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スイート・チャリティ

SWEET CHARITY
1969年【米】 上映時間:147分
ミュージカルリメイク戯曲(舞台劇)の映画化
[スイートチャリティ]
新規登録(2004-04-10)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-02-11)【イニシャルK】さん
公開開始日(1969-05-17)


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監督ボブ・フォッシー
キャストシャーリー・マクレーン(女優)チャリティ・ホープ・ヴァレンタイン
リカルド・モンタルバン(男優)ヴィットリオ・ヴィダル
サミー・デイヴィス・Jr(男優)ビッグ・ダディ・ブルベック
バーバラ・ブーシェ(女優)ウルスラ
バッド・コート(男優)(ノンクレジット)
ジョン・マクマーティン(男優)オスカー・リンドクィスト
天地総子チャリティ・ホープ・ヴァレンタイン(日本語吹き替え版)
広川太一郎オスカー・リンドクィスト(日本語吹き替え版)
寺島幹夫ヴィットリオ・ヴィダル(日本語吹き替え版)
麻生美代子(日本語吹き替え版)
今西正男(日本語吹き替え版)
北浜晴子(日本語吹き替え版)
原作フェデリコ・フェリーニ「カビリアの夜」
ニール・サイモン(ミュージカル脚本)
脚本ピーター・ストーン
音楽サイ・コールマン
ジョセフ・ガーシェンソン(音楽スーパーバイザー)
ラルフ・バーンズ
撮影ロバート・サーティース
製作ユニバーサル・ピクチャーズ
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
美術アレクサンダー・ゴリッツェン
振付ボブ・フォッシー
グウェン・ヴァードン(ノンクレジット)
衣装イーディス・ヘッド
録音ウォールドン・O・ワトソン
その他ジョセフ・ガーシェンソン(指揮)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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11.《ネタバレ》 シャーリーマクレーンの傷ついても傷ついても、愛を求める女が
よかった。
ハスキーボイスがカワイイ。

何よりボブフォッシーの振り付けが、カッコイイ。
ダンスと言えば、今の若者にはオリンピック競技のブレイキンだろうけど、
昭和生まれの自分には、こんな振り付けがセンスの出発点。
非常に今観ても、映像的に刺さる。
ダンスの一瞬一瞬が、絵にしたくてしょうがないくらい、痺れるのだ。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2024-04-27 21:24:34)

10.《ネタバレ》 Loveに翻弄され Loveに救われる。良い話だが、ただそれだけのためにこれは長すぎる。歌も踊りもさほど素敵に感じなかった。特に煙草を持ったままのダンスシーンはそういう時代だったとはいえ嫌いだ。 ほとはらさん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2024-04-04 11:13:26)

9.《ネタバレ》 言わずもがなミュージカル仕立てで、かつナンだカンだ「半分は歌って踊ってんじゃネ?」てな感じにその面のボリュームが凄いコトも含めて、諸々と元ネタとは雰囲気が大いに違ってると感じるのですね。中で、私が思う最大の違いとゆーのは、根本的な主人公のキャラクター=ナニを一番に求めているか…ってトコロですかね。カビリアは自分の(悲惨な)人生に絶望してるんだと思うのですが、翻って今作のチャリティは「真実の愛」に唯々飢えている…みたいな。それに伴って、それこそアメリカナイズされたアーバンな質感+ミュージカルというごく「エンタメ」な要素もふんだんに加わって、シンプルにとにかく全編「楽しい」って雰囲気には仕上げられてると思うのですよね(⇒別に、チャリティの境遇自体の「悲惨さ」を際立たせたい…というコトではない、と)。でも、だから寧ろ、このラストって(ナンなら元ネタより更に)かなりコッ酷いバッド・エンドじゃない?とも思われたのですよ(逆に)。あの男……個人の信条とゆーのは在るとは思いますが、マジでクソろくでもねーな…と思ってしまいましたよね。。また逆に、だからこそ、其処からチャリティがオーラスに立ち直って来れたのは、前述のアメリカ的な(舞台となる土地そのものが備える)都会感・開放感・進歩性=未来への希望、みたいなモノが在ってこそ(実在してこそ)ではねーか…と⇒だから、たぶんコレ、今今にそのままやってもモ~成立しないかもな…な~んて。 Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2024-02-22 23:32:41)

8.原案がフェデリコ・フェリーニ「カビリアの夜」。
→舞台化→映画化といった順を辿ったミュージカルらしいけど、
期待作であったのか、かなり気合いの入った作りで古さを感じさせない。
音楽、美術はもちろんのこと、ニューヨークロケをふんだんに取り入れた
歌やダンスシーンの映像演出が素晴らしく、まるで一つのショーを観ているようにきれい。
ストーリーはオリジナルとほぼ変わらず、そこにミュージカルシーンを入れたために
2時間半という長丁場に。元々ミュージカル用に作られたお話ではないだけに、
やっぱり間延びした感じを受けてしまう。
シャーリーはコケティッシュな魅力を振りまき、このヒロインのキャラも悪くはないのだが、
童顔だけにスレた役は今ひとつといった感じ。でも頑張ってる。
サミー・デイビス・Jrのゲスト出演は笑った。ミュージカル好きの人なら十分楽しめる作品。
ちなみにDVDにはラスト別バージョンが収録されていたが、こちらはまったく冴えなかった。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-14 05:54:47)

7.《ネタバレ》 フェリーニの原作とは思えないほど何だか同じものが題材とは、いやはや、あのどうしようもない悲劇的な「カビリアの夜」をミュージカル仕立てにするとこうも印象が変わるものなのか?あの映画は勿論、フェリーニらしいという意味では見所もあるけど、やっぱり私はこっちの作品の方が好きです。何といってもシャーリー・マクレーンの魅力でどんなに悲劇的でも歌がある。歌さえあればそれで幸せであるとばかりにとにかく歌って踊って、また歌って、そして、踊るのオンパレード!シャーリー・マクレーンの笑ってる時と泣いている時の表情の違い。その表情の素晴らしさ、好きになってしまう相手の男には好きになってもらえず、それでも一生懸命なシャーリー・マクレーンの何たるいじらしさ、微笑ましいこと!あの都会の町並みのど真ん中でくねくね踊る後ろ姿が何だか妙に可笑しくて、またあの変な衣裳も面白い。そうそう、この映画のあのラストに関してはハッピーエンドじゃないけど、だからこそ引き立つ女の健気さと哀しさ、だけど、それでも必ず彼女はいつか幸せになれる。そう願いたくなるような終わりにこの映画の持つ要素が凝縮されているように思えます。それにしてもシャーリー・マクレーンて不思議な女優さんだ。けして、美人だとは思えないのに見ているうちにどんどんと美人に思えてくる。そして、可愛く思えてくる。こういう女に男は弱いものである。この映画を見てシャーリー・マクレーンの魅力を改めて感じることが出来た。 青観さん [DVD(字幕)] 8点(2010-11-16 22:41:45)(良:1票)

6.《ネタバレ》 ミュージカル映画には疎い私ですが、ボブ・フォッシーの振り付けは昔からストライクです。この映画では、60年代とは思えない切れの良いダンスに目を見張ります。シャーリー・マクレーンがNYの街中で踊るシーンの躍動感は、何度観ても素晴らしい。いろいろ意見はありますが、私はこのアンハッピーエンドのラストの方が、チャリティの健気さが出ていて好きです。 S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-20 23:41:16)(良:1票)

5.マクレーンはほんとうに素晴らしい女優だと思う。歌は上手い、踊りも上手い、演技も上手い、スタイルはいい、声はかわいい、顔もかわいい。ほかの役者の歌や踊りはどうでもいいので、とにかくマクレーンばかりを見たかった。 ケンジさん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-02 19:03:48)

4.《ネタバレ》 オリジナルと比較して、悲劇のヒロインへの落され方に関しては本作の方が流れるように自然で納得できます。流石に単にミュージカル仕立てのリメイクだけに留まりませんね。特に本作のオスカーへは感情移入してしまいました。あのタイミングでのカミング・アウトと、続けざまにパーティーで目の当たりにしたことの違和感には、気持ちの動揺を抑える時間さえ無かったのではないでしょうか?よってそれまでと同じ相手の仕草や言動さえ違う色へと変えてしまっても仕方がないのかもしれません。まして違う男の名前の“TATOO”を見た日には、僕だとどんな精神状態になるのか想像もつきません。(いや、例え僕の名前であっても違う意味で嫌ですが)逆にチャリティに関しては、もっと段階を踏んでうまく話していけばハッピーエンドも可能だったのではないかと思われてなりません。純真な心は分かるのですが、やっぱり空気読めてないですよ。とはいえ本作の見どころは、何といってもミュージカル・シーンで、構成、振り付けが素晴らしいです。ところどころサイケデリックな時代を反映していますが全く古くないどころか、最高にクール。パフォーマンスも映像も音楽も完璧じゃないですか!シャーリー・マクレーンの女優としてのポテンシャルの高さが如何なく発揮された作品だと思います。 よし坊さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-24 16:57:44)

3.《ネタバレ》 もともとシャーリー・マクレーンがブロードウェイのミュージカル女優出身だった事は知ってましたが、映画の中でその才能を発揮している作品はそれほどないのでは?自分がこれまで観た限りではワイルダー監督「あなただけ今晩は」のワンシーンくらい。これは彼女のミュージカルタレントとしての実力が遺憾なく発揮された秀作です。シャーリーほど「マスカラが落ちつつも泣きながら笑う」っていう芝居が巧い女優はちょっと他を探してもいないんじゃないかなあ・・・。衣装担当「イーディス・ヘッド」ってクレジットが出るだけで、何やらこれは良い映画なんじゃないかって期待してしまうのは自分だけでしょうか?ヒッチコック作品のエレガントなヒロイン達しかり、この映画のシャーリーしかり、ヒロインが衣装によってより輝きを増していますね。この映画の中でイーディス女史の匠の技を再認識したのは、シャーリーが結婚を破棄されるシーン。ここでの彼女はホントに趣味の悪い花柄の服を着てるんです。彼女との結婚にちょっと嫌気が差していた彼の心を後押ししたのは、この趣味の悪い衣装だった事は間違いないと思います。(追記)↓小菊さんはもうひとつの「ハッピーエンド」エンディング支持ですかあ。自分はどっちかって言われたら現バージョンのがいいかなあ・・・。だってあの男は許すべからざる事をシャーリーに言ってしまったような気がするんで。基本的に悪い男じゃないと思うんですけどね・・・。レストランでプロポーズするシーンなんかなかなか勇敢で感動したし。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-07 11:54:26)(良:1票)

2.《ネタバレ》 フェリーニの「カビリアの夜」のミュージカル版ということで見たのですが、本家に引けをとらない素晴らしい作品でした。舞台をローマからニューヨークに移していて、さまざまな当時のNYの風景が映しだされています。ストーリーの流れもほぼ同じで、やはり最初は突き落とされて溺れるシーンでした。(最後もカビリア程悲惨ではありませんでしたし。)

 とにかく、シャーリー・マクレインが可愛いです。決して美人という訳ではないのですが、すごく惹かれました。(小学校卒を冗談に取られるシーンはちょっと可哀想でしたが)

 ミュージカルのシーンも良く、舞台でも見たいなと思ってしまいました。

 とにかく、チャリティの前向きさに元気をもらえる作品でした。(ただ昔の男の名前の刺青っていうのはやっぱ引いてしまいますよね。)

サミー・デイヴィス・Jrもイカしてましたね。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-04 22:51:36)

1.ボブ・フォッシーの監督デビュー作であります。ストーリィはシャーリー・マクレーン演じる男運のないチャリティがただ男とくっついたり離れたりするだけなのですが、そこに彩られる数々のナンバーは、150分ほどの長さをも忘却させるドリーミィな舞台。静止画や逆回転、一気のズーミングアップによるシーン転換など映像も飽きず、歌い踊るマクレーンが表現する身体的言語は、喜びや楽しさや嬉しさといった和音を奏で見る者の身体奥深くへも届いていくかのようです。サミー・デイヴィス・Jrが登場する新興宗教のダンスシーンは既存のミュージカルとは明らかに異質でそこに未知のものに対する昂揚感が生まれ、マクレーンがニューヨークの街中を行く躍動感と相成り、すっかりハイと化した身体はクールダウンを要求してくるのですが、その期待に沿うかのように切ない幕切れへと向かいます。しかしまた歩き出すチャリティに希みを感じ身体は再び静かに燃え上がるのです。チャリティの本名は「チャリティ・ホープ・バレンタイン」。素敵なバレンタインデーをお過ごしください。 彦馬さん 10点(2005-02-14 12:13:07)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.18点
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200.00% line
300.00% line
400.00% line
5218.18% line
6218.18% line
719.09% line
8545.45% line
900.00% line
1019.09% line

【アカデミー賞 情報】

1969年 42回
作曲賞(コメディ)サイ・コールマン候補(ノミネート) 
美術賞アレクサンダー・ゴリッツェン候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞イーディス・ヘッド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1969年 28回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)シャーリー・マクレーン候補(ノミネート) 

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