みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
86.《ネタバレ》 思い入れ補正がかかっていることもあって、とても面白かった。ハリソンフォードキャリーフィッシャーが画面に出てきた瞬間は感無量。目頭が熱くなった。R2D2が見れたことは嬉しかった。そしてBB8のかわいらしさは驚異。新たに設定された人間関係はどことなく前6作を焼き直した感じがするし、戦闘機の攻撃の画はエピソード4のリスペクトかな。メインキャラに女性がきたのは時代だなあ。このシリーズ、若手の男性俳優の抜擢人選はアナキン役のヘイデンクリステンセンも考えるとあまり上手くない感じがする。今回のレン役のアダムドライバーも力不足の苦悩という表現がいまいち。アナキンが苦悶の末暗黒面に落ちたことの説得力に比べると今作でのレンの暗黒面の転落の過程が描かれておらず物足りない。重要な感情移入ポイントだと思うんだけど。レンはレイヤの息子ということでフォースの力が弱かったということかな。一般人?のフィンと互角にライトセイバーで剣闘してたのは謎。次回作もとても楽しみです。今回は4DXで観ましたが、アトラクションみたいでとても楽しかったです。 【タッチッチ】さん [映画館(吹替)] 8点(2016-01-27 21:23:07)(良:1票) 85.《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞しました。迫力ある映像の素晴らしさは申し分ありません。公開前から話題性があり、ネームバリューのみで大ヒット間違いなしの状況で、“見たかったスターウォーズの続編”としてよくまとまっていると思います。Xウイングやファルコンのドッグファイト、ライトセーバーの戦闘、トルーパーの大群、BB-8という新しい魅力的なマスコット、そして何より旧作キャストの出演。もうファンが好きそうなもの全部詰め込みました、みたいな内容ですが、結局それがファンとして見たかったりもするので満足です。副題にもなっている「フォースの覚醒」ですが、フォースの描かれ方が何だか超能力みたいな扱いになってたのは残念でした。それと、全体的に過去のキャラクターに頼りすぎな展開だったのもちょっと狙いすぎかなぁという印象を受けました。個人的にはカイロ・レンのキャラは絶妙で良かったと思います。彼のどこか情けない雰囲気やぱっとしない感じが、ダース・ベイダーにただ憧れてるだけの小物、野望だけは大きいけど実力が伴っていないそこら辺にいるような若者に見えて、逆にダース・ベイダーにどれだけカリスマ性があったかが引き立っています。でもカイロ・レンはその血筋もあって今後の驚異になり得るかもしれない、という不安定な要素も残っていて続編が楽しみです。 【Nerruc】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-01-26 23:51:42) 84.《ネタバレ》 まるでキーラナイトレイにデンゼルワシントンにアルパチーノ、おまけに仮面を取ったらジョンルーリー?個性と魅力に乏しいメインキャスト陣は過去の作品を彩った個性派の面々と比べて明らかに物足りない。ただし、娯楽映画としてはまさに王道で楽しめましたし、ハン・ソロとチューイを二人揃って登場させたり、ルークの"特別枠"的な扱いなどはやはり昔からのファンにとっては嬉しく、同時に監督の旧作への敬愛も充分に感じました。個人的には、SWの続編としては低評価、娯楽映画としては高評価、なのではっきり言って採点が悩ましい映画。と言いつつも、過去の名作群と比べるとどうしても評価が厳しくなるのはシリーズモノの宿命か。ちなみに私、レイア姫が美人だと思ったことは一度もありませんでしたが、もっと年老いた姿を想像していたせいもあり、今回初めてとても美人に感じました。彼女だけゆっくりと時間が流れていましたかね。フォースの恩恵、実は意外なところにあり。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-01-24 02:53:32)(良:2票) 83.《ネタバレ》 ルーカスが無名時代SWを作る際、映画会社に「給料はいらないから、続編を全てを作らせてくれる確約をくれ」と言ったほど、彼の頭で作り上げられたストーリーは完全なものであり、彼が愛し、伝えたかった物語だ。 つまりEPは1~6をもって幕を下ろしたわけで、今さら「フォースの覚醒」といわれても、無理やり覚醒させるなよと、「寝た子を起こすなよ」と、思うわけである。 