ感じてしまった。これもまた人間のなにか普遍的なものを求める誠実な感情なのだろうか。だからこそ見ていて共感できるのだろうか…。彼女の変わらず揺るぎない苦しみの一点が、この映画全体をしっかり支えていました。兆治もまた彼女を求め続けていたはずで、今ある日常からの脱出をどこかで夢見ていたはずで、だからわれわれも見ていて悲しいのですよね。人の夢…高校球児だったころの兆治の夢、カラオケと芝居に狂うへんな男の夢…、どこか遠くへ行きたいですね。 【柚】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-06-11 15:39:26) 8.説明台詞ばかりの脚本にまずげんなりするが、それぞれの登場人物も、何を表現するために出てきているのか全然はっきりしない。キャラクターの骨格が定められていないので、演者の芝居もすべて上滑りしてしまっている。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-01-03 23:24:44) 7.いつもの高倉健ですね。実在する居酒屋がモデルという事ですが、高倉健の為に作った本じゃないかと思うくらいはまっています。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-06 17:20:56) 6.高倉健、相変わらず渋い。そんな高倉健に対してやりたい放題の伊丹十三、その他出演者の顔ぶれを観ると大滝秀治に田中邦衛に小松政夫って何だか「北の国から」みたいなキャストだ。作品そのものは特別面白いとは感じないし、どらかというと苦手な感じの暗さが漂う。それでも普通に観れてしまうのはこれはやはり高倉健の魅力あればこその作品で感じでして、そうそう、大原麗子も出てたよなあ!何だかとても幸せとは無縁の感じの女を演じていたけど、大原麗子という女優というよりも一人の女性の人生を見ているようで辛い。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-10-11 15:04:14)(良:1票) 5.原作に忠実であろうとしているのかどうか分かりませんが、色んなエピソードを盛り込み過ぎでバラバラ感が否めません。小説をページ飛ばしで読んでいる感じ。 兆治とさよの関係が主題なんでしょうが、ぼやけてしまっています。 大原麗子って本当に色気がありますね。病気で芸能活動から遠ざかったみたいですが、美しい思い出だけを残して去っていったというのは、見る側にとっては良かったのかも。 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-01-01 23:54:08) 4.大原麗子さんの役柄が、彼女の人生とダブって見えてしまい、悲しくてたまらないです。綺麗だからと言って、幸せな人生を送ってるとは限らないんだな・・・。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2006-07-05 21:29:13)(良:1票) 3.健さん、加藤登紀子から大原麗子までなんて顔面ストライクゾーン広過ぎだろっ!!おっ動いてるちあきなおみ初めて見たよ!ちなみにうちのかぁちゃんの十八番は「喝采」です。俺が、お昼寝する時に枕元で子守唄がわりにいつも歌っていました(←どんな親だ)。なんておふざけはここまでにしまして、う~んいい映画ですよね。健さんは相変わらず不器用で正直な男だし大原麗子は幸薄い美しい女性を熱演しています。個人的には、マンガ「人間交差点」に近いものがあるかなと思いました。うらぶれた居酒屋で起こる人間の優しさと愛、そして悲劇が見た人に深い感動を与えてくれるのではないかなと思います。ラストに流れる健さんが歌う「時代おくれの酒場」は横に動く珍しいエンドロールと共に必聴&必見ですよ!! 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-26 01:50:59)(良:1票) 2.健さんはいつもの寡黙なキャラで 登場人物達もけっこう悲惨な人が多くシリアスなはずなのですが、 どこか現実感が無く御伽噺のような感じです。 大原麗子は昔のウィスキーのCMしか知らなかったので、 ウィスキーの飲みすぎで死ぬのが少し面白かった。 でもとても綺麗で驚きました。 【amicky】さん 7点(2004-06-19 00:16:29) 1.高倉健の隠れた名作と言われる本作。中学生の時2-3回観にいきました。高倉健が脱サラして居酒屋のオヤジに。ひとつの男の生き方を示してくれます。主題歌も高倉健。加藤登紀子のカミサン役は意外性があるがこれが中々のモノ。そして居酒屋にあつまる客には様々なゲストが・・・。「人が心に思う事は誰にも止められない。」函館を舞台に様々な人生模様が繰り広げられる。 【東京50km圏道路地図】さん 9点(2004-02-17 01:45:16)
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