みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
14.「駄作」だらけの、昭和“プロレス”時代のゴジラ映画の中では、なかなかどうして“楽しさ”だけは随一と言える作品だったのではないかと思う。(無論、この時代の他のゴジラ映画もつぶさに観てきて、ハードルを下げきった上での鑑賞だったからだろうけれど……) まず何と言っても、シリーズ初登場となる“メカゴジラ”の娯楽性溢れる存在が良い。 ブラックホール第3惑星人という荒唐無稽な宇宙人が操るこの機械仕掛けの大怪獣の存在性は、良い意味で東宝特撮映画ならではの馬鹿馬鹿しさに溢れている。 文字通り全身から放たれる兵器によって、対するゴジラを苦しめ、一旦は瀕死の状態まで追い込んだ戦績は、長きゴジラ映画シリーズにおいても賞賛に値するのではないかと思える。 あくまで「兵器」であるメカゴジラの特性上、ストーリー的な主軸が人間たちの攻防にある点も好ましかった。 馬鹿らしくて子供だましではあるけれど、滑稽な宇宙人たちとの攻防に、インターポールまで介入し、SFとスパイものが合わさったようなアクション映画的な展開は、この時代の娯楽映画の在り方として正しかったと思う。 また今作では、沖縄がメインの舞台として描かれ、キングシーサーなる土着怪獣まで登場するわけだが、この映画の公開当時、沖縄は2年前に返還されたばかりであり、それ故の風俗描写の微妙な違和感もまた興味深い。 文化面や精神面の描写で垣間見える理解度の低さが、当時の本土と沖縄との“距離感”を表しているように思えた。 沖縄が舞台にも関わらず、自衛隊も米軍もまったく登場しない展開にも、世情に対する製作者たちの思惑が垣間見える。 というわけで、今作においては、肝心の“ゴジラ”の印象は極めて薄いが、それを補うだけの娯楽性と、様々な側面での見応えはあるゴジラ映画だったとは思う。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-07-30 11:04:21)(良:1票) 13.田島令子、平田昭彦、岸田森、睦五郎、小泉博、大門正明と特撮ファン垂涎のキャスティング、佐藤勝のノリのいい音楽、そして中野昭慶と川北紘一によるパワフルな特撮(メカゴジラの全砲一斉発射は最高!)はまさに娯楽映画の鏡。 【ガブ:ポッシブル】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-03 20:05:05) 12.音楽が中々良いです。ちょっとマンボ調&沖縄の伝統音楽とのミックスが意外と戦闘シーンにあっている。但し、唐突に始まるキングシーサーの歌には思わず笑い転げてしまった。しかも最後は微妙なところで切れてるし。せめて最後まで流してあげましょうよ! 【民朗】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-07-25 22:46:42) 11.メカゴジラのデザインは3種あるが、この初代はとにかくカッコ良い。それだけでもう満点あげたいくらいです。日本SF界でもトップクラスの秀逸なデザインだと思う。ほれぼれします。 【shun-pop】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-04-16 11:41:10) 10.それにしても、昭和のメカゴジラのニヒルさといったらない。武器を全発射するシーンは最高にカッコイイ。ゴジラ映画が斜陽期だったころの作品ではあるが、現場からの熱意は大いに伝わってくる。ゴジラの盟友・アンギラスが口を裂かれて死ぬのが大いに哀れ……。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-10 02:38:30) 9.ミサイルが刺さったまま立ち上がるゴジラに鬼気迫るものを感じました。キングシーサーは、ガッツはある。いやー、しかしメカゴジラかっこいいですね。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-03-21 17:53:06) 8.キングシーサーの歌だけはなぜかおぼえている、、、シーザーシーザー、おっといかんいかん。 【maemae】さん [ビデオ(吹替)] 1点(2005-11-12 01:42:12) 7.ビス丸出しのダサさが逆にカッコいい初代メカゴジラが登場する第14作。「ゴジラの最大の敵はゴジラ自身」という発想自体は良かったと思うのだが、作品の質が志に追いつけなかった。残念。ま、日本に復帰したばかりの沖縄の様子を収めた貴重な記録フィルムとして納得するしか。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 3点(2005-11-04 21:46:39) 6.