みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
15.《ネタバレ》 作り物のように体温を感じない主人公の「僕」と典型的ウザキャラの彼女(良くいえば人懐っこい)のキャラのせいで最初は物語に入り込むの難しいかな、という感じで観ていたのですが、心境の変化などはそれなりに丁寧に描かれており、作画やCGなどは気合入りまくりでとにかく綺麗、そんなこんなで終盤に行くにつれて徐々に慣れてきました。 一番びっくりなのが、てっきり難病でヒロインが死ぬのかと思ったらまさかの「通り魔に刺し殺される」という展開。でもこれまで同様の恋愛モノが蔓延っていてちょっと辟易していたので、この展開が自分としては逆に良い方に働きました。まあ、死ぬことには変わりないのですが。 結局、友達や恋愛などの感情に左右されないって言っときながら最終的にそんなような関係になってんじゃん、とは思うのですが、意外と楽しめた点や映像の綺麗さなどで今回は7点ということで。 しかし、このタイトルだけ出されるとどうしても「食人系の映画」を連想してしまいます。心が汚れているので。 【クリムゾン・キング】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-08-29 23:45:35) 14.《ネタバレ》 公開時期としては実写版の後になるのですが、実際の製作開始はこのアニメ版の方がずっと先で、しかもこちらは原作者が脚本に関わっている…という事で、いろんなしがらみのある(無理やりの大人パート挿入で小栗旬あたりを起用したりの)実写版とくらべれば、圧倒的に原作準拠というか原作の空気感を再現した映画となっています。 一方で、結果的に典型的な「ラノベ作品のアニメ化」的な空気を纏うものにもなっていて、オタク向けテレビアニメの劇場版のようなこの作品の空気が嫌いな層には全く受け入れられないような映画になっちゃってるような気がします。 そういう意味では、ぶち壊しの大人パートで大幅減点の実写版にも評価すべき点はあるわけで、トータルとしては「どっちもどっち」な評価になるのかなぁと。 そんな違いのある実写版とアニメ版ですが、両方に共通してるのはヒロインの造り物のようなウザイキャラ造形。 これ、原作でもこんな感じなので、そういう意味ではよく再現してるんですが…でもちょっと…特に序盤はヒキますよね。 【あばれて万歳】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-08-15 02:35:51) 13.《ネタバレ》 さきに実写版をみて気に入っていたので、アニメ版も良かった。 こちらのほうが現代の描写がなく、ストレートに描かれているところは好感が持てる。花火や星の王子さまのシーンなど作画も綺麗。 いっぽうで、実写版より主人公がぶっきらぼうで怒ったような話し方をしたり、親友の恭子がキツすぎる性格とか、盛り上げる展開に弱いなどと細かいところは気になった。 全体的にライトノベルの雰囲気が漂うので、好き嫌いも分かれるようだ。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-08-13 22:28:26) 12.《ネタバレ》 「キミ死ぬの」、「死ぬよ」…学園ラブストーリーのアニメ映画化。天真爛漫なアタシに、只々振り回されるだけの朴訥なオイラ。二人の距離が縮まるにつれて、徐々に変わり成長していくオイラ。前半は冗長な展開だけど、少しずつ引き込まれていった。実写版に劣らぬ良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-08-31 00:07:39) 11.《ネタバレ》 実写版は全く楽しめなかったが、某アニメレビューユーチューバーが絶賛していたので鑑賞。 実写版ほど登場人物の違和感ある言い回しは気にならなかった。作画もすごく綺麗で、特に桜、海、花火、遺書のシーンが良かった。 ただ、やっぱりヒロインの行動が理解不能だった。ヒロインの口から説明されることや最後の遺書からそれなりの理屈は通ってるっぽいが、納得できなかった。 友達でも恋人でもない特別な存在を求める理由って何?ヒロインは主人公を「真実を知りながら日常を与えてくれる存在」と言っていたけど、序盤で主人公はヒロインに情が入り旅行以降はそういう対応をし始めたし、「生きてほしい」と告白すると、「私のことを思ってくれてるんだ」ってそのあと泣くけど、え?そういう関係性は求めてなかったんじゃないの? 誰とも関わらず一人で本を読んでいる内向的な閉じている人間を、「いつも自分自身で一人でいても魅力的」って思えるか?