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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
6.みなさん本当に映像が美しかったですか?
僕にはテレビで放送している世界遺産系のドキュメンタリーの方が数倍美しいと感じます。
内容として言いたいことはわかるけど別のアプローチがあるんじゃないかと…。
ただ一緒に観に行った母が心が穏やかになれたと喜んでいたので+2点献上します。 【ままごと】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-17 13:10:26)
5.《ネタバレ》 非常にシンプルなスピ映画。
そのシンプルさが本当は真理を現している。
別に特別なものに真理がある訳じゃなく、日常や自然にごろごろしているという事だと。
そして、どちらが良い悪いという二元性を超えている。
息子はそれを理解した。ツリーの枝葉として。
父母はその二元性の象徴。
すべてはあるがままであるという認識だと。
スピ系映画では歴史に残るんじゃないでしょうかね。 【森のpoohさん】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-17 11:08:39)
4.《ネタバレ》 2回見ました。1回目は正直、人物関係もこんがらがって、かなり頭も使って集中して見ていましたが、2回目は余裕を持って映像の美しさに浸ることができました。筋自体は優しい母、厳しい父、その間で葛藤する子供たちという簡単なものです。しかし映像は、宇宙や大自然から母と子が遊ぶシーンまですべて美しく輝いています。大画面で見るべき映画だと思います。 【masatonization】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-08-15 23:54:00)
3.《ネタバレ》 テレンス監督の作品は1本も観た事が無く、映像の綺麗な監督という位の知識しか無い状態で観賞しました。本作もパルムドール&ブラピのネームバリューにつられた形です。
皆さんの言うとおり2001年宇宙の旅みたいな映画でした。宣伝を見てハートフルな人間ドラマを想像していた人は可哀想ですが事故にあったと思って諦めて下さいww(悪いのは映画関係者ではなく配給元と思います)クラシックの調べにのせて大自然の雄大さ、人間のちっぽけさを感じさせる映像が延々と。
この映像の美しさは出色の出来だと思いました。映像にトリップしそうになります。
その後、物語はブラピ演じる父と息子逹の物語にシフトしていきますが、この息子役の俳優の演技が物凄く自然で素晴らしい。(特に長男が隣の家に忍び込んで下着を盗むシーンの生々しさ、そして盗んだ下着を川に流すシーンの長男役の演技が印象に残る。)
また、中盤のクライマックスである父親と長男の和解のシーンは不覚にも胸が熱くなってしまいました。
最後は親子の話が広がり神の存在を表したような映像が続きます。自分はこの映像は「神の祝福(試練)はどのようなちっぽけな存在にも平等に降り注ぐ、神を信じ、身を任せる生物は必ず神に救われる」あるいは「神はどのような生物にも元々内包している、それに気がつくか気がつかないかによりどのように生きていくかが変わる」という事が言いたいように思いました。
結論としてこの映画は根幹となるストーリーがそもそも無く、オチもありません。見た人それぞれの感想があるかと思います。娯楽作品として観れば糞以下の出来だが芸術作品として観ればこれほど多くを語る映画は中々無いです。
考えなしに糞と決めつけるには勿体ない映画ですね。正直退屈に感じてしまったのは事実ですし、もう一度観たいかと言ったらNO!ですが。ということで5点。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-08-14 22:58:12)
2.この作品の評価は二分するでしょう。それこそ映画の冒頭で語られる「世俗に生きるか神に委ねるか」のように、低評価を下す人は世俗型で、高評価を推す人は宗教型と類型化してみても満更でもないかもしれない―――。
飴を渡されそれを直ぐに口に入れ甘さだけを味わう人にこの映画の良さは伝わらないと思う。与えられた飴の意味を思索する人に見てもらいたい映画だ。 【クロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-13 00:31:15)
1.《ネタバレ》 テレンスマリック監督の作品はどれをとっても映像が美しい。
しかし独特の作風のため評価は分かれる。
説明的なことは極力省き視聴者の感性にゆだねる姿勢は過去の5本の監督作品すべてで一貫している。
それぞれの作品は時代も場所も設定も違うが彼の映像美は一貫している。
底にあるテーマも同じだ。
自然をいつくしむ心、自然への畏怖、人間もその自然の一部である、ごく当たり前の人間の生活、それは何十億年かけて誕生進化してきた生物の営みそのものなのだ。
そしてどこか宗教的、哲学的な表現。 大学で哲学を学んだから表現がそうなるのか。
The Tree of Lifeは特にそれが顕著に出ている。 もともとストーリーが明確に説明されない映画を撮る監督だが、今回もその例にもれず登場人物がどんな人なのかを説明するようなわざとらしいセリフはほとんどない。
1950年代初頭か、アメリカのごく普通の一家族の物語を中心に話は地球誕生、生命の誕生、その進化にまで及ぶ。
初見ではやや混乱したが、2度目に観た時はかなりわかりやすい編集なのではないかと感じた。
恐らく多くの人が同じ感想を持つのではないかと予想するがスタンリーキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」を思い起こす映像がかなりある。 内容的に感覚的で視聴者に思考を求めることも似ているがそれ以上に具体的な映像で相似のものがあるのだ。 極めて効果的に使われている。
また気を引いたのが長男が淡い恋心を抱くクラスメートの女の子。 くっきりした顔立ちのキュートな子だがThe New Worldのポカホンタス役の子になんとなく似ている。 Days of Heavenに出ていた女の子も似ているし、Badlandsのシシー・スペイセクも似た雰囲気だ。 監督の好みが出ている 【称えよ鉄兜】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2011-07-01 16:26:52)
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