ディズニーの手に堕ちた今作は、”差別撤廃”をポリシーとするディズニーによって、マイノリティーである”女”と”黒人”をドまんなかに据えられた。 しかしだ。 私は人種差別主義者ではないが、SWは白人男子が主役のジュブナイルでなくてはならないと断言する。 4~6の幕開けとなる4でルークが主役だったように。 1~3の幕開けとなる1でアナキンが主役だったように。 周囲の思慮深い大人達に囲まれて、自らの宿命に従って時に戸惑いながらも成長していく少年や青年の物語でなくてはならない。 今回のような、すっかり成人の、女性と黒人。これはもうSWではない。 またSWには”イケメン枠”が必ずあるべきだ。 3~6では「キャンディキャンディ」(たとえが古くてすみません)の、まろやかイケメンのアンソニーにあたるのがルークであり、不良系イケメンのテリーにあたるのがハンソロである。 王道2タイプのイケメンがセットされていた。 1~3では、ユアンマグレガー、熟男リーアムニーソン、青年期のアナキン。いろいろなタイプのイケメンがセットされていた。 しかし今作ではメインキャラにイケメン枠がなく、パっとしない男ばかりである。 また”イケメン枠”と同時に”姫枠”も必須だ。 3~6ではレイア姫。 1~3ではアミダラ女王。 「強い女」がウケると勘違いされている現代だが、姫を守るイケメン男という構図はSWの”形式美”といってもいいほど重要なものである。 現在のディズニーは、ウォルト時代の「白雪姫」「眠れる森の美女」といった、姫とそれを救うイケメンという構図を「古い!」と切り捨ててばかり。 だから昨今のディズニー映画では、姫が登場しても男まさりでイケメンの活躍に期待しないタイプが多い。 カエル女も、ラプンツェルも、アナ雪も、ヒロイン達は男の活躍をさしおいて、むしろ男をリードしちゃってる。 SWは、時代が変われど、姫と彼女を助けるイケメンという古きよき夢物語を具現化することで、人々の心に「あぁ何かなつかしい。何か落ち着く」というノスタルジーをかきたててくれるのだ。 ジェダイ・ナイト(=騎士)というワードもそれを象徴している。 実際ルーカスは「子供に聞かせるおとぎ話として作ったのがSWのきっかけ」と語っている通り、SWは騎士と姫を軸に愛と冒険が繰り広げられるおとぎ話であるべきなのだ。 対するディズニー版SWは、各所にSWらしさを散りばめてはいるものの、”白人少年のジュブナイル”や”姫とそれを守るイケメン”という枠を超え、不文律を冒してしまった。既にアウト。 さらに「今後は同性愛キャラも否定しない」と、公の場でエイブラハムはシレっと言い放っていたので今後は一層SW本来の軌道から外れていくのだろう。 結論をいえばディズニーは [SWの世界観が面白いからそういうSF作りたいけどパクリだと言われたくないんでカネにものいわせてルーカスから権利を買い取り堂々と合法的にパクリ映画を作ります♪] ということであり [パクリ映画を作るにあたっては白人少年ジュブナイルとか姫とそれを守るイケメンという枠はとっぱらって我々のポリシーである差別反対の象徴でもある”女”と”黒人”を前面に出してまいります♪] ということである。 そしてその”女”。姫どころかゴミ集め屋・・って、ディズニー映画「ウォーリー」の設定のリサイクルかよ。 制作ドキュメンタリーも見たが「CGでは砂粒一つの表現にこだわってより現実感を出した」と何かのチーフが自慢げに言ったけど、大事なのはやはりストーリーなのだ。 4は、どんなに古臭いチープな特撮であっても、何度見ても引き込まれる。 こうして幾つもの大事な事を忘れた今作は、当然アカデミー賞主要6部門どれひとつかすりもしなかった。 最後にBB-8について。 あの動きがムダに多くてクルクル回転する映像で目を疲れさせるだけの雪だるま、ほんとダサイ。監督のデザインらしいですが、大失敗。 名前もあの雪だるま型を意識してBとか8を使ったのだろうが、「BBクリーム」や「チョコラBB」とかの製品名とかぶってるから、名前までダサイ。 【フィンセント】さん [試写会(字幕)] 1点(2016-01-19 22:13:51)(良:9票) 82.あんなかっこいいじいちゃん知らないなぁ~。 田舎の映画館で観たら吹替しかなくて残念すぎた。 でもリベンジしようとまでは思わない。 【アキラ】さん [映画館(吹替)] 6点(2016-01-17 20:45:12) 81.ルーカスフィルムがディズニーに買収された時、たとえ続編が制作されても、「スター・ウォーズ」はもう終わったなと思いました。