みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
22.焼身自殺の進化系って感じ? 【マー君】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-11-03 09:41:33) 21.老いというテーマが背景にあるため、シリアスな部分も当然あるんだけど、基本的には軽いコメディーで、前半あたりに少し退屈な部分があるものの、なかなか楽しめた。時代が時代なら東宝でクレージーキャッツ主演でやっていそうな印象も残り、穴を掘るメンバーに谷啓や青島幸男を起用していたり、メンバーが最終的に7人構成になるあたりはクレージーキャッツの映画を意識していると強く感じられ、クレージーキャッツの映画が好きな身(とはいえ最近は機会に恵まれず見れてないのだけど。)としてはなんかうれしい。しかし、(比べるのもどうかと思うが。)シリアスな部分があるからか、クレージーキャッツの映画ほどの爽快感はなく、最後のシーンあたりはなんか湿っぽく感じてしまったのも事実で、本当に60年代にクレージーキャッツ主演で古澤憲吾監督あたりが手がけていれば、爽快なままラストを迎えたのではないかとつい思ってしまった。とはいえ、山崎努をはじめとする主役の老人たちを演じている俳優たちはみな好演しており、安心して見ていられる。(長門勇が岡山を連想させていて笑える。)それからこの映画はちょうど一週間前に亡くなった森繁久弥の遺作である。出番は少なくセリフも一言だけなんだけど、さすがに登場シーンでは風格が漂い、出てくるだけで圧倒的な存在感を放っていて、まさに名優であると思う。また「社長シリーズ」などの喜劇映画で活躍したこの名優の遺作が喜劇映画なのは偶然ではないような気がする。白寿の老人役なのだが本当にこの映画の役柄のように白寿や百歳まで生きていてほしかったし、あらためて残念に思う。森繁久弥だけじゃなく青島幸男と藤岡琢也にとってもこれが遺作なんだなあと思うとなんだか切ないなあ。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-17 20:32:29)(良:1票) 20.一応コメディなんですが、シビアでシリアスな部分とコミカルな部分、ゆるい部分と緊張感のある部分などのバランスが良いです。前半の話の展開しないっぷりはちょっと退屈ですが、後半からラストの持っていきかたはめちゃくちゃながら、なかなか面白く、感動もしました。個人的になかなか好みな一本。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-07 18:03:13) 19.長門勇の健在ぶりがうれしい。 【はるこり】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-27 00:58:44)(良:1票) 18.評価悪くないですね。でもひとえに、役者の力ですね。僕もテレビドラマ程度には良いですが、映画としての深みまでは到達していない感じがする。つまらないわけではないけど、心にも沁みなかった。 【如月CUBE】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-12-02 22:55:44) 17.深夜、テレビであってたから見た。映画館にわざわざ足を運ぶ程面白いわけではない。テレビであってないと絶対に見ないであろう映画。でも、暇つぶし程度には面白かった。役者陣がいいですね。老人が主役の映画ってナゼ面白いんだろう。なんかほのぼのしてるし親近感も湧く。みんな、可愛い。個人的に宇津井健が好きなので、なんか良かった。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-10-29 04:39:54) 16.山崎努の猛烈なあやまりっぷりが面白かった。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-17 16:34:48) 15.コメディなんだけど生きていれば誰もが直面する「老い」というテーマに真正面から取り組んでいる。長く生きることにどんな意義があるのか。白寿の祝いの席で老いることの虚しさととみっともなさが映し出される。しかし死ぬ前に一花咲かせる「死に花」計画が老人たちを生き返らせる。いや、もともと若い人以上に活き活きとしていることは活き活きとしていない星野真里が見せている。「老人」に対する間違った概念がいわゆる老人らしい老人に変えてしまう世の中。ここに登場する老人たちは恋愛をし、セックスをし、悪さもする。たしかに体力は衰えるがバイアグラを飲まなくても成り行きにまかせましょうという人生経験から培われた若者にはない「余裕」を備えている。さらに負のイメージしか持ち得ない「痴呆」までも前向きに捉えるラストシーンが心打つ。個人的にはキャスティングに不満。老人問題を明るく描くためのものなのだろうが、青島幸夫は青島幸夫だし、谷啓はいつ「ガチョーン」とやってもおかしくないくらい谷啓だし。いっそシリアス老人をこの二人に、コメディ老人を俳優でやってくれたほうが面白そう。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-07-26 16:51:56) 14.ご、ごめんなさい。つまらなかったです。青島がなあ 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-10-18 17:57:28) 13.頑張ってる爺さん達の姿は良かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-06 13:09:15) 12.穴掘り中に発作で死に掛けた谷啓さん。彼の死に花「がちょーん」を期待したがどうやらそういう映画ではなかったらしい(まばたきはマッハ)。主力の4人が共に個性豊かでいぶし銀。和子のキャラがしっくりこなかったのを除けば爺祭りに相応しい。 【モチキチ】さん 7点(2005-03-23 03:22:33) 11.青春とは高校・大学時代のことをいうと思っていた、この映画を観るまでは。この映画のジイさん達は、青春は年齢なんて関係なく心つまり気持ちの持ちようでいくらでも変わることを教えてくれた。このジイ・・・いや、心は10代のジイさん達には元気そして希望をもらったと思う。ポジティブで楽しい人生を送り、笑って死にたい。 【武蔵】さん 7点(2005-03-22 19:50:44)(良:1票) 10.笑える映画なのに最後はぐっときます。元ちとせの歌もいい。ただ銀行強盗するだけじゃなく、一筋縄には進まないストーリーにひきつけられるいい映画。ただ自分には少し早かった 【マキーナ】さん 7点(2005-02-24 14:26:44) 9.森繁!まんまやんけ!! 【あずき】さん 6点(2005-02-12 13:12:34) 8.優雅だよね。ここに出てくるご老人方々は。ひと花咲かせるので金庫破りとは、いささか強引ではあるが無邪気さに興奮します。ビルがあんなに傾いているのに誰も気付かないなんて事は横に置いときます。そうそうたる俳優陣を出しているのでもう少し個性を生かして欲しかった。仕置人さん、青島だぁ~さん、ガチョ~ンさん、ザ・ガードマンor赤いシリーズのお父さん、白寿までご活躍を。私が後10年歳とって1点、もう10年とって1点、点数上がる作品なのでは。 【チューン】さん 7点(2005-01-12 11:59:17) 7.医療・年金・介護と社会的には老人というカテゴリーに入れられ、とかくお荷物とされる65歳以上の方々、そんな彼らの逆襲に老人しか持ち得ない戦争という共通認識を上手く取り入れ、コミカルに軽く仕上がっている。今や芸能人の葬式しか拝見できない森繁ジイの白寿、久々お目にかかった長門勇はうれしい。藤岡琢也は昔みたいにコテコテの大阪弁を喋らせて欲しかった。宇津井と青島がもう一つ、星野真里も微妙に・・・西田尚美あたりの方がハマるんだが。根本的なツッコミとしては、一支店に10数億円も置いてないし、安全靴の長靴を軍靴にダブられたいのもミエミエでした。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-11-23 15:22:33) 6.原作とは結構違いがあった。まず、あれだけの犯罪を犯している最中だと言うのに、それに対しての緊張感とスリルがあまり感じられなかった。それはお爺さん達が放つ、年齢からの心の余裕がそうさせるのかもしれない。でも、あれだけの事をやっているのだから、もう少しハラハラドキドキさせて欲しかった。その点、原作では警察からの視点がストーリー上に入っていた為、手に汗握る緊張感とスリルがあった。次に、もう少しキャラを濃くして欲しかった。お爺さん四人と歳よりホームレス、それに女の子とお婆さん。一見、キャラがハッキリしているようだけど、思ったよりそうでもない。主人公である菊さんは原作ではもっとしっかり者で、みんなからの信頼が厚く、完璧なリーダーだった。だけどこの映画の菊さんは、ちょっと情けなくて、頼りになるとは言い難い存在だった。穴池はエロジジイ。穴池は個性がそれなりにあった。だが、伊能と庄治は問題外。キャラ薄で個性なし。キャラの被った普通のお爺さんが二人いるよ、って感じでした。危うく菊さんとも被りそうでした。で、鈴子さんは問題なし。間違いなく合格です。そして最後に登場、和子ちゃん。誰だお前?原作にまったく登場してない。それなのにやたらと登場機会が多い。伊能と庄治以上にキャラが濃い。この映画の場合、和子がいないと成り立たないくらい和子の存在がでかい。始めは説明役の様に颯爽と登場し、いとも簡単にお爺さん達に解け込んでしまい、最終的には仲間入りしてました。でも和子がいたぶん、ストーリーがかなりスムーズに進んでいたように思います。・・・でも、なんか原作と同じ所を探すほうが難しいのではないかと思うほど、この映画は原作をかなり無視して作ってありました。で、結局僕が言いたいのは、この映画は原作とはまったくと言って良いほど違うけど、テンポの良い楽しくて面白い映画でした。って事です。では、年寄りってスゲーなって事で8点。 【ボビー】さん 8点(2004-11-18 22:11:12)(良:1票) 5.むう・・・平均点下げちゃってごめんなさい。でもどーしても引っかかっちゃった事が一つ。あんな計画をやり遂げるのって相当なモチベーションとか執念とか、或いはルサンチマンが必要だと思うんですよ。だから例えば脱獄モノとかで、自由を得るために穴を掘るってのは、分かります。でもこの作品の場合、主役は高額の老人ホームで悠々自適に暮らす老人たちじゃないですか。一応元銀行員の復讐というのが出てくるけど、それと「最後にもう一花咲かせたい」というのだけじゃ動機が弱すぎるような気がしたんですよね(コメディとしてのパンチがあれば、その辺のリアリティの無さもカバー出来たと思うんですけど)。それにもう少し、老いていくことの哀しさとか、その中での生きていくことの歓びとか、或いは戦前戦後の日本の姿とか、強く表現して欲しかった。犬童監督の前作「ジョゼと虎と魚たち」があまりにも気に入ってるので、ひょっとすると期待しすぎたところがあったのかもしれませんが、これは監督の資質と作品の内容が合ってないような気がします(あ、でもあのラストシーンはちょっと犬童監督らしさが出てたかな)。も少し年長の監督、例えば岡本喜八監督とかの方が良かったんじゃないかなあ。 【ぐるぐる】さん 5点(2004-11-12 18:32:52) 4.笑いの中に切なさあり、いや切なさの中に笑いあり、、、かな。とてもよかったー。。。老人になって、ボケても体が衰えても、恋もしたいし、楽しいことしたいし、気持ちは若いときと同じ。自分もそんな老人になれたらいい。ゲンさんの葬式、あんなオシャレなのもありかな。 【カルーア】さん 8点(2004-07-14 20:53:14) 3.コメディなんだけど、どこかに寂しさや懐かしさのようなものが入ってる。こういう感情は何だろう、と思うけど、まだ10代の私にはわからない。自分も同じくらいの年齢になればわかるかな、と思う。銀行強盗をするために、70を超えた老人たちが必死になって掘る深い穴。あの穴の長さは、みんなの歩いてきた長さを象徴しているんだろうか。時にはつらいこともあった。戦争もあった。それでもみんなここに生きていて、こうやってまた子供のように遊びながら人生を楽しんでいる。途中ビールを飲んだりふざけあったりしながら掘った長い長い穴は、最後にひとつの目標にたどり着く。誰があの計画を予想できただろう?そういう時はこの老人たちが羨ましい、カッコイイ、と思う。 【揺香】さん 10点(2004-05-13 13:39:42)(良:2票)
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