みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
18.全くの日常を描いただけの作品なので「それで?」って思う方がいることはとても良く分かるけど、私は結構染みた。見る人の立場によってそれぞれ感情移入する人物がいるだろけど、私はカフェで働く独り身の彼女だな。特に出会い系で知り合った男とベッドに入るエピソードはね、事が済んだ後のあのビミョーな感じ。リアル過ぎだよ~。帰りのバスの中で悲しくって虚しくって泣く彼女の気持ちが(「なにやってるんだろう、私。バカみたい」)分かり過ぎる程分かって思わず貰い泣きしました。何かを洗い流すような優しい音楽(なんとなくルー・リードの唄を連想した)、町の雑踏、そして沢山の灯り。灯りの数だけ人生があって、みんな色々抱えながら生きてるんだよね。泣き晴らした後みたいな気持ちになる映画だったな。実は「イン・ディス・ワールド」と混同して政治ものと勘違いしてこの映画見たんだけど、「ひかりのまち」って上手くつけたなぁと思う。「ALICE IN WONDERLAND」のオチが効かないのは勿体ないけど、タイトル付けた人の気持ちが伝わってきて私は好きッス。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-04-19 16:47:12)(良:2票) 17.面白いというより、すごく印象に残る映画。音楽もよかった。 【コーラL】さん 8点(2004-03-20 06:07:49) 16.一人でいると気づかないのに、大勢の中にいるとふと感じてしまう孤独。キラキラ輝く「ひかりのまち」も、ひとつひとつは孤独な光。マイケル・ナイマンの音楽が心に染み入る。 【konkon】さん 8点(2004-02-17 02:21:25) 15.邦題ですごく期待しすぎてしまいました。ハンディカメラなんでしょうけど(その狙いはいいと思うが)、揺れるカメラワークが苦手で、まず冒頭からイヤな予感が・・そして撃沈。題の持っている雰囲気と違いすぎてませんか? もっと雰囲気で観るファンタジックな映画かと思っていたし(そんな感じの題名でしょ?)、ちょうどそんなのを観たい気分だったので、まったく正反対のストーリー展開に、アララ・・。勝手に思い込んだ私が悪いんですけど、観る直前はなるべく余分な情報は抜きに見たいと思って、レビューやネットの情報を(そしてときにはジャケットの説明さえ)読んだりしないことにしてるので、こういうことも起きちゃう・・。うーん、痛し痒しです。それとは別に、本作の題材、テーマは、それはそれで好きな方向性なんですけど、映像や音楽の懲り方がちょっと監督の独りよがり? という印象です。残念。主演のジナ・マッキーは知らない女優さんでしたが、すきなタイプです。今後に期待したい。(監督、「GO NOW」と同じ人だったんですね。あちらはすごくよかったし、ユニークな映像にむしろ好感を持ったんだけどなあ・・。) 【おばちゃん】さん 5点(2003-12-24 11:55:29) 14.淡々と進んでいくからこそ話に真実味があるとこがよい。黒人がいい味出していてよかった。洒落過ぎず退屈過ぎず作られていてバランスがいいと思う。 【たましろ】さん 7点(2003-12-17 00:28:27) 13.暖かな光の洪水のような映像に、荘厳な繰り返しの旋律。ウィンターボトムとナイマンの手腕が光る一作。本当に、どこにでもある日常の風景を切り取っただけの作品なのに、至高の一品と言ってもいいような、雰囲気のある映画に仕上がっている。何でもない日常、何でもない幸せ。だからこそ、人生は取るに足るのかも知れない。 【ひのと】さん 9点(2003-12-10 21:09:23) 12.期待しすぎたのが良くなかったのか・・・最後に辿り着くまで何度も寝てしまった。私には日常が日常過ぎて退屈だった。感動できなかったことが残念。 【桃子】さん 2点(2003-11-13 14:40:23) 11.「ノッティングヒルの恋人」で、ジュリアより車椅子の女性ばかり観ていた私は、そのジナ・マッキー目当てでのみコレをレンタルしたのですが・・・いやーー得したァ~~! ありふれた日常にこんなに心動かされるとは。。