それは、ルーカス監督が本当に好きで、ディズニーが手がける「スター・ウォーズ」というのは想像できなかったからです。期待よりも不安な気持ちで公開初日を迎えました。作品の出来は別として、スクリーンでまたスター・ウォーズが見れたことに満足した感じ。やはり前6作品と比較すると、何か物足りなさは感じます。ルーカスに監督してほしかったというのが本音ですが、とにかく次のエピソードが楽しみです! 【たけたん】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-01-17 14:37:58) 80.《ネタバレ》 ○シリーズ前作復習した上で映画館にて鑑賞。○テーマ音楽がでかでかと鳴るオープニングは鳥肌もの。このテーマ音楽も全く色あせない。○旧シリーズの演者たちは記念出演位のものかと思っていたが、ハリソン・フォードは主役級でびっくり。○ストーリーとしては、セルフパロディというかオマージュというか、またかって感じだった。こうなるとレイの親も…ってなるな。○あと、ライトセーバーについてはもう限界かな。当初は斬新なアイテムだったが、これ以上のハラハラ感は得られないんじゃないかな。○まだまだ思うところはあるが、レイ役の女優さんが非常に良かったのもあったので、次回作に期待。ちょっと甘めの7点献上。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-01-16 18:49:46) 79.見終わった印象としては、「うん、よしっ!」って感じ。なんか久しぶりに手応えを感じる作品でした。旧3作品を多感な時期にワクワクしながら観た世代に向けた作品だと言われれば確かにそうなのかも知れません。その一人として、言い訳するつもりもありませんし、その一人で良かったと単純にそう思いました。 ハリソンフォードは、エクスペンダブルズ3であり得ないくらい老化したイメージが強かったので、それから考えると、今作では相当頑張っていた(かなり無理をしていた)と想像できます。後は若い人たちに譲って正解でしょう。 あと、ディズニーが絡んだことの悪影響を心配していたのですが、それもあまり感じませんでした。 少なくとも、この最後を見届けるまでは映画ファンは止められない、そう思わせてくれる作品が始まったことを嬉しく思います。 今回は控えめの8点としますが、最後まで見て満足できたら9点にしたいと思います。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-01-15 00:16:45) 78.《ネタバレ》 悪くないテンポで、普通に話しが展開されて行き、可もなく不可もなく。 個人的に印象に残ったのは、悪役の仮面をとってロバ顔と、ロバ顔がライトセーバーであたり散らしているシーンから逃げてゆく帝国兵2人組。悪役の小物感が半端ない。。。ふ、伏線・・・?! ちなみに、4dmxとかいう設備の映画館で見てきました。 チケット台は高かったけど、4dmx推奨ですよ。すごい臨場感増しますよ。 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-01-14 02:25:51) 77.《ネタバレ》 面白かった。けどあくまでもファン向けの内容が多く、この作品から入ってくる人はついて来れるんだろうか。 でもまあ続きは気になるし、見た人同士での会話は盛り上がるし、いい作品だった。 レイの家族は誰なんだろう。やっぱルークの子供だよね。 【おとばん】さん [映画館(吹替)] 7点(2016-01-11 20:35:40) 76.《ネタバレ》 ルークを探す物語。JJエイブラムスが、今までの自分の経験を最大限に活かした作品。また、今までのスターウォーズの流れも取り入れつつ、新しい登場人物も際立たせている。 【VNTS】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-01-11 19:08:39) 75.《ネタバレ》 スターウォーズならではの突っ込みどころ満載のお決まりのパターン、お決まりの展開でしたね。 以前の作品を観ていないと厳しいストーリー。 ハンソロのとレイア姫の印象が強く、最期はマーク・ハミルが 全て持って行ったという高齢者SF作品として長く語りつかれるであろうという作品。 いうほど傑作では断じてない。 【SHOGO】さん [映画館(吹替)] 5点(2016-01-11 09:39:39) 74.