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白鷺

1958年【日】 上映時間:99分
ドラマ小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
[シラザギ]
新規登録(2005-10-05)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2017-12-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1958-11-29)


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監督衣笠貞之助
キャスト山本富士子(女優)お篠
川崎敬三(男優)稲木順一
佐野周二(男優)五坂熊次郎
清川玉枝(女優)五坂秀子
信欣三(男優)津川作造
上田吉二郎(男優)巽弥平
高松英郎(男優)巽与吉
野添ひとみ(女優)伊達七重
三宅邦子(女優)伊達類子
東野英治郎(男優)沖田
賀原夏子(女優)おとり
見明凡太朗(男優)巽喜平
橘公子(女優)おいね
細川ちか子(女優)いく
村田知英子(女優)おえい
花布辰男(男優)金融業者
中条静夫(男優)松田
大美輝子(女優)お滝
白井玲子(女優)おとみ
角梨枝子(女優)和歌吉
町田博子(女優)おむら
原作泉鏡花
脚本衣笠貞之助(脚色)
音楽斎藤一郎
製作永田雅一
配給大映
美術柴田篤二
録音西井憲一
照明泉正蔵
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 原作は泉鏡花らしいが(未読)、ストーリーは典型的な恋愛悲劇もの。善人(順一の弟や恋仲を取り持とうとする女中など)、悪人(御前様や芸者の女将など)がはっきり区別して描かれ、悪人の悪事と善人の良かれと思う行動が、うまいように絡まり主人公を悲劇へと追い詰めてしまう。あらすじ的には見ていてイライラしたりする事も多いが(観客をイライラさせるのもテクニックだが)、ストーリーの内容が映画の価値とは限らない。この映画はありがちな筋とは反対に完成度の高い古き良き日本映画だと思う。今日の邦画の素人演技に比較すると、ちょい役の俳優まで自然な演技で関心するし、カラー画像も地獄門のように強い色彩ではなく、掛け軸を思わせる淡々とした色合いでこの映画にマッチしている。一つ一つの映像も素晴らしく感動的な映画となっている。
余談だが、山本富士子が男に帯びを回され、クルクル回るシーンはよくあるパロディのオリジナルのようで笑ってしまう。
仏向さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-01-08 21:57:59)

1.衣笠監督の作品の中で最も好きな作品。小津監督の整えられた西洋画のようなモダンな画とは違い、幾重にも折り重ねられた映像は大和絵や浮世絵のような味を醸し出している。白鷺の絵からはじまり、数奇な運命をたどる白鷺のような娘・お篠の運命が映像ともども折り重ねられ、深みを増し映像を際立たせている。 亜流派 十五郎さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-04 15:40:58)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 9.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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