キッドマンの庶民版のような彼女の顔に、ミッキー頭はあまり似合わぬようでいてとてもチャーミング。モリーは、私が今までみた出産シーンの中で、もっとも上手い(現実に近い)気がしました、お子さんいるのかな。この作品、観終わってからジワジワジワジワ来ますんよ。これに感動する友人がほしい、周囲にはなかなかない。 【かーすけ】さん 8点(2003-11-12 11:33:53) 10.良かったな~。映像も綺麗だし、ストーリーも全然退屈させないし、とにかくイイんだよね~。なんなんでしょうか。。。 【愛人/ラモス】さん 9点(2003-11-12 11:07:14)(良:1票) 9.日常を題材にしているからこそ登場人物と共有できる感情が生まれて、見終えた後にたまらなく切なくなった。一人一人のストーリーを通して「家族」や「ロンドンという街」を的確に描いてみせた、ウィンターボトム監督の手腕は見事。 【wood】さん 8点(2003-05-31 23:07:31) 8.ウィンターボトムの中では一番です。暗闇の中で観るのがオススメ。伝えようがないけど、本当にいいんです。観終わった後、自分の中に何かが残ります。 【さみー】さん 8点(2003-05-02 23:35:34) 7.地下鉄など公共交通機関をつかっていて、窓から見た光景とウォークマンから流れる音楽が見事なまでにマッチしたことがないだろうか。まるで、映画監督になったみたいに・・・。三姉妹の日常をひたすらハンディカメラで撮影する。彼女たちの苦悩、喜びをマイケル・ナイマンの音楽で優しく包む。本当の感動は日常のたわいもないところに存在する。 【ゆたKING】さん 10点(2003-02-09 17:17:59) 6.ストーリーはたるい。なんでもない映画。でも、ロンドンって美しいんだなー 【あいうえお】さん 6点(2002-12-10 19:23:19) 5.M・ウィンターボトムとしては珍しく人間賛歌風に描いた作品ではあるが、元々はTV業界で鍛えてきた人なので、その根底にあるものは「情報を伝える」という行為にあるのだと思う。題材は違うし、作風は大きく変えてしまう。M・ウィンターボトムはこれが出来るからこそ、魅力的なディレクター。本作は確かに美しい映像に、M・ナイマンの荘厳な音楽など魅力的な映画だが、ロンドンの平凡な日常を起伏なく演出し、そういった人々に起こる小さな奇跡を世界の人々に発信するという意味で撮られた作品だと思う。私は素晴らしい映画だと思う。 【チャーリー】さん 9点(2002-06-09 11:49:49) 4.何かと問題の多い老夫婦とその娘たちを巡る群像ドラマ。皆さんそれぞれに諸々の事情を抱えているんだけれども、物語が進むにつれ、そこはかにほのかなユーモアが漂い始める。シャープな映像センスはさすがに手馴れたもので観ていて心地よい。ナイマンの音楽もどうのこうのいっても感動的。放蕩息子からの留守電が流れるシーンには胸がつまった。 【モーリス】さん 8点(2001-08-03 07:40:42) 3.映画ってのは日常では起こりえないことを描写するのが一つの特徴だと思ってた。けど普通の日常起こり得ることを描写しても映画になるんだな。当然といえば当然かぁ。普通の人々の普通の日常を描いた作品で、だからこそ逆に興味深かった。だっておいらも普通の人間だしごく普通の日常を送っているから。みんな自然体の演技でグッド。 【シュープ】さん 9点(2001-07-16 00:25:43) 2.途中まで皆家族だって分らなかった。 【出木松博士】さん 6点(2001-01-15 01:21:58) 1.ウインターボトムらしい大人の恋愛物語。手ブレの多い映像は好みの別れるところだが、個人的には臨場感が出ていてプラスの作用があると思う。ロンドンのロケーションがとてもファッショナブルに映っていて、ぜひ行ってみたくなること間違いなし!ただナイマンの音楽が重くて若干映像とアンバランスなのが惜しいかな。 【びでおや】さん 7点(2001-01-14 01:22:33)
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