《ネタバレ》 なんでハンソロ殺しちゃうのかが訳解らない。ハリソンフォードの年齢とか健康とかで退場せざるを得ないんだろうけど、もうちょっとやり方あるだろう!と、思った。 白兵戦や、風景などのリアリティはもはやCGの方がリアルなので、未だにCGCG言ってる人を見ると、張りぼてとフィルタでここまで出来るわけないよね、ってだれか教えてあげてください。完璧です。 話にならないからしょうがないとは思うけど、理由もなく共和国(こんだけ科学が進んだ世界で共和制て!と失笑するところだが)が、残党(このファシズムの概念も失笑だ)に追われまくってる状態も失笑。ストーリー以前の設定がガタガタ。エンジェルダッシュみたいに、口で言ってるだけですよね?そうはならないだろ?って笑ってしまう最低レベルのSFです(笑)。ルーカスなのか誰なのか知らないけど、パワーバランスをきちんと描いてきたシリーズだけにあー、企業が中身考え始めたな感に変な感慨を覚えた。 別に他の映画では普通なので、SWとして異質だなって思った部分だ。 あと、チャンバラが雑!雑です!棒立ちで殴り合わないでください!もうジェダイとか能力関係無い(笑) 神秘性とか超能力とかを嫌ったんでしょ?どうせ。っていうマーケティングをガリガリ感じる!(笑) まあ、もうディズニーなので受け手が頭切り換えるところでしょう。もう旧作みたいな殺陣はない!諦めろ! とは言え、視覚的に凄くリアルなので、それはそれでいいじゃないかと。お話しが懐古趣味だからなんだ。お話しの作り手としては下の下なんだろうけど、観る側としては非常に親切だ。お話しの創造性ゼロで、全く創作能力がない人達の集まりでも、ゼロなりの戦い方があるじゃないか。それをやってのけて、映像を作る才能たちがしっかりと受け止めて良い物を作り上げている。 ネームバリューがなかったり、SWの設定を使わないでやれと言われたらたぶん同じレベルの物を作り出せなかっただろうけど、有る物をきちんと能力限界まで使い切ったんだから尊敬すべきだ。ストーリー以前の話作りがガタガタでもここまでの物を作るディズニーに、作った人にリスペクトだ。 【黒猫クック】さん [映画館(吹替)] 8点(2016-01-10 18:20:37) 73.《ネタバレ》 シリーズ2で壊滅的打撃を受けた帝国軍の残党が レイア率いる新共和国からの支援を受けたレジスタンスとの 闘いの中で、ダークサイドとフォースの戦いを描くスターウォーズ最終シリーズ第1弾。 ストームトルーパーのフィンは、クローンではなく、 子どもの頃に拉致されて、悪の教育を受けた兵隊。 シリーズ2でクローンが大幅にやられて少なくなったから、帝国軍はこのような兵の補填をしたのだろうか? さて、このシリーズ、女性のレイが主人公である。 この話、いたって簡単で、ルークの居所の情報をもつドロイドを両軍とも探してる。 そこにレイが巻き込まれたという感じである。 が、このレイもまた強力なフォースをもつ人物だった。 シリーズ1では、ダースベイダーことアナキンの登場で話は始まる。 シリーズ2では、アナキンの子どもルークの登場である。 さて本シリーズのレイは、果たしていったい何者なのか? 敵のカイロレンはアナキンの孫である。 それほどの逸材と互角に渡り合う、この女性レイ。 ただ、その辺にいた人でフォースを強く持ってましたでは、納得できないなぁ。 このスターウォーズも等々2020年初めに最終話が公開された。 さて、どうこれほどのお金をかけたシリーズ、落とし前をつけるのか? レイが何者かというのが大きなポイントと思う。 後、気になるのは、この話のまん中あたりで共和国が、 「秩序なき混乱を黙認する政権が滅びる時」という状態であること。 シリーズ1で銀河政治の話を丁寧に描いてた分、最終話でここもきちんと説明されないと納得できないなぁ。 最終話を観るにあたっての復習の再見で、思ったことです。 (なんと新3部作が近年公開予定!?おじさん、疲れちゃったよ(失笑) 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-09 11:53:04) 72.《ネタバレ》 おもしろかった。登場人物、乗り物、内容等含め、まさに同窓会のような映画である。ストーリーは大まかに予想通りの展開ではあったが、随所に飽きさせないようアクションをちりばめられており良くできた脚本でもある。あの美しかったレイア姫も普通のおばあちゃんになっているあたり等、エピソード4〜6をリアルタイムで見た世代にはもうたまらない映画になっている。