みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
36.封切りの時、朝一番の上映を見に行きました。でももう会場は満席で、立ち見でした。それでもあまりのスケールに圧倒され、そのまま3回見てしまいました。映画館を出たらもう夜でした。一日立ちっぱなしで足が痛かったはずなのに、そんな記憶は全く残ってません。いまだに、ただただ涙が溢れて止まらなかった事ばかりを思い出します。…オイラ的にはそういう想い出のあるすごい映画です。もうしばらく見てませんが、きっと、今でも。 【エスねこ】さん 10点(2004-02-22 01:13:00)(良:1票) 35.学校の世界史の先生が浪人生の頃に1度だけ予備校の授業をサボッて友達に誘われるがままに映画館に「ガンジー」を見に行ったと話してくれました。彼はガンジーについてあまり知らなかったので、壮絶なスケールに圧倒されただけだとも。その後はもっとガンジーについて深く知りたいと思い、勉強し直したとも。受験勉強の合間にコーヒータイムとしてぜひこの映画を見て欲しいという先生の言葉通りに私はDVDを借りてきて早速見てみることにしました。大好きな映画鑑賞から世界史についても学べるなんて一石二鳥だという軽い気持ちで。3時間を越える超大作なのに惹きこまれるがままにあっという間に過ぎてしまいました。率直な感想を述べます。素晴らしい。こんな偉人が存在したとは。言葉を失うほどでした。これは私の平凡な中身のない感想を読むより自分の目と心で確かめるべきだと思います。私も先生と同様にガンジーについてあまり知らずに見たので、その後また彼について教科書の内容から勉強し始めました。不思議なことにただ勉強して頭に詰め込むよりも、スムーズに理解し、自分のものに出来るものなんですね。あ~この事件はあのシーンですごいことになってたな~とか、このことは実際に映画の中でも登場したな~とか、盛り沢山でした。おかげで期末テストではインドの所は満点取れました(笑)受験生にもオススメですが、平和を願うすべての人に見ていただきたい1本です。「非暴力こそが最大の武器」という彼の言葉は現在世界で起きていることにも大いに通じるものだと確信しています。「歴史上の人物の中で尊敬する人は?」と聞かれたら私は胸を張って「ガンジーです」と答えます。非暴力・不服従の精神でインドを独立に導き、世界中の人々に平和の大切さを今もなお気付かせているガンジーに畏敬の念以上の何かを感じてなりません。 【未歩】さん 9点(2004-02-04 20:31:05)(良:1票) 34.世界一の映画大国といえば・・・言わずとしれたアメリカ・・・ではありません。年間製作本数と観客動員数ではインドが世界のトップだそうです。だから、この映画でエクストラも含め、インド・パキスタン系の俳優が何百人、もしかしたら延べ何千人の規模で登場し、主要な人物全てが打てば響くように好演されているのも何ら不思議ではないはずなのですが、それにしてもこれだけのスケールで多数の登場人物とエクストラがCGなしで撮影・オーガナイズされている背景にはやはりかの非暴力抵抗運動の元祖、マハトハ・ガンジーの足跡を何が何でも映像にしたいという映画人の執念、さらには非暴力を唱えながら暴力に倒れたガンジーがあの世から映画製作を指揮しているかのような鬼気さえ感じないわけにはいきません。 教科書的に鑑賞した箇所も多かったのですが、いかにも青年弁護士でハンサムでかっこよかった若いころのガンジーや「塩を作るキャンペーン」や「国産衣料を着るキャンペーン」など、子供のように思いついたことをすぐに実行に移す姿が印象的てした。ガンジーの希望に反して印パが分離独立した直後、印パ国境付近をイスラム教徒難民が北上、ヒンヅー教徒難民が南下するシーンは悲劇的で圧巻でしたが、パキスタン出身インド在住のヒンヅー教徒の人によると分離独立後、インドはイスラム教徒に対して寛容だったけれど、パキスタンはヒンヅー教徒を容赦なく追い出したそうです。この映画はドキュメンタリーではないのでカンジー翁の遺志にそった脚色が随所にあるのかもしれません。歴史上、「神の下の人間の平等」を説いた宗教家は多数存在しましたが、世界史上最初で最後になるかもしれない「全ての神の平等」を説いた宗教家を力強く描いています。 【かわまり】さん 10点(2004-01-25 08:38:20)(良:2票) 33.