みんなのシネマレビュー

クイール

Quill
2004年【日】 上映時間:100分
ドラマ動物もの実話もの伝記もの小説の映画化
[クイール]
新規登録(2004-02-23)【3737】さん
タイトル情報更新(2024-02-23)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-03-13)


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監督崔洋一
助監督中村隆彦
滝本憲吾
キャスト小林薫(男優)渡辺満
椎名桔平(男優)和多田悟
香川照之(男優)仁井勇
寺島しのぶ(女優)仁井三都子
戸田恵子(女優)渡辺祺子
黒谷友香(女優)久保マスミ
櫻谷由貴花(女優)渡辺美津子
名取裕子(女優)水戸レン
石田太郎(男優)戸塚裕史
水橋研二(男優)酒井雄一
小市慢太郎(男優)川本
吉田康平(男優)吉永
原作秋元良平「盲導犬クイールの一生」(写真)
石黒謙吾「盲導犬クイールの一生」(文)
脚本丸山昇一
中村義洋
音楽佐々木次彦(音楽プロデューサー)
撮影藤澤順一
製作松竹(「クイール」フィルムパートナーズ)
テレビ東京(「クイール」フィルムパートナーズ)
松竹ブロードキャスティング(「クイール」フィルムパートナーズ)
石川富康(「クイール」フィルムパートナーズ代表)
大谷信義(「クイール」フィルムパートナーズ代表)
松迫由香子(「クイール」フィルムパートナーズ)
製作総指揮迫本淳一
企画中川滋弘
プロデューサー榎望
山本一郎〔プロデューサー〕
配給松竹
美術今村力
江川悦子(特殊造型)
編集川瀬功
録音小野寺修
照明金沢正夫
動物クイール(成犬役 ラフィー)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
水戸レンさんのお宅でうまれた五匹の子犬のうち、おなかに鳥の羽のようなブチのある子はクイールと名づけられ、盲導犬候補生として育てられることになった。性格と血統の問題からその適正を疑問視されたクイールだが、ある才能を見出されてからその能力を開花させていく。いっぱしの盲導犬として振舞えるようになってきたある日、クイールは犬が苦手な視覚障害者、渡辺さんと出会うことになる・・・。 盲導犬クイールの一生を、彼を取り巻くさまざまな人々の人生とともに描く、感動のノンフィクション。原作:「盲導犬クイールの一生」。

池田屋DIY】さん(2004-03-25)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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74.《ネタバレ》 遠い昔見たことがあるが、無味無臭で終わった映画。
実話の映画化でありながら犬が主役の映画としては焦点が合わず中途半端さを感じる。
演技する犬の労力やストレスを考えれば仕方ないが、盲導犬の啓発だけならドキュメンタリーで十分だろう。
ファミリー層を中心に盲導犬とはどういうものかを知って貰う意味で、この言い方は野暮かもしれない。

視覚障碍者の目となり、道標として自由を制限された生き方を決められ、老いて役割を終えていく。
長きに渡って連れ添ったパートナーの飼い主からしたら代わりが利かない存在だが最期までいられない。
かつて無償の愛情を受けたパピーウォーカーの元に戻り、看取られながら生涯を終える、
その一生に切なさと儚さを感じてしまう。

雇われ仕事かもしれないが、同年の『血と骨』を撮った監督とは思えない。 Cinecdockeさん [地上波(邦画)] 5点(2024-08-17 23:24:08)(良:1票)

73.《ネタバレ》 縁あって今更にしてネットで鑑賞しました。原作、NHK版ともに未読・未見です。先輩諸兄のレビューは読了しました。

動物ものは幼い頃から好きです。幼い頃は概ねディズニー作品でした。ただし、動物ものを好きでも実話ものは苦手です。何故ってかなりの比率でそこには悲劇があって、実話だから余計に悲劇性を感じてしまうからです。フィクションの悲劇はフィクションだからと割り切れても、実話の悲劇は厳然として既に存在してしまっていてそのまま受け入れざるを得ないからです。

本作は実話ベース。しかも「ベース」と言うより「実話」そのもの。ただしドキュメンタリーではない。そこに引っかかってしまいました。ドキュメンタリーであればまんべんなく現実を受け入れつつ鑑賞出来るのに、実話のドラマ化ということだとどうしても脚本が存在し、当然その脚本に沿って見せられてしまう。それを作り手の解釈と表現と言うべきなのか、(言葉は悪いのですが)感動・感涙の押しつけと言うべきなのか。ドキュメンタリーならば号泣していたかも知れないこのドラマが、妙に空々しく感じてしまったのでした。そして後に残ったのは「クイールは幸せだったのだろうか?そもそも犬自身が感じる犬の幸せとは何なのだろうか?」という絶対に答えを得られない疑問でした。

盲導犬の啓発映画として+1点、クイールの健気さと可愛らしさに+1点、俳優陣の自然体の演技に+1点、全く関係ありませんが冒頭いきなりチョイ役的に登場した名取先輩(学校の先輩なのです)に+1点、ベタなコメディ要素に-2点等々悩み抜いた末の5点献上です。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-16 09:56:59)(良:1票)

72.盲導犬クイールの一生を描いた映画
最初から最後までとにかくクイールがお利巧で可愛い
温厚で優しいラブラドールレトリーバーの魅力が満載
犬の可愛さという点では100点満点
ほのぼのとした暖かい映画

ただ、途中で渡辺さんの映画になっちゃってるのが惜しい
犬の映画か、人の映画か、焦点が合ってない感じ
その渡辺さんの話もドラマとしてはいまひとつ物足りなさ

昨今はクセの強い役が多い香川照之が、マトモ(失礼)な役なのは見所 愛野弾丸さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-10 20:06:54)

71.《ネタバレ》 こりゃあ反則だぁ。。私しゃ犬モノに弱いんだぁ!
特にラスト、老犬になったクイールが「もう頑張らなくていいんだよ」と看取られるシーン。
自分がかつて飼っていた犬が死んだ時を思い出してしまって、涙なしでは見られなかった。
反則だぁ。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-06 19:24:09)

70.お年寄りが孫と一緒に見るような映画です。
出演者の中で、犬が一番いい演技をしていました。
「オレ、何やらされてるんだろう……」とか思っていたんでしょうかね。笑
脚本はシナリオの学校を卒業したばかりの人が書いたような、チープなレベルです。
これを見る数ヶ月前に、リチャード・ギアのハチ公の映画を見ていて、その時、犬好きの私は号泣してしまったのですが、本作ではそうはなりませんでした。
きっとハチ公の映画より先に見ていたら、点数は違っていたかもしれません。 クロエさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-08-12 14:42:04)

69.クイールの演出演技がとても良くて、小林薫の芸達者椎名桔平の清々しさで十分感動できる。脚本自体はべたなんで特筆することはないけど、とにかく犬に思い入れをする作品。 タッチッチさん [地上波(邦画)] 6点(2020-08-11 20:49:02)

68.テレビドラマのような映画。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 1点(2014-09-30 23:18:00)

67.犬という生き物に対しての愛おしさ、尊さ。盲導犬に対しての敬虔なる思い。出会いと別れを繰り返したクイールの一生が、幸せだったと信じたい。 小星さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-06-22 10:49:06)

66.2011.11/18鑑賞。はじめの15分、5匹の子犬と1歳になるまでのシーン、可愛いの一言。また最後にパピーウォーカーの所へ戻り、穏やかに亡くなるが私の家庭での飼い犬チェリーを思いだし涙す。障害者と盲導犬の触れ合いがメインだが、それ抜きのボランティアで子犬を育てるパピーウォーカーの所での生活シーンが好き。はじめと終わりのシーンと犬に+1点。
ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-18 19:35:53)

65.クイールは可愛くて健気でほのぼのとします。所々笑いあり。
ただ、他の人の言うとおり、感情移入するには物足りなかった。
いい話だと思うけど、最初から最後まで一本調子で淡々だったストーリー展開をもう少し抑揚があるように作れなかったものか。
感動ものに弱い私でも涙することが出来ませんでした。でも退屈にはならなかったので5点。 ひまわりさん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-02 23:24:24)

64.冒頭の子犬に、まずやられる。
ああ、この子が盲導犬として(自ら望んだわけでもなく)、その短い生涯を人間のために捧げるのか…と思った瞬間、もうダメ。
映画そのものは、非常に抑制のきいた演出で、ひたすら自然体。
ドラマチックに描こうとしていないところに好感がもてる。
それは、クイールの気高い一生に、気安く感情移入することを許さないような空気となって、崔洋一の撮る「動物モノ」らしいような感じもした。
椎名桔平、小林薫といった達者な役者の好演も実話である本作の重みに相応しいものであった。
poppoさん [映画館(邦画)] 7点(2009-05-28 09:31:35)

63.話題になっていたので、期待して見たけどそこまで感情移入できなかった。 くーちゃんさん [地上波(邦画)] 3点(2008-02-28 22:30:57)

62.盲導犬の紹介という意味ではいいのかも知れないけど、
物語としては構成を間違ってるとしか思えないほど薄っぺらい。
役者がそこそこいいので見られる内容には仕上がっているけど、
感動というレベルには達していないように感じる。 もとやさん [DVD(邦画)] 4点(2007-01-31 15:17:23)

61.犬はよかった。それだけの映画だった…。 バイオレットさん [DVD(邦画)] 4点(2006-08-13 00:47:29)

60.椎名桔平と小林薫の味がいいので、それだけでも退屈せずに観ていられた。盲導犬の一生ってそんな感じなのね、ってことは確かに良く分かる映画だね。 MARK25さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-18 23:01:49)

59.普通です。特別犬が可愛らしいというわけではなく、盲導犬としてのドラマが見所の映画。人間ドラマが全然ないとは思いません。静かなエピソードの中に好感を持てる物語が垣間見られます。 mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-16 11:02:31)

58.題材は悪くないし、クイールも可愛い。
が、映画ならではの演出のようなものがもう少しあってもいい。
これではドキュメンタリーにはかなわない。
女の子がナレーターの割に、ほとんど犬との絡みがないし、
淡々としすぎている。
カタログさん [地上波(邦画)] 6点(2006-04-09 00:14:37)

57.脚本と演出に何の焦点も絞れないまま作ってしまった作品のような感じ。視聴覚室で見た教育映画(火力発電所の仕組み、信濃鉄道のできるまで、おせっかい 等)を思い出しました。犬をあまり好きではない人々が作った匂いがしてしまう映画。硬派の崔監督には苦手なジャンルか。

チューンさん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-24 14:27:51)

56.クイールの可愛さ以外に何も観るべきものがないペラペラの映画。生まれてから死ぬまでの物語を断片的に絵日記のように綴っただけのストーリーで、何処にもクライマックスが無い。映画化するのなら、もうちょっと脚本を練った方がよろしいんじゃないでしょうか。 (^o^)y-~~~さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-13 23:43:25)

55.《ネタバレ》 クイールはとってもかわいくてんも~赤ちゃんてやっぱり何でも可愛い!!(笑)
犬を飼ってるのでまずます感情移入してしまって所々泣いてしまう場面が・・・ただそれはクイールについて感情移入したのであってこの映画自体にはいまいち感情移入できませんでした。なんだかこんな感動的なストーリーなのに作り方が雑な気がします。
音もいきなり大きくなったりあってなかったり解説も微妙に必要ないしなんたって椎名キッペイが偉そう(笑)あんなアドバイザーの元でやるなんて私ならちょっと嫌(汗)
とにかく犬があんなに頑張ってたのに人が頑張ってなかったから5点! ハリ。さん [地上波(字幕)] 5点(2005-11-06 18:40:34)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 74人
平均点数 5.32点
022.70% line
111.35% line
245.41% line
3810.81% line
4810.81% line
51520.27% line
61722.97% line
7912.16% line
845.41% line
934.05% line
1034.05% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.10点 Review10人
2 ストーリー評価 5.00点 Review16人
3 鑑賞後の後味 5.44点 Review18人
4 音楽評価 5.76点 Review17人
5 感泣評価 5.50点 Review16人

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