みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.《ネタバレ》 “Stealing Home”『ホームスチール』。このタイトル、観た人は「おぉ!?」ってなりますよね。ビリーには様々なドラマがあって、過去に呼びもどされて、家に戻っていくのです。 この映画、20代の頃に一度観てますが、もっと歳を重ねた今の方が心に滲みました。地元を出て、慣れない土地で頑張ってる人は、更に感じるものがあるかもしれませんね。今回の帰省の目的が従姉のケイティの死がきっかけ。ケイティーにも様々なドラマがあって、遺灰をビリーに託して生涯を閉じます。ずっと会っていなかったのに、もう会えないってなった時の寂しさって、何なんでしょうね? ロビン『私ももう38歳。普段と変わりない朝。初体験(たぶん)の男が、高校時代のユニフォーム着て立ってた。』こんな事が実際に起きたら、脳みそグルングルンなりますよね。でも本筋はビリーとロビンの恋じゃないので、娘が玄関開けて、ロビンはシャワー後のすっぴんで、恥ずかしいって思う間もなくあのペンダント返してって展開が見事です。 この時のロビンの言葉「立派になったわね」高校のユニフォーム着た38歳のオッサンにこの言葉。ビリーがプロ入りした時から、ずっと言いたかったんでしょうね。面と向かってやっと言えたこの感じが素敵じゃないですか。手渡しじゃなく首に掛けてあげるのもいい。 遺灰を撒くシーン。20代の頃の初見時は『あ~ぁ、せっかく感動のシーンなのに、風に戻されちゃってるよ…』って思いました。だってあのくらいのシーンなら、幾らでも撮り直しは出来たはず。そうしなかったのは、あれが正解だったからなんです。 38歳の大人なら、波打ち際で丁寧にサラサラと灰を撒いたでしょうが、遺灰持って桟橋を駆けるシーン見てください。ガキンチョみたいな満面の笑顔。ビリーが高校のガキに戻って遺灰をバラ撒くんです。大事なものの扱いが雑で当然なんです。 ガキの頃のビリーといえば、ケイティーにもらった一生のお守りをロビンにポイとあげちゃうヤツ。でもケイティーは許した。ビリーの満足そうな笑顔をみて、ケイティーはやっぱり許すでしょう。『どうして風向きとか考えないの!散らばっちゃったじゃない!…でも、やっとペンダントを取り戻したわね。』って。 ノスタルジー全開。ひと夏の思い出映画を、極寒の2月に観てしまいました。割と知名度は高い映画だと思うけど、2014年を最後に10年間レビューがないのも、過去を呼び覚ますこの映画らしいかな?って思いました。そんな久々のレビュワーが、私なんかでいいのかしら?とも。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2024-02-12 11:49:19)(良:1票) 9.《ネタバレ》 ごくごく単純で何のひねりもない青春回想ものなんですが、こういうのはそれでいいのです。主人公の従姉があくまでも「憧れの女性」であって、初恋風味全開にならないのが、あとの切なさを高めています。ジョディ・フォスターは、頭の切れる才人系の役もいいのですが、こういう田舎のお姉ちゃん的な役も意外に合ってますね。デヴィッド・フォスター節満載の音楽に+1点。ただ、作品の締め方はもう一工夫欲しかった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-03 23:51:23) 8.《ネタバレ》 「セント・エルモス・ファイアー」でも聴いたような、心地よい音楽だなと思ったら やっぱりデビット・フォスターが作曲していたんですね。初恋の人の自殺・主人公と友達の初体験・青春時代と今のギャップを感じながらそれでも健気に友情や家族、恋人を身近に感じて生きていく、といった、観ていて予想を裏切らない、だからこそ気持ちが柔らかくまた暖かくなる映画でした。 おそらく若い人より、もっと年のいった方が御覧になるほうが、より共感を生む映画かなと感じます。若かりしジョディー・フォスターの自然な笑顔や潮風に吹かれる髪が印象的でした。 でも、ジョディーの遺灰を主人公が海にまくために桟橋を通るのだけれど、あそこは走っていくよりも、二人の想い出の桟橋をゆっくり踏みしめながら歩いて海にむかってしっかりまいた方がよかったのではないでしょうか(投げ方が失敗したのか、風があったのか海まで遺灰が届きませんでした。)それと遺灰の入った坪を海に投げるのはどうかなのでしょうか。坪は波に押し戻されて桟橋の下に流れ着いてしまいます。そのまま坪を捨て置くのはジョディーが好きな主人公としてできないだろうし、拾って帰るくらいなら映画としてもかっこわるい話だし・・・ などと、青春・ノスタルジーといったコンセプトが主人公に安易に坪を投げさせてしまった感じがして、ちょっと主人公に感情移入していた自分としてはいただけないなあ~と思いました。 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-05 14:11:03) 7.《ネタバレ》 おもしろかったんじゃないでしょうか.野球が上手くて、最高に輝いていたのに、父親の死で全てが狂ってしまう…人間らしいです.それが引きずって中年になってもウダウダになっている….でも、昔、自分の中を大きく占めていた人からの無言の(?)メッセージを受け取って、また、野球へと進み始める主人公….いやぁ、サッパリのど越しの良いストーリーだと思いました. 「人には一生忘れられない人がいる」…うーん、同感です. 【紺野 忠文】さん 7点(2005-03-18 19:48:38) 6.目をつぶって頭で思い描いた映像と音楽でグッとくる。というのも「君がいた夏」と言う邦題にとってもおしゃれなビリーを期待した為、あまりのギャップに現実に写しだされる彼はしばし受け入れ難かった。のんびり流れていくビリーの少年時代と彼がケイティーに惹かれていく感覚には共感した。最後ぶちまけた遺灰が風の都合で押し戻されビリーに降りかかっていた、クライマックスのこれはいただけなかった。観終わった後ストーリーを思い出すとなんか柔らかい気持ちになる。 【スルフィスタ】さん 7点(2004-04-29 03:38:51) 5.《ネタバレ》 この映画、オレがDVD集めだしてかなり最初の方に買った映画なんです。理由はただ安かったから。で、その時まだDVD市場というものを理解してなかったオレは「安いものはおもしろくない」という勝手な固定観念を持っていました。ですがこの映画を見て考えが改まりました。この映画見てめっちゃ昔を思い出しました。てか、大体の男性は年上の女の人(近所のお姉さんでもこの映画のように従姉妹でも学校の先生でも)に恋愛感情を覚えたことがあると思う。そういうのを思い出してノスタルジーに浸るような映画ですね。 オレにとってこの映画は色んなきっかけをくれた映画でした。これを機に古い映画に興味を持つ様になったし、前述のようにDVDに対する考えも改まりました。なのでこの映画には感謝です。 【TANTO】さん 7点(2004-03-10 11:08:49) 4.こういうノスタルジーな雰囲気、好き。だけど、いきなり違灰の処理を託されても困る…のはそうだろうけど、主人公、時間かかり過ぎ。「あなたになら解るはず」と言ったジョディも、面目が立たずイライラしたんじゃないだろうか。それとも主人公の「今」を詠んで、過去への自分探しの旅を促すため、だったのか?仙人じゃあるまいし、まさかそこまで…ね。人同志って、思ってるほどは理解し合ってないかも・・・という、論点とはズレたところで寂しい気持ちも生まれてしまった。 【桃子】さん 7点(2004-01-13 15:49:40) 3.この映画の頃のジョデイ・フォスターって、確か『告発の行方』で起死回生のアカデミー賞を取る直前で、ちょっとスランプだったんだよね? でなきゃ、出番のあんまりない、センチなだけのこんな小品になんぞ、彼女が出演するワケないよなあ。でも、この映画のジョデイは、本当に素敵です。まだ少し太めだけど、そのぽっちゃり感すらもが愛しい。こんな、ちょっと不良で可愛い従姉妹のお姉さんがいたなら、男なら誰だってイチコロだよな…と思わせる魅力にあふれている。あと、主人公(プロ野球選手です)のチームメイトだか幼なじみだかで、ハロルド・ライミスが特別出演していたけど、彼もいい味です。…て、何だかんだ言って、小生もこの映画が実はひそかに好きなんスね。でも、何かこれを「好きだ」って認めるの、テレくさいんだよなあ。 【やましんの巻】さん 7点(2003-11-19 16:45:59)(良:1票) 2.単に主人公の吹き替えを池田秀一が演じていたから借りたんですが、ジョディ・フォスターにもっていかれました。とても綺麗です。彼女を見るだけでも価値があります。ストーリーが直球で荒削りなので、好き嫌いがはっきりと分かれそう。 【流月】さん 7点(2003-11-09 23:34:28) 1.TVドラマの青春ラブストーリー的な小品ですが良いですね。ジョディ・フォスターの力でしょう。 【じふぶき】さん 7点(2003-05-28 14:45:00)
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