とにかく僕の沖縄のイメージはこの映画のOPの音楽。メカゴジラのメインテーマ?もカッコイイ。メカゴジラもカッコイイ。なにが問題か? ゴジラとキングシーサーだ。そういうわけでゴジラ映画の中では好きなほう(うはw)であります 【ようすけ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2005-10-19 00:48:43) 5.子供の頃に観た時の印象は、「この映画のゴジラは顔も歩き方も何だかカワユイなあ」という事と、「メカゴジラの派手な飛び道具で悶絶してたくせに、唐突にゴジラが立ち直って、あっけなく終わっちゃったなあ」という事。で、この度観直してみると・・・まあ、概ね記憶どおりでしたかね。ストーリーや設定の細かいところは忘れておりましたが、いや、なかなか味わいがありますな。松島博士、専門分野は一体何なんだろうか。謎の金属の正体が「スペースチタニウム(←!?)」である事を突き止め、宇宙人に遭遇してもまったく動じず、メカゴジラの故障を容易く修理してしまう。さすがはノーベル賞を受賞したというだけのことはありますね、科学のあらゆる分野に精通している!田中耕一さんだってこのくらいのことは朝飯前なんでしょうなあ。そうそう、宇宙人に遭遇しても動じないのは、こりゃまあ道理であって、宇宙人とは言ってもどう見ても普通のオッチャンだからね。葉巻をくゆらしながら、日本語で独り言をつぶやく宇宙人。七三分けの髪型もバッチリきまってるぜ! 基地の壁には何と壁掛け時計が! いやあ、この緊張感の無さ。で、とりあえず何やかんやで古代の予言通り、キングシーサー復活! でも寝てるぞ! 宇宙人はメカゴジラに指令を出す、さあ今のうちにやっつけちゃえ! マイクでメカゴジラに指令を伝える宇宙人、実にアバウトな指令だ。一方、シーサーを目覚めさせるために何故か歌い始める女性!なかなか起きないから2番まで歌ってしまう。無事目覚めたシーサーに加え、ゴジラも登場。「キューピー人形の体勢で空を飛ぶメカゴジラ」対「ロシアのインチキ超能力者みたいな電磁石ゴジラ」の死闘の顛末はいかに! と、まあ見所の多い映画ですが(うはは)、前半のコンビナート炎上シーンなど、スペクタクルシーンは意外にも冗談抜きで見ごたえありました。というのも、特技監督が中野しょーちゃんなので・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-04 01:35:22)(良:2票) (笑:1票) 4.記憶が正しければ初めて見たゴジラ映画がコレだと思う。当時小3だったか。ミサイルを連射するメカゴジラがかっこ良かった。しかし、キングシーサーは子供が見てもお世辞にもいいとは思えない。「ミヤラビの祈り」は初見から15年たった現在でもよく覚えている。ちなみにこの映画はテレビの特撮番組によく出ていた岸田森が出演した唯一のゴジラ映画である。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2005-04-06 22:22:17) 3.暗い夜~のぉ~、灯りが消えるぅ~♪、、、、、、爆笑。キング・シーサーよわっ!ゴジラも殺されかけ!でも・・・・、そこで復活するのがごずぃ~ら~!妙に縦に長いカットで終わる幹事が時代の古さを感じさせてくれますなぁ~。 【M・R・サイケデリコン】さん 5点(2004-12-12 20:11:41)(笑:1票) 2.個人的に“ゴジラ・シリーズ”で好きな作品です 30年ぶりに聞いた「ミヤラビの祈り」のフレーズは耳に残ってました(笑) 何故にフルコーラス聞かんと目が覚めん… キングシーサーといい、(対メガロでの)ジェットジャガーといい、敵役の引き立て役ということで… しかし、メカゴジラは圧倒的に強かった記憶があったんだけど、今見ると…ね そうそう、メカゴジラの戦闘モードの音楽は好きだなぁ(^-^) 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-11-11 01:00:05) 1.う~ん,確かにキングシーザーのテーマ曲(?)は,あの名曲(?)モスラのテーマ曲と比べるといけてない。全体的な作りもやはりチープさが漂い子供向け映画全開である。今時の子供達は決して,この程度の作りでは満足しないだろう。っが,当時根が単純なお子チャマだった自分は大いに満足したものだった。やはりゴジラ・ガメラ(特にこの年代に作成された)作品に大人の鑑賞に堪えられるものを望むのは酷なのか。。。 【北狐】さん 6点(2004-07-14 10:34:43)
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