憧れるか? 終始主人公に都合よく主人公を解釈するヒロインはリアリティを感じず、もやもやが残った。 「友達でも恋人でもないもっと特別な関係」などと高尚で清潔な感じのことを言っているが、主人公のルックスがタイプで前々から好意を持っていたとかそんな感じなんじゃないの?と思ってしまう。 親友親友言って、遺書にもその思いを綴っていたけど、悲しませたくないから病気のことは言わない、主人公との関係のことは話さない、嫉妬深い元カレのことは相談しない…ってそれ本当に親友ですか。 実写版と同様「泣いてもいいですか?」の自分に酔ってる感はぞわっとするし、クラスの人気者とされるヒロインの元カレを、紋切り型な悪者として描写しているのもちょっとどうかと思う。 ヒロイン以外は主人公に対して否定的という図式は、昨今多いパーティから追放される主人公のなろう系ラノベを彷彿とさせる。 【eureka】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2020-07-10 19:13:42) 10.最初の方はどうかな〜、と思ったけど、終盤感動出来る。不思議だが実写版よりもいいかもしれない。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-15 21:05:41) 9.原作未読、実写映画鑑賞済み。 アニメだとファンタジックで表現も仰々しいというか大げさになるので、実写の方がリアリティーがあるような気がする。ただし、自己存在と他者との関係性については、アニメの方が表現がストレートで対立軸が明確なので、良くも悪くもわかり易いとは思う。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 5点(2020-05-03 19:36:08) 8.《ネタバレ》 実写版と比べて遥かに良かったです。が、実写版を先に観ていたからなのか。アニメで現実感を感じることがなかったからなのか。最後に彼女の家を訪ねるシーンと彼女の親友と会うシーン良かったです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-25 23:45:17) 7.原作未読、実写映画鑑賞済み。 実写よりも面白いかな。 ストーリー的には、ラノベ丸出しなのでイマイチだけど、映像は綺麗だし、テンポも良かったです。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-08-16 21:41:57) 6.原作未読、実写版に続き鑑賞..本作の方が原作に近いのかな..って思いながら鑑賞..監督、脚本が違えば、こんなに違うのか..って感じ..本作の方が物語をなぞるだけで、演出とか台詞とか、淡白に感じた..(私的に実写版の方が好み、涙腺が緩むシーンが多かったから、監督の演出が上手い) 作画は合格点かな、そつなくこなしていて、観ていて違和感はなかった..ただ 僕(志賀春樹)の顔があまり好きではない、別のキャラデザインの方がよかった... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-05-03 13:28:38) 5.長かった~。かなり見るのきつかった。 リアリティを感じずまったく入り込めなかった。実写版よりかは耐えれるかなってレベルです。 【へまち】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-04-03 23:19:46) 4.実写版と比べるとストーリーの流れや登場人物の構成は原作に近いですね。 主人公の”桜良”は喜怒哀楽がゆたかなのに対しもう一人の主人公”僕”は殆ど感情を表に出さないしゃべり方をするので、絡んでくる”桜良”に対し怒っているような印象を受けてしまいます。実写版の場合その辺は表情の動きで、”迷惑なんだけど少しずつ打ち解けていく様子が表現されていてよかったと思うけど、アニメだとそこまでの表現(表情)は難しいようです。 ストーリー展開は原作に近いこちらの方が好きですけど、終盤の星の王子様的な描写は若干冷めますね~(この作品はアニメなんだぁ~いわれているようで・・・) と、言いつつ、結構感動しましたけど! 【みんてん】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-09-25 13:51:37) 3.《ネタバレ》 良作。もともと話題になっていたのは知っていたけどスプラッター感のあるタイトルでまったく興味を持っていなかった。たまたま Kindle でコミカライズ版の序盤が無料になっていたのを読んだところ、全然印象と違うストーリーっぽいと分かって楽しみにしていた。十分満足のいく作品に仕上がっていると思う。(大きく改変している)実写映画がヒットしたらしいのに、(比較的原作準拠度の高い)アニメ映画の出足がイマイチらしいのはとても残念。【ネタバレ注意】冒頭でヒロインの遺影が出てくるけど、白い制服写真って遺影という感じがしない(これはコミカライズ版も同じ)。普通の葬式なら、せめて黒い制服に加工してくれるんじゃないだろうか、と余計なことが気になった。終盤の展開は途中の伏線で予感させてくれるけれど、原作のように直接文章でしつこく読まされない分、(よい意味で)急展開な印象を与えられているのではないだろうか。最後にコーヒーショップで恭子に真実を伝える場面で、何も注文しないのが気になった(原作にはちゃんと描写がある)。ほかにも旅行先の描写が止め画なのに、アニメで追加された花火シーンがバリバリCGでキレイなところは落差を感じたとか細かく気になる部分はあるが全体として原作のテーマは失われず、良作だったと思う。【追記】冒頭の病院のシーン、会計の番号が気になった。「54番」を大きく出しているなら、その下に「55番」以降の続く番号が出ているのはヘンではないか。もう一点、最後に「プラントハンターによるソニーパーク炎上事件」を思い出すシーンがあったんだが(アレの内容をよく知らないのだけれど)、大丈夫なんだろうか。 【mohno】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-09-07 01:59:51) 2.《ネタバレ》 実写版を見てなければ、も少し楽しめたかもね。 迫ってくるモノが実写版ほどではない、なんとなく軽めな印象を受けたのは、見ているこちらとキャラとの距離が実写版よりも遠く感じたから。 作画はキレイだけど、シャープでありがちなデザインのキャラが、ちょっと冷たく感じられて。も少しキレイなだけじゃない、アクセントのあるデザインだと良かったかな。コレこそがアニメ版『キミスイ』のキャラ!っていう、愛着っていうか、個性っていうか、生命感っていうか、そういうのが足らない感じがねぇ。 あと、実写に比べるとアニメのキャラはどうしても存在感に限界があるんで(実写版の浜辺美波と北村匠海が印象的だっただけに)、それを補う映像の工夫があれば、って思ったわ。山田尚子監督レベルの表現力を求めるのは酷だろうけど。 桜良の家でのちょっと際どいコトになるシーンなんか、劇場版『マクロス』のミンメイのシーン思い出しちゃって、進化してないわねぇ、っていうか、妙にオヤジ臭い視点でヤだわぁ、って思っちゃたわ。 アニメ版の喪失感の弱さなんかは、実写とアニメの違いだけではなくて、脚本や演出の差にもあったようにも思って。アニメ版はちょっといじり過ぎちゃってたかも。『星の王子さま』なクライマックス、アレは「死んでませんよー、生き続けてますよー」って主張してるようで、だけどそこ曖昧にしたから救われるってハナシじゃないしねぇ・・・ でも、実写版には無かったエピソードが色々あって、実写版と合わせて『君の膵臓をたべたい』の世界を更に深く味わうことができたってカンジ・・・やっぱり切ないんだけどね・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-09-06 19:41:24) 1.《ネタバレ》 感動した!とか、泣けた!とかは全くないですが、実写版が嫌いな私でもそこそこ楽しめた今作。 相変わらずあざとい展開の連続だし、伏線の張り方ストレート過ぎない?とか色々不満はあるのですが、主人公の男(名前は一応ネタバレなので調べないで見たほうがいいです)の心境の変化が、実写版よりも丁寧に描かれていたように感じたので、物語に没入しやすかったかな。ちゃんと日記を取りに行くのもポイント高い。 アニメ版ならではのオリジナル展開もあったりして、そこはなかなか良かったんですけど、「星の王子様」を模した演出だったり、「打ち上げ花火横から見るか下から見るか」風のやけに気合いの入ったCGシーンだったり、さらには「君の名は」まで入っていたりと、ちょっと狙いすぎに感じた。まるであの手この手で無理矢理感動させようとしているようなクドさを感じたので、ちょっと閉口させられた。もっとあっさりで良かったんよ。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2018-09-03 18:22:03)
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