みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
24.《ネタバレ》 ああもう、この雰囲気がすでに良い。映画としても楽しめるし、実際にこんな食堂に通いたいという思いも抱く、素敵な映画です。 大きく3つのパートに分かれます。「ナポリタン編」と「とろろご飯編」、そして「カレーライス編」。個人的には「とろろご飯編」が一番好きかな。ホームレスのように街をさまよう女の子の人生や人柄に触れ、とてもあったかい気持ちになれる。食い逃げをするまでの展開、謝罪とともに押しかけそのまま深夜食堂に雇われる展開、かつての恋人との決別・周囲に認められ雇い口を見つけるまでの展開。そして最後、以前食い逃げをしたとろろご飯をマスターに頼む展開・・・。しっかり土鍋で炊かれたご飯にとろろをかけていただく。最高の食事だな。涙が出るわけでもない、とんでもない事件が起きるわけでもない、でもこのとろろご飯のように心にじーん、、、と染みる、いい話でした。 「ナポリタン編」はたまこに引っかかったはじめちゃんに感情移入してしまって、なんか見ていられなかったな。いや見ましたけどね。 寡聞にして存じ上げず、小林薫さんという俳優を知りませんでした。たぶん何かの映画やドラマでお目にかかったことはあるんでしょうが、名前と顔を一致させたのは今回が初めて。でもこの『深夜食堂』のマスターをするために俳優になったのかなってくらい似合っていました。一ミリも文句のつけどころのないキャスティングです。 原作やドラマバージョンもほとんど知らず鑑賞しましたが、全く問題なく楽しめた。ゆったりとした夜の飲み屋の雰囲気を味わいたくなったら、是非。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-02-03 22:07:26) 23.漫画未読、ドラマ未視聴。「居酒屋兆治」みたいなもんかなと思ったが、それを薄く・軽くした感じだった。「深夜」にノンビリ見る分にはちょうどよいのかも。 【東京50km圏道路地図】さん [DVD(邦画)] 5点(2022-05-29 01:28:56) 22.漫画とTVシリーズを観たことがなく、ふらりと立ち寄り本作からの鑑賞です。「めしや」は、そんな一見さんの私でも入りやすいお店でございました。 さて、感想。 【ナポリタン】 鉄板に、卵を落として、ナポリタン。これは斬新だ。上に目玉焼きをのせるばかりが能じゃないね。(私がそう) これ、真似しよっと。 【とろろご飯】 続・と合わせて二作まとめて観たけど、このエピソードが最もよかったです。唯一、映画らしいと言うか (笑) やはり多部ちゃんの存在感ですかねぇ。(臭いじゃなくて) 【カレーライス】 ストーリーはさておき、マスターのカレーライスを食べて、彼女が作ったあの味と同じだ、って無理がありません? カレーは誰が作っても意外と似てしまうものだし、それならそれでマスター秘伝の「レシピ」を知りたかった。(うるさい?) 【総評】 20年ほど前、「ゴールデン街」を抜けた明治通り沿いで勤務していた時代があるので、見覚えのある風景はどこか懐かしい感じがした。当時はまだ若くて無難なお店でばかり飲んでいたが、今思えば、こういうディープなお店にもっと通っておけばよかった、と少し後悔もしている。 映画としては、確かにTVドラマ調であることは否めませんが、「めしや」で飲んでるつもりになって、食・会話・雰囲気を彼らと一緒に楽しめたら「吉」なのかと。 コロナ以降、残念ながら馴染みの居酒屋にもほとんど行っておりません。マスター元気かなぁ? などと思いつつ、久しぶりに居酒屋気分を満喫させていただきました。 【タケノコ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-06 22:04:56) 21.自分的には、原作を読んでいて、TVシリーズも全て見ているからこの点数。6点です。 初めてこの映画だけを見るなら、5点くらいかな? 原作云々というよりは、TVシリーズの劇場版といった感じ。 そして、おそらくは多部未華子がメインゲストで彼女のエピ『とろろごはん』が一番長いし最もTV版『深夜食堂』らしい話。 3話目の『カレーライス』の話は、ちょっとクドいかな。 東日本大震災から3~4年目であった当時、震災をネタにするというのはかなり気を遣う面倒なところがあったとは思うんだが、その面倒を圧してまでやるほど面白い話か? というと、ちょっと疑問に思う。また、菊池亜希子が多部未華子と似ていることに驚いた。PもしくはDの好みの顔なんでしょうか?w いや、それにしても……最後10分でちょっと顔を出して全て持ってった田中裕子!www ズルいっ!www 唐突な「かっち割りいかがっすかぁ~」で思わず噴いた。