正直エピソード1〜3は俳優が若返るということが出来ないため、まったく別な人たちが演じているので、いまいち感情移入できず、スターウォーズのスピンオフ映画を見ているような感じがしてしまったが、この映画はまさに続編という感じがし、満足のいく作品であった。まあ、敵への潜入が簡単だったり、初めて使うライトセイバーが異常にうまく扱えたりと、いろいろ突っ込みどころはあるのだが、それは目をつぶってこの同窓会を大いに楽しんで、次回作のルークの活躍に期待したい。それにしても、よくマークハミルはあそこまで体をしぼったなと感心してしまった。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-01-08 11:09:03) 71.SWなら遠出も厭わないと、IMAX3Dへ・・・ なのに、感想はもう皆さんの言うとおりで既視感満載の画とストーリー。 それこそ、最初にタイトルが出た時の胸の高鳴りは最高潮だが そこから砂漠でのドッグファイトまでが、新作の見せ場。 それ以降は3Dにも慣れてしまって、退屈なストーリーを延々と・・・ 何故、こんな事になるのだろう。 JJは尊敬のあまりなのか、未知との遭遇と同じ撮り方の「SUPER8」も 今回のSWep7も、シーンをパクる事を効果的に利用していない、まんまパクる。 映画を独自のものにする事に興味が無いのか、才能が無いのか、製作からの圧力なのか解らないが、 2時間ちょっとはもたないよ。 話が完結しないのは仕方ないとしても、3代に渡る親子喧嘩を観るハメになる 世界中の観客のためにもう少し考えて欲しい所だ。 でも文句を言いながら次もきっと観る。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-01-08 10:26:04)(良:1票) 70.《ネタバレ》 スター・ウォーズの新しい物語を期待したのは、これで二度目だ。前の時(EP1)にも思ったのだが、スター・ウォーズのヒーローは必ず砂漠から現れるんだな。また、銀河の星々の戦争と言いながら、実はいつもある一族や親子の物語になってしまうんだな。特に前半3部作は、やればやるほど、ある種の女々しさで「銀河戦争」がショボくなっていく感じがして、自分的にはあまり好きではなかった。 そんな自分だから、この映画のベイダーを継ぐものの正体を知った時には「またか」と同時に「今度はそっちも絡めますか」という感じだ。 暗黒卿側の最終兵器が、またぞろ大きな星の渾身の巨砲というのも、工夫が無さすぎでは?というか、これってEP4のパロディなんですか?ってほど、同じだ。共和国側はまたまた大事な情報をロボットに隠して脱出させるし、行き着いた砂漠で主人公と星を出たら、またまた敵に捕まり、何とか脱出したら、またまた巨大な星を模した兵器にやられそうで、またまたそいつの弱点を叩いてギリギリ勝利する。 これにEP5の皇帝と主人公一族の親子の話を模して、さくっと混ぜると今作の出来上がり?EP4+EP5=EP7?計算合わないなあ。 だけども、この同じようなことの繰り返しこそ、元々スター・ウォーズの元ネタ「連続冒険活劇」の形式なのだろう。だから、われわれはそこに不満を言うべきではないのかもしてない。と言うか、それが楽しいのだ。ずっと、ずっとこれを見ていたいのかもしれない。 また、今回ちょっと気になったのは、今回の暗黒卿とその師弟の関係に、ちょっと宗教っぽさが入っている所。戦うべき相手が「悪の国」から「悪の信者」に変わり、現在の国際情勢を反映しているのだろうか。だが、その告解のシーンは爺さん同様の結末を思わせる。もしその伏線だったあんまりな稚拙さだ。そうで無いことを祈る。 だがしかし、それでも今までの思い入れ故、ハン・ソロの「帰ってきたぞ」のカットには涙こぼれそうになったし、お馴染みのスクロールと音楽にもジンと来た。何と言っても、これが我々世代映画の最大級の出来事お祭りごと、これ以降ないほどの出来事、スターウォーズなのだ。おそらく僕らはこれを観て死んでいく、そういう映画なのだ。 ところで「フォースにバランスをもたらす」とは、一体何だったのか?結局ダークサイドに落ちる者を無くせないのなら、暗黒卿とジェダイ騎士がそれぞれ拮抗しているのが、本当の「バランス」みたいな気がしてきた。或いは「清濁併せ呑む」などという言葉があるように、それらを含んだより大きな枠組の新たな「フォース道」に進化するとか。 【Tolbie】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-01-08 01:26:52)(良:1票) 69.