みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 これは劣悪です。まるで素人が演出したかのような安直なシーン構成の連続。人物の感情の起伏を描くということがどういうことなのかわかっていないのではないか、と思ってしまうほど、常によくわからない。最も腹立たしいというか、その都度興醒めさせられたのが回想。セピアって!高校生の作る自主映画か!もろにただの説明で、あざとく、押し付けがましい。「はい、ここからは中村獅童の記憶の話ですよー。これから観続ける上で重要ですよー」回想の重複に舌打ちし、台詞で言った事をさらに見せる。説明に次ぐ、説明。観客の想像力を馬鹿にしてます。また、カメラが酷い。サイズもいちいち中途半端だし、カット割りも酷い。そこでヒキになる意図は?うわっ、寄っちゃったよ。という具合にいちいち気になってどうしようもなかった。そもそも俳優の立ち位置に常に問題があり、常に不自然。つまり、人間と人間が同じ空間で、ある内容のことを話していたら、または考えていたら、人間はどう動くか、ということを炙り出すつもりがない演出が現場で行われていた事が画面からヒシヒシ伝わってくる。脚本も酷いです。主人公と母親の対立、関係性の構築がメインの変化部分になるはずなのですが、主人公と母親が対峙するシーンは序盤以降一切ない。間接的な関わりはあるけども、最後の最後まで対峙せず、修復すべきこと、歩み寄るべき事など、もろもろをすっ飛ばしてまるまるOKになりました、という状況だけを見せる。今頭の中に浮かんでいる不満、指摘ポイントを挙げていくと多分、全シーン、全構成、全登場人物に対して言えてしまう気がします。この映画には何もいいところがない、雑な思想の結晶体のようなものだと思います。観ない方がいいです。時間の無駄です。1点は雨降らしをがんばった監督、カメラマン以外のスタッフに贈ります。 【ボビー】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-12-23 13:48:51) 2.う~ん 登場人物の悲しみに感情移入ができないまま終わりました。映画としては失敗作でしょうね。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-08-08 16:31:54) 1.《ネタバレ》 鈴井監督作品であり、大好きなサンドウィッチマンの2人も出演しているということで、観てみました。 まぁ映画自体は、可も無く不可も無くといったところでしょうか。 中村獅童の演技が目立って素晴らしく、そして彼の悲しすぎる物語にも充分感情移入出来ました。 小説ベースだから仕方ないのだろうけれど、クサい台詞が所々目に付きました。そんなクサい台詞も中村獅童くらいの演技力があれば違和感無く聞こえますが、他主役2人が言うとどうしてもクサく聞こえてしまう・・。 サンドウィッチマンや、ルー大柴も出演してはいますが、出番は本当に前半ちょっとだけ。友情出演だったのでしょうか。もっと彼らの演技も見たかったです。 鑑賞後の何ともいえない清々しい雰囲気は良かったです。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-03 13:13:05)
【点数情報】
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