w 名女優とまでは思わないが、さすがの存在感です。 【TERRA】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-06-26 17:19:05) 20.《ネタバレ》 映画化の話を聞いたのは、テレビシリーズの3rdシーズンが開始した頃。「なぜ、深夜食堂を劇場で?」というのが、率直な気持ちでした。でも、大好きな小林薫のマスターにまた会えるのだから、ちょっと得だなとも思いました。レンタルDVDで観ることにしよう、と。 3つのエピソードのうち、最初の「ナポリタン」、次の「ととろご飯」。なるほど、マスターの私生活というほほえましい特別サービスを挟みつつも、テレビシリーズと同じ力加減で進むのだな、むしろその方が好ましいんだもんね、と飲酒しつつみていました。 しかし、その後の「カレーライス」。問題作。とてもじゃないが観るに堪えない筒井道隆演じる大石(筒井道隆がひどいという意味ではない)。こんなデリカシーのない人物設定でいいの。返す刀は菊池亜希子演じるあけみにも及ぶ。「ただのボランティアと被災者の間でよかったのに」。「自分が立ち直るために、利用してまた逃げた」。 現在進行中の災厄。それをこのような扱い方をしてよいのかと思いつつ。そこには当然のそこの人間関係があり、物語の作り手としてそれをなかったことにできなかったのだと、屈託抱えつつ解釈しています。 そして。そんなワタシの複雑な気持ちも一緒にすべてをもってをいってしまう田中裕子。怪作です。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-04-25 19:43:26) 19.《ネタバレ》 高岡早紀の話が一番良かった。 あとの話は、すこしクドいかな。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-23 15:26:01) 18.《ネタバレ》 連載雑誌を行き着けの料理屋で読む程度に、原作漫画は既読。一話完結で、“軽すぎず重すぎない”いい塩梅の人生の機微を描いた人情話が、食事を待つ間の時間つぶしに最適です。映画では、都合3つのお話が提供されますが、徐々に重みを増していく仕立て。最後にホロリと泣かせるのではなく、クスリと笑わせるあたり粋で好みでした。田中裕子さん流石です。抜群に上手いですね。ほぼ原作イメージ通りの実写化。原作既読未読を問わず、手堅く楽しめる映画だと思います。(以下余談)冒頭に書いたお店とは別のお店なのですが、馴染みの『フレンチ』がありまして、オープン当初から通い、かれこれ16年の付き合いになります。料理は本当にどれも美味しく、奥様(マダム)の人柄が素敵なお店。いつでも外食の1番候補でした。そのお店からこの度マダムが離れる事になったそうです。今日2020年7月6日が最終日。この話を聞いた時は、ももクロから『杏果離脱』の一報を聞いた時のようなショックを受けました。お店のダメージは、杏果卒業以上でしょう。センターであり、リーダーであり、『グループの顔』である百田夏菜子が抜けるようなもの。料理の味はシェフ(旦那さん)の腕と、マダムの雰囲気で創り上げたものでした。明日以降、シェフは変わりませんが、やはり別のお店に変わるのだと思います。16年は長いです。私はその間に結婚し、娘が3人産まれました。人生の折々の瞬間に、このお店の美味しい料理がありました。マダムとは先週末お別れをしてきました。言葉が見つからず、ただ一言『お疲れ様でした』と、頭を下げることしか出来ませんでした。家族一同、本当にお世話になりました。心より感謝します。マダムの第2の人生、『次の一歩』に幸多からん事を、心よりお祈りしております。もちろん、お店にはこれからも通い続けます。美味しい食事を楽しめるお店を見つけることは、人生を豊かにするための必須課題。私の馴染みの『フレンチ』も、本作の『めしや』も、そういうお店だと思います。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-07-06 22:13:27) 17.《ネタバレ》 原作未読・テレビ未鑑賞。うーーーん、、、なんだか微妙。。。多部未華子編はなかなかちょっと唐突な始まり(いきなり包丁を手にしたときはドキッとした)ながら、面白くなっていっていい感じだった、けども。 ほかのお話は正直これ必要?な内容。変に3話構成にしないでいっそ多部ちゃんだけでお話を作ってくれた方がよかったかな~。何かちょっと残念でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2019-10-01 17:56:09) 16.《ネタバレ》 貧乏多部ちゃん。 食い逃げ多部ちゃん。 自分の体臭気にする多部ちゃんのところが見甲斐有り、まあそこそこ良かった。