みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 女子高校生の恋愛ものだけれども、最後どちらかが不治の病とかで死んだりしないのが気に入りました。でも幼馴染の陸上部の友達となんかグズグズしてるところはちょっとクドイ。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-01-21 21:51:51) 7.《ネタバレ》 傑作。原作コミックから読んでいて、高校生がオジサンに恋をするというファンタジーな設定ながらも、なかなか惹かれるストーリーだった。アニメ化された作品もよく、流行りとはいえ実写映画はどうだろうと思っていたが、バッサリ捨てるところは捨てながらも、原作のエッセンスを損なうことなく、端折っているような印象もなく、単独の作品としてうまく再構成されていた。もともと“大感動作”ではないけれど、映像化に恵まれた作品だと思う。それにキャスティング。小松菜奈と大泉洋という組み合わせはもとより、脇役も原作キャラを彷彿させる人たちばかりだった。あえて気になる人を挙げるなら喜屋武はるか役の清野菜名くらいだけど許容範囲。コミックやアニメでは不自然な部分があっても“画”からの想像で補完してしまうところがあるのに対し、実写映画ではどうしてもリアリティを考えなければならないことはあるけれど、そういう不自然さも感じなかった。【ネタバレ注意】小松菜奈が疾走するシーン、ホンモノの陸上選手ではないけれど、ちゃんと疾走している印象があったのもよい。ファミレス「ガーデン」も、よく原作の雰囲気を損なわない店構えのロケーションがあったものだと思う(わざわざ建てたわけじゃないよね?) ラストも、状況が違っているけど、ちゃんと原作のセリフだったのはよかった。考えたんだろうな。 【mohno】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-30 01:33:43)(良:2票) 6.《ネタバレ》 実のところ、コレって(作品を作る側の)おっさん目線で作られた映画よね。鼻に付く、おっさんの自虐的なギャグが散りばめられ、おっさんの夢とか願望とか救われたいキモチとか、そういうのが加齢臭の如く、じわじわと滲み出ていて。安心安定の大泉洋だからこそ、それでも成立しちゃうわけだけれども。 おっさんのアンチ的ポジションに濱田マリを配するあたりも嫌味を最小限に抑えてる感じで、まあ、おっさんのファンタジーですわね。 一方、ヒロインの青春映画としては、挫折と、そこから一歩未来へと踏み出す勇気がまっすぐに描かれていていいカンジです。彼女を取り巻く環境(母との関係や、親友やライバルの存在や)も大切な要素として機能していて。 でも結局、小松菜奈が総て。その表情(基本は仏頂面)と、そのしなやかな立ち居振る舞いと。 彼女の所作、1つ1つが美しくて、だから冒頭で駆けるシーンはマンガ的に作り過ぎな感じで残念ね。そんな加工は不要でしょう。 女優、小松菜奈の美がキッチリと収められているという点で、大変重要な作品。 彼女が動いている、或いは止まっている事で意味が生じる映画。そして、それだけで十分なのでしょう。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-28 22:08:22) 5.《ネタバレ》 原作もそうなのですが、最後まで見終わった感覚がとても爽やかなんですね。恋愛は実らなかったにも関わらず。それは、高校生だろうと40歳代だろうと、人が人生をかけてやりたいこと・目標に向かって力強く踏み出す姿に共感を覚えるからだろうと思いました。良い作品です。ラストにあのやりとりが出てくるとは予想しませんでした。恋愛方面を期待する方々へのちょっぴりサービスといったところでしょうか。 【次郎丸三郎】さん [映画館(邦画)] 9点(2018-06-27 19:54:07)(良:3票) 4.小松菜奈さんの目力がとても印象的。 年の差の恋がテーマだけど、何故あきらが好きになったかは消化不良。人を好きになる事に理由はいらないって事か…。彼女のグイグイ来る感じにオジサンの胸はキュンキュンしました。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 6点(2018-06-17 09:00:09) 3.《ネタバレ》 こんなに良い意味で裏切られるとは思わなかった作品。ほろ苦い初恋を音楽で適当に色づけしているレベルかなと思ってました。ごめんなさい。の子の歌がラジオから流れてきて、見に行くか!となったくらいだけど、その感覚を持てた私を思いっきり褒めてやりたいです。見逃さなくて良かった。 なんとなく若者向けと思われてしまうかもしれませんが、とても大人向けの映画です。これは、年の差恋愛なんかじゃなくて、傷ついた二人が、悩みながら、お互いの夢に向かって、歩みだす作品なんですよね。 真っ直ぐなあきらに刺激され、諦めかけていた小説と向き合い始める店長、 反対に、自分が負った傷を抱きながら静かに諭す店長の言葉に、大事な陸上に戻っていく決意をするあきら。 これだけだって十分な作品なのに、店長とあきら、それぞれの友人との絆が描かれているのだから、もう涙腺崩壊です。 若者だからこそぶつかってしまう感情、大人だからこそ歩み寄れない溝。それぞれ違うもどかしさ。わだかまりが解けたときの温かい空気。 素直に泣けます。足掻き続けること、大切な人との絆を、少ない台詞と細やかな演出で、しっかりと描いてくれてます。 ラストも最高でした。あきらの涙が切なくて、美しくて、、爽やかで、素晴らしかった。 永井聡さんは、漫画の実写化が上手い監督さんなのかもしれません。帝一の國もよかったです。 【うらわっこ】さん [映画館(邦画)] 10点(2018-06-16 19:33:23)(良:2票) 2.《ネタバレ》 原作は読んでいないが、アニメ版を観ていたために、良いのか悪いのか、流れは一通り頭に入っていた。できれば映画→アニメの順で観たかったが、録りためて我慢ってのができない性分だからなぁ…。それはともかく映画としてはとても良くできていたと思う。テンポがよく、ときどき笑いが起きて(そのための大泉洋起用かな)、キャスティングも脇役に至るまでバッチリ。九条ちひろに戸次重幸とか、役に説得力がありすぎるよ。そして大人としてのモラルが示されていて気持ちがいい。年の差カップルが悪いってことではないんだけど、相手はまだ高校生だし、実際問題としてはなかなか厳しい。その前提のもとで店長の振る舞いはおっさんとしてかっこよかった。厨房の加瀬さんが解説してくれてたけど、店長はあきらが人生の雨宿り中なのを知っている。だから突き放すことなく、もちろん近寄りすぎることもなく、適度な距離感を保った。そして然るべきときに「さあ、雨は上がったよ」と背中を押してくれる。意図を汲んだあきらが見せる笑顔… いいね。そして、はるかと一緒に練習を再開する場面のなんと美しいことか。さらに、さらに、ラストもまた素晴らしい。物語は、映画を観た人の心の中で続いていくはず。その後をどう想像しようと自由だ。この大いなる爽快感は良作の証。 【リーム555】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-03 00:00:34)(良:5票) 1.大泉洋に小松菜奈という納得のキャストが発表された時点でこの映画は観ると決めていたが、ほんと期待通りの出来だったなと思った。 女子高生のあきらがファミレスの店長に恋をするという物語なのだが、この店長、素の大泉洋みたいに面白いならともかくひたすら地味で冴えないおじさんなんです。 当然、どうして好きになっちゃったの?ファンタジーか?と最初は困惑すると思うんだけど、段々と関係が深まるにつれて妙に納得させられるんですね。 縮まりそうで縮まらない微妙な二人の関係はもどかしくもあって、また互いに夢に向かって歩んでいく姿はとても輝いていて良かったかなと。 また、店長の旧友で小説家の人物を戸次さんが演じていたというのも良かった! 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-05-25 18:30:50)(良:1票)
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