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男はつらいよ 柴又慕情

1972年【日】 上映時間:109分
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
[オトコハツライヨシバマタボジョウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(1972-08-05)


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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
吉永小百合(女優)高見歌子
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
松村達雄(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
津坂匡章(男優)川又登
佐山俊二(男優)不動産屋Cの主人
吉田義夫(男優)親分
谷よしの(女優)金沢の宿の仲居
宮口精二(男優)高見修吉
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作島津清
企画小林俊一
高島幸夫
配給松竹
美術佐藤公信
録音松本隆司(調音)
中村寛
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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3.《ネタバレ》 【とらやの入り口に貸間ありの札、しかし、それ以上に目立って仕方なかった見慣れない置物 ペプシ篇。今回のマドンナ:吉永小百合さん。】 
主題歌をバックに河原でゴルフをやってるタコ社長と源公さん。蛾次郎さんは前回一回お休みだったから再登場がすごく嬉しい。しかし、主題歌をバックに寅さん以外の出演者が出ているのって初じゃないかなってまあ、そうは言ってもタコ社長、見慣れない派手で真っ赤なシャツなんて着てるもんだから あれがタコ社長だったと気付くのに時間が掛かるんですけど。そしてそれを余所目に今回、協力:ペプシコーラのカタカナ文字が違和感有り有りで。もうオープニングだけで語りたい事目白押し。
そんな今回、寅がヒロシにつっこむ「ヒロシ! ぼくぼくぼくぼくナスばっか食ってないで なんか上品な話題でも提供しろよ」みたいな可笑しな台詞。
はたまた「さくらは痔の話、おじちゃんは屁の話、もうちょっと上品な話はねえのかよ まったくよう!」とかなんとか言ってたこの台詞。でもこれって実はきっちりと練りに練られて放たれた台詞だったんだろうなっとか推測できます いやスゴイ。
話変わって後半、とらやで寅と歌子が久しぶりに再会したシーンで寅が何気に握っていた草団子、まるで粘土細工の様に扱ってましたが、でもそこなんだ。同じ握る作るにしてもそのへんが歌子の彼氏と寅次郎さんの違いになっていたのではないかな 片や綺麗な茶碗を作り、片や汚い草団子。(笑)
 
さてと、本題に入ります。
今回、二代目おいちゃんのデビューとスーパーアイドル吉永小百合さんなど見所多き作品となってましたが、実は今回、さくらがすごく表に出ていた 皆に笑いを提供する場面、寅やおいちゃんにキビシイつっこみ入れる場面、寅の機嫌を伺う場面、おいちゃんやおばちゃんに目で何かを訴えかけるその表情等など、すごくたくさんのさくらの凄さが出ていた。
そこで過去を振り返ってみますと、監督:山田洋二さんと渥美清さんはこの時点で当たり前のようにたくさんの賞を授賞しています。でもこの時点でさくら役の倍賞さんはまだあまり多くの授賞はしていません。ならば、ここでこそ是非とも最優秀助演賞なるものを授賞していてほしかった(でもしていなかった ) とても惜しい思いが残ります。今作で一番キレと笑いと切なさを発揮していたのはさくらだったのだから 倍賞さんだったのだからという思いが残る。 3737さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-12-16 20:06:37)(良:1票)

2.《ネタバレ》 マドンナは吉永小百合。

清楚で可憐。そして美しい。寅さんでなくても惚れちゃうね。その結婚相手がひげ面のデブ男というのには少しがっかり。それなら寅さんの方がいいのになぁと思うのだけど、最初から寅さんはアウトオブ眼中なのね。吉永小百合と宮口精二の親子はこれといった大きな軋轢もないまま最後に仲違いしてしまう。その辺りの経緯は少々物足りないが、その後の展開も含めて、続編となる『恋やつれ』に期待かなという感じ。

それにしても、この頃のハツラツとした寅さんは最高に面白いね。おいちゃんが本作から松村達雄に代わるが、寅さんとの絡みはなかなか派手で(多少暴力的なのだが)息の合ったところを見せている。 onomichiさん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-28 23:03:50)(良:1票)

1.マドンナに吉永小百合を迎えて気合十分、シリーズ中でも評価の高い作品となりました。ラスト近く「寅さんだったらよかったのに」という小百合さんの台詞。館内がシーンと静まりかえり映写機のフィルムを巻く音だけが静かに流れた瞬間、そこにいた誰もが車寅次郎になっていました。日本映画史上、永遠に光り輝く人情ドラマの名作に乾杯! 天地 司さん 9点(2002-09-27 18:17:13)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.74点
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