あとその悪臭振り撒く多部ちゃんに対して風呂代にしろとワンコインを渡したマスター、ナイスアシストでした。彼女が風呂に入ってさっぱりしたせいで、見てるこっち側だって綺麗さっぱりさせていただきましたさ。お陰様。 ただやはり、単なるテレビドラマの延長でしかないようで 意外性とか娯楽性まではほとんど感じること出来ませんでしたので こんな点数となってしまいますかな あしからず。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-06-02 20:38:19) 15.中核登場人物はもちろん、カウンターに座る端役に至るまでの平坦で凡庸な造形。説明台詞以前の「説明」そのもののオンパレードの脚本(ナレーション含む)。調理の手元が明らかに別撮りなのを隠そうともしないカメラ。「そこでそんなことしねーだろ」ばかりの登場人物の行動の数々(多部未華子がいきなり調理場に突入して勝手に包丁を手にしている時点で、この監督には調理に対する何の敬意もないことが分かる)。一体どこを見ろと? 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 0点(2019-03-15 00:30:13) 14.安心出来る、というより安心して落ち着きたいという期待の映画。 多部未華子のパートが最も盛り上がるが、これが前編だとちょっと薄くなるだろうな、と思う。 ホンワカしているが、もう少し掘り下げたい、という作品か。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-02-23 21:38:19) 13.多部ちゃんの存在が際立っている。料理はそこまで印象が強くないけど、ほんわかした話で良かった。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-03 22:48:43) 12.《ネタバレ》 TV版もときどき見ていましたが、まあ可もなく不可もなく。うらびれた人たちが集う食堂、という設定である以上、もっとエグい話があってもよさそうですが、どこにでもありそうな「きれいごと」でまとまっていました。 一番面白かったのは「3話」かな。震災と絡めることの是非はともかく、優しさや同情や自己実現のための行動が、相手に愛情表現と勘違いされるのはよくある話。ここからドロドロの愛憎劇が始まったりするわけですが、一方が(おそらく)好人物しか演じられない筒井道隆である以上、浅く流すんだろうなあと思っていたら、本当にそうなってしまいました。いささか残念。 それと、オダギリジョーのキャラはなぜ激変? 【眉山】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-01-07 19:09:34) 11.《ネタバレ》 深夜に食べる夜食のように、胃もたれしないようじんわりと優しく消化の良い仕上がりになっています。(最後の田中裕子の怪演はちょっとくどく感じましたけど・・・) 基本的には原作の雰囲気がそのまま映像化されていて、すっと映像に入りこめました。 まあ、消化が良いということは、あまり後に残らないということでもあるのですが、鑑賞しているちょっとの間ささやかな安らぎを感じられる良い作品です。 【TM】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-08-27 01:01:07) 10.《ネタバレ》 寡黙ながら単刀直入な物言いの渋いマスターと、深夜の静けさ。雰囲気のいい映画で、作品としては悪くない。 ナポリタン、とろろごはん、カレーライス、とメニューごとに登場人物が出てきて、その客の生きざまにスポットライトがあたる進行も見やすく好きだ。 ただ、欠点としては、内容が薄い。雰囲気に酔えるものの、食堂に来る客のバックボーンが面白味に欠け、どうも二流ドラマを見てるような浅さを感じる。多くとは言わないが、マスターの人となりをもう少し描いてくれたらまた見方は変わるかもしれない。また、所々の演出が「惜しい」と素人目で感じる場面が幾度かあった。 【カジノ愛】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-02-02 23:01:28) 9.原作、ドラマシリーズともに大ファン。 特に「深夜食堂」を観ながら、または読みながら呑む“一人酒”は最高である。 “めしや”に訪れる常連客と同様に、卵焼きやポテトサラダなど決して特別ではない料理をつまみながら、仕事終わりの深夜にしみじみと酒を呑む。いよいよ自分もおじさんだなと身につまされながらも、何だか心地よい。そんな束の間のひとときが充足感を与えてくれる。 どんな人間も、その人生は悲喜こもごも。