《ネタバレ》 映画の絶対評価としては高得点。スターウォーズシリーズの1本としては、まあまあというところ。EP4~6からすると既視感ありまくりの描写が多すぎる印象。いつか来た道とでも言うべきか。デススターよりでっかい兵器と言われても「そりゃスゲー」とはならず、「また同じかよ」と言うのが普通の感覚と言うものではなかろうか。EP1~3の方が、2の酷さはさておき、新味はあった。危惧してしまうのは、本作がこの内容だと、今後の流れとして、EP8はジェダイ、シスとしてのそれぞれの成長譚(もしかしてルーク死亡のおまけ付き?)、EP9は善悪の最終決戦になるしかないんじゃないか。そんな安易な展開になってしまったら、もう最悪だ。 【えぴおう】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-01-07 19:38:41) 68.《ネタバレ》 「何年も置きっ放し!」 あのミレニアムファルコンが砂にまみれて放置され動くかどうかも分からない。だが、EPIVの冒険を神話でしか 知らないような若い新しい人たちがファルコンを起動させタイファイターの追撃を、いつかどこかで見た ような逃走劇を演じてかわしていく。 このシーンで初めて、我らのSWが帰ってきたと感じ、EPIVを初めてみて一目惚れした、遠い少年の日と繋がった。 途中アナキン3部作もあったけれど、最初の衝撃が絶大でSWと云えばEPIVであり、ルーク3部作なのだ。 そして、スカイウォーカー家の人物にはやはり砂だらけの背景がよく似合う。その意味でもルーク3部作の続編に ふさわしい序章だ。 ニューホープだったルークが消え30数年が経った設定だと云う。劇中の世界も今自分が見ている世界も、 同じくらいの時が過ぎてしまった。ファルコンが砂漠の中を宇宙と変わらないようなスピードで元気に逃げ回り、 (神話の象徴の一つである)スターデストロイヤーが幾隻も砂に沈み空にそびえる遺跡の中を疾走する。 誰にも、この38年の間、色々なことがあったと想う。当然自分にも多くの事が起き、沢山の想いが生まれそして 消えていった訳で、映像を見ながら不意にそんなことに思い至ってしまった。そして、「希望をあらたに持ち続ける砦(Rook)」を 失っていた自分の心の、想像力の墓がスターデストロイヤーに重なってみえて、思わず胸がいっぱいになった。 同時に、昔と変わらない元気いっぱいのミレニアムファルコンに勇気づけられ憧れるのだ。 序章でさえこれ。全編こんな調子で多くのことに不意打ちで気づかされ、ファンとしてのうれしさと 長い時の経過への想いが ない交ぜになって、感慨というより感無量の連続だった。 あとどうしても云っておきたいのは、今回ハンソロとレイア姫の息子がかつてのダースベイダーのような 立ち位置で出ていて、彼には魅力的な敵としてのオーラが無いとか散々云われているけれど、あの映し方で 間違っていないんじゃないかということ。神話は終わってしまった時代なのだ。彼だけでなく敵軍も、アイデンティティを 失った若者たちの愚連隊であるし、戦後70年が過ぎた現代世界のメタファーと云える。 ソロの息子が自信無さげで猫背でせかせかと歩きつねに苛立っていながら、だけど、マスクの下の目が凄く 悲しそうなのは、もうほんとうに仕方の無いことなのだ。単純明快な悪でもなく、鬱屈してるけど魅力的な愛すべき人物 だと思う。 最後にもうひとつ。フォースとルークを象徴するあのテーマ(原題は「オビワンのテーマ」と云う曲)が 劇中何度も、ルークまたはジェダイ騎士団やフォースを想起させるシーンに使われているのだけれど、その度 なかなかクレッシェンドに盛り上がるまではいかずに止んでしまって、でも最後に、やっと伝説のルークの登場 シーンで(予想通り)初めて、最後まで盛り上がって聴かせてくれて、渋く老成して格好いいマーク・ハミル にも会えて、涙が出ました。(笑) 【みっしぇる】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-01-07 15:06:10)(良:4票) 67.この映画は字幕で鑑賞すると深みが出て面白い作品ですね、スターウォーズ8作目を早く鑑賞したいです。 【SAT】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-01-07 07:54:44)
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