みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 このテの映画に対して甘い私にしてはこれでも低得点な方ですね。うーん、笑いのシーンは冴えてるんですが、シリアスなシーンがもうベタベタでセンス古くて。クライマックスの惨敗シーンでの「歌をバックに延々スローモーション」なんて、『ごっつええ感じ』で仇討ちをしようとする母娘が返り討ちにあうコントのまんまですがな。今時それをマジでやっちゃってるんだから・・・。ラストの電車の窓から外を見ると、なんてのもどんだけベタなコトやってんのよ、と。後半のマイナス展開の原因も大昔の少女マンガみたいでイライラするばかり。発想の面白さに対してなんのヒネリもない凡庸な料理をしちゃうっていうの、このところの邦画の大きな欠点です。あと、これ見よがしに時代モノで画面を彩ってるのですが、そこまでしちゃうと逆に考証的に微妙な感じがあって。1979年だとポストや電話ボックス古過ぎ、マディソン・スクエア・ガーデンのバッグが流行ったのはその3年ほど前まで、ハデなウィンカー付きチャリは7~8年前、みたいな(ついでに、ポスターにあったタイプのB級モンスター映画は75年が限界ですね)。まあ70年代でひとくくり、細かいコトは気にすんな、ってレベルなんでしょうけれど、当時をクッキリ覚えてる世代には、そのチグハグさ加減が気になりました。若い時って2年違うだけで時代ごと違うくらいの感覚だったりしますからね。肝心のバレーの試合シーンがいい加減もいいところで、子役達の演技も未熟さが目立って、だけど教師の成長物語や笑いのシーンでの独特な間合いの面白さ、それに日本のいい風景が沢山描かれていて、欠点が目立ちながらも、なんだかんだ不満感じつつも見終わった後はワリと楽しめたかな、って映画ではありