みんなのシネマレビュー

田舎の日曜日

Un Dimanche A La Campagne
1984年【仏】 上映時間:95分
ドラマ
[イナカノニチヨウビ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-26)【Olias】さん
公開開始日(1985-11-02)


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監督ベルトラン・タヴェルニエ
キャストサビーヌ・アゼマ(女優)イレーヌ
ミシェル・オーモン(男優)ゴンザグ
ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ(女優)マリー・テレーズ
撮影ブリュノ・ド・ケイゼル
製作ベルトラン・タヴェルニエ
アラン・サルド(製作代表)
配給フランス映画社
あらすじ
年老いた老画家。今日は息子夫婦と孫たちが、いつものように訪ねて来る日曜日。娘もいるが、娘はめったに訪ねて来ない。・・・はずであったが、今日はいつもと違うようだ。皆がうたた寝をしていると・・・・・

たきたて】さん(2011-11-06)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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5.《ネタバレ》 あの老人の心象をいちいち語るナレーションですが・・・どう考えても不要だなあ~。まあ、いいか。さてこの映画は楽しいんです。ある日曜日、田舎の老画家の屋敷で起伏の少ない話が進むだけなのですが楽しいんです。画、音、流れるようなカメラワーク、すごく広がりがあって翼が生えたような気分になります。室内シーンでは外で遊ぶ子供の声がかすかに聞こえたり、窓の多さが採光に冨む光あふれる室内を生み出し、外界と一体化しているようです。老画家は、老いを直視できず、若き日の自分という幻に生きています。ですので孫の存在を受け入れられないのか、全く孫に興味を示さず、女の子が木に登って降りれなくなり大騒ぎの時にも、お茶でも用意させようと暢気にかまえていますし、その女の子の書いた絵も全く見ようとしません。見えているのは、息子であり、そして独身の娘なのです。息子と色褪せた長椅子について語るシーン、庭にいる若き日の妻と自分が登場し家の中の子供たちを呼ぶシーン、など過去に執着する姿を描き、娘とダンスを踊った後、娘と息子夫婦が帰ってからのラストがこの映画の見せ場。駅からの帰り道、アトリエ、ようやく時の経過を受け入れる老人の姿が台詞なしに見事に表現されています。あの縄跳びをする少女二人の後ろ跳びは、きっとそれを初めて見たのでしょう。アトリエのシーンはもう過去への訣別そのものですね。それでは私もそろそろ今日という日に訣別しまして、真っ白なキャンバスで明日を迎えるとしますか。おやすみなさい。 彦馬さん 9点(2004-10-07 23:46:25)(良:3票)

4.本当に印象派のような画面が緩やかに続きます。印象派好きの日本人にはこたえられない逸品でしょう。光と闇のコントラストから光景の美しさを描写するならありがちですが、この作品では微妙な光の強弱のみで、風景と心情を描き出していきます。エスプリを効かすだけが能ではないということを知らしめるフランス映画の傑作。この前見たのはかなり前だったような。だいぶくだびれだしたいまの私には、あの光の美しさで洗われたいという気持ちでいっぱいです。 バッテリさん 9点(2004-02-09 19:18:41)

3.映像の美しさが秀逸。 アクアさん 9点(2003-12-22 22:57:37)

2.フォーレの音楽と絵画のような映像。年を取った親と、とうに大人になったはずの兄弟の確執。すべてがきっちりとはまっていて、見終わった後に美味しい紅茶を飲んだような、その紅茶に苦い隠し味が効いていて、そのせいでなおさらに気になるような、あとで沁みてくる映画でした。 omutさん [映画館(字幕)] 9点(2003-06-17 02:54:42)

1.光の当たり方がいいです。2人の少女が不思議で忘れられない。 mayuさん 9点(2001-06-09 19:34:11)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.89点
015.26% line
100.00% line
200.00% line
315.26% line
4210.53% line
5210.53% line
600.00% line
715.26% line
8631.58% line
9526.32% line
1015.26% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1984年 42回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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