ガンジーの伝記を読んでいるかのような、作品.. 歴史の勉強になります... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-16 12:34:30) 32.年末NHKで映像の世紀ってのがやってってガンジーが出ててぼろ泣きし「ガンジーってすごい人間なんだな・・・俺、これからは尊敬する人ガンジーにしよっ」と思い、もっとガンジーを知るべくビデオを借りた。素晴らしい、さらにガンジーを知ることが出来た、しかもこれ以上無いくらいに・・・この人こそ本物の馬鹿で悲しくて、でっかい夢を持ってた人だと思う。俺は本当に世界平和がきた時にガンジーにノーベル平和賞をあげるべきだと思う。それまでとっておきましょうね。 【taron】さん 10点(2004-01-11 00:29:27)(良:2票) 31.ドキュメンタリー映画にも見える、ガンジーの半生を描いた秀作。すぐに断食してしまうガンジーの人間性はさておき、インド独立の立役者、ガンジー役のベン・キングスレーは本物そっくり。小さい頃に見た時はホントにドキュメンタリーかと思ったくらい。今見ると、自分の信念を持った偉大な人物なのは間違いないってことは分かるのだが、客観的立場から見たガンジーの描かれ方しかされておらず、やはり客観的に見ることしか出来ない。偉大な人物の半生を、凄い人もいたんだね、と感心する映画でしかない。 【もた】さん 6点(2004-01-08 02:24:08) 30.ひたすら長い!しかしキングスレーが御本人そっくりの役作り。感服いたしました。こういう映画はじっくり腰を据えて鑑賞したいものです。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-12 11:48:46) 29.《ネタバレ》 まず、歴史作品として文句無し最高の出来です、製作がこの作品では侵略者(搾取者)として、はっきり言えば悪として表現されている英国です、それがここまで妥協無く、多くの意味で史実を実行するのは、英国人自身ガンジーを尊敬しているからではないでしょうか?過去自分たちの祖先が何をしたのかも確かに重要なことですが、それ以上にそれをいかに教訓とし、素晴らしい明日を目指せるかと言うことに、その意味は集約するのだと思います、そして一映画作品としての評価としても、私は満点を付けたいです、各場面全てにわたって充実する、静かな迫力とでもいうのでしょうか?役者に実際にガンジーが乗り移ったかのような、とても素晴らしい演技を見せます、それは主人公のガンジーだけではなく、登場する全ての人に言えることです、音楽も無くそれと言った演出も無く、只黙々と演説するガンジーに、私は真の感動を覚えました。これは10点満点中100点を付けたい作品です 【はまち】さん 10点(2003-11-30 23:52:18) 28.DVDには色んな特典がついていて、この映画をより楽しむことができる。特典にはイギリスのTV局が、ニュースで実物のガンジーを報道しているリアルな白黒の映像が見られる。それを見ると、一概にイギリスが悪であり、ガンジーが正義だという偏見はなくなる。 インドという国を、DVDの映像で見るだけでも価値がある。ガンジーの非暴力は、良識ある支配者であったイギリスだから成功したのであって、ドイツのヒットラーなどの独裁者が相手では難しかっただろう。 メイキングではガンジー役の俳優が減量したと言っているが、本物に比べたら、やはり太っている。 顔は確かに似ている。しかし、太って筋肉質のガンジーに見えてしまった。 【花守湖】さん 10点(2003-10-25 23:16:49)(良:2票) 27.非暴力主義・無抵抗主義っていうと「消極的」なイメージがありますが、ガンジーのそれは(作中の台詞にもありますが)まぎれもない「闘い」であったんだなあ、と思いました。製塩所での抗議行動で(救護班まで用意して)黙々と殴られる群集のシーンには圧倒され、涙が出ました。それに何といっても壮年から晩年までのガンジーの生涯を一人で演じ切ったベン・キングスレーは(メイクの効果もあったのでしょうが)凄い!てっきり老人が演じてたのかと思っていたのに当時の彼はまだ30代だったんですねえ。ただ、これはわがままな注文ですが、ところどころ説明不足な感じもあって(例えば、なぜガンジーが第一次世界大戦時にイギリスの参戦を支持したのか、とか)少しだけ不満がありました。もちろん、ガンジーの全生涯を描くには3時間でも足りないし、細かいことを知りたければ、本なり何なりで調べればいいことなんですけどね。ところでこの作品、D・D・ルイスが出てるはずなんですけど、全然気づかなかった。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-10-01 17:22:07) 26.手を挙げることは簡単だが、その手を押さえることは難しく、ものすごく勇気のある行為だと思う。インド独立運動に際して、非抵抗、不服従を貫いたガンディーは本当にマハトマ(偉大な魂)だと思う。 【クリムゾン・キング】さん 8点(2003-07-13 23:50:12) 25.実話ということで派手派手さはありませんが、ガンジーの生き方に感動しました。確かに歴史に興味がない人には面白くない映画ですよね。 【ジェイムズ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-06-21 05:28:27) 24.小学生の頃に初めて見たとき本物かと思った。しかも異様に長く感じたけど、感動したなぁ。世界史は大好きだからこういう作品が沢山できるとすごく嬉しい。面白い、とかそういう作品じゃない。 【ネフェルタリ】さん 8点(2003-06-19 14:54:03) 23.非暴力で訴えるのは多くの犠牲を払うことであり、様々な葛藤があったにせよそれを独立にまで結びつけた当時のインドの人々は凄いと思う。ただし、この映画等を見てテロに対しても非暴力で訴えるべきであるというふうには間違えてもとらえてほしくない。違うのだから。映画は歴史に興味のない人には辛いと思うが、この作品はよくできているのは確かだ。 【フィニート】さん 6点(2003-05-29 15:14:46) 22.単純にガンジーと言う人の凄さを楽しむ映画だと。無抵抗主義っていうものがあるって事を後生の人はやっぱり信じられないんじゃないのかな。凄いよガンジー。でも、ガキンチョは教科書に絶対落書きしちゃうんだよね。森鴎外とかと並んで。 【セクシー】さん 10点(2003-03-20 05:04:28) 21.この作品を、堅くて長い社会科教材映画としかとらえられなかった人は、気の毒である。横行するテロに、戦争しか解決策を見出せない人々はもちろん、戦争反対を訴える人々にも、今こそガンジーが唱えた「非暴力」の思想を訴えたい。後世に残る真の偉人とは、ガンジーのことである。それにしても、主演のベン・キングズレーはまさにガンジーであった。 【ブタ子】さん 10点(2003-03-11 11:37:45) 20.「尊敬する人=ガンジー」です。彼の近くで生活してた人から、実際に暗殺の時の状態を聞きました。その他にも彼の考えや生活を聞いていたので、私にはガンジーの伝記ものとしてとても興味深かった。ベン・キングスレーはソックリ、実際のガンジーの映像が出ても全く違和感がなく、魂まで乗り移ったような演技でした。非暴力を貫き、多くの人の心をとらえ導き、インド独立を勝ち取った不屈の聖人の生き方を多くの人に知って欲しい。この作品は十分にその精神を伝えてくれると思います。 【キリコ】さん 9点(2003-02-20 21:15:51)(良:1票) 19.これを娯楽映画として見れば、長くて堅苦しいだけのクソ映画なんだろうね。ニューヨーク・タイムズ紙には「くたびれる絵の詰まった教科書」と酷評しているし。 【亞戯衛】さん 10点(2003-02-12 12:45:19) 18.ガンジーなる人間の生き様、心情がうまく描かれていて私には「歴史のお勉強」的固さは感じなかった。単なる伝記と言ってしまえばそれまでだが、そう感じないのは実在したガンジーが正に偉大なのと、映画の構成がうまかったということだろうか。 【ケララの狸】さん 9点(2002-12-19 19:18:26) 17.ガンジーをなるべく忠実にドキュメント風に再現した映画。無抵抗運動というだけその努力には感動を覚える。勉強にはなるが、史実を再現しているだけあって長いしもう一度観たいとは思わない。 【恥部@研】さん 6点(2002-12-10 11:59:55)
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