辛いことも悲しいことも、みんな抱えて、それでも日々を生きている。 その有り触れた人生の機微を、“夜12時から朝7時頃まで”という現実と現実の狭間とも言える時間帯で切り取った、文字通り味わい深いドラマをこの作品は提供し続けてくれている。 この映画版も、ほぼドラマシリーズと同様のテイストで作られていたと思う。 ただ、だからこそ、果たして映画化する必要はあったのかなと一抹の疑問は残る。良い意味でも悪い意味でも“スペシャル版”という仕上がりであったことは否めない。 しっかりと2時間近くの尺があるので、晩酌しつつ気軽に観るといういつものスタイルもしづらかったし……。 一方で、この映画化作品におけるハイライトは、多部未華子の“えくぼ”だと思う。 多部未華子というキャスティングの妙が、このドラマ世界に相応しい地味だけれど愛くるしい華やかさを醸し出していたことは間違いない。 多部未華子演じる“みちる”が、“めしや”に住み込みで働くという展開が、映画ならではの世界観の広がりを見せる。 みちるが住み込むことで、初めてめしやの「二階」がシーンとして描かれる。これにより、文字通り世界観は立体化し、ファンに対しての特別感を提供してくれている。 また今作は3つのエピソードで構成されていて、その各話のテーマが「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」と、「深夜食堂」で描かれる料理としては珍しく主食三連発であることも、映画ならではの隠れた“大盛り演出”なのだと密かに思った。 先日の東京出張中、新宿に宿泊し、今作のモデルとも言われている「ゴールデン街」に初めて足を運んだ。 ドラマの撮影場所ともなった風景に感激しきりだったが、さすがに何処かの店に一見で入る勇気はなかった。 何度か挑戦して、「深夜食堂」を探してみたい。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-01-29 23:04:43) 8. もちろん狙いなんでしょうけれど、全体的なまとまりがありません。一人一人のキャラクターはおもしろいのですが。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-01-19 22:26:52) 7.原作もドラマも見たことがない中で鑑賞しました。 抑揚があまりなく、淡々としている映画なので見ていると疲れた・・・ 多部未華子がメインの『ととろご飯』は、好きな展開でよかったですね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-03 22:23:59) 6.テレビと同じだけれど、長い分、だるい。震災とからめない方がいい。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-10-25 16:02:37) 5.《ネタバレ》 ドラマ版はちらほら見てた程度で、それほど熱心なファンというわけではなかったけど、映画になっても全く同じ雰囲気で安心感がありました。 最初のナポリタンは何が面白いのかさっぱりわからなくて、これはやらかしたんじゃないだろうかと不安になったけど、2話目で多部ちゃんが登場した途端、一気に話が面白くなりました。 訳あり娘が居候というだけでわくわくが止まらない設定なんだけど、それが多部ちゃんですからね。 食堂の2階のシーンは間違いなく名作の勢いです。 最近、とある映画を見て、生まれ変わったら扇風機になろうと決めたとこなんだけど、その決意が間違いじゃなかったことを改めて確信しました。 タイトルのとろろご飯もとても美味しそうでした。 3話目は、またカレーライス作りに行ってもいいですか?なんて感動的なセリフもあったけど、構成に致命的な欠陥がある。 まず被災地の描写が皆無なので、このカレーライスの味に思い入れを持てない。 それでも、当事者にとっては想いの詰まった感動的な味なんだろうなぁって想像力でなんとか補完しようとしたけど、そのカレーライスを残すというアホな演出。 どんな事情があっても、このカレーライスは絶対に食べ切らなきゃ駄目だわ。 被災地で食べた思い出の味なんでしょ? 半分残して立ち去るとか、人としてどうかと思うよ。 それから、全編を通して尺を使った骨壺の件は必要性を感じなくて、田中裕子が気の毒な感じ。 まあ、ラストの〆でもう一度多部ちゃんを登場させてくれたので、最終的には心の癒されるいい作品になったけどね。 結論としては、多部ちゃんで2時間撮れ!ということです。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-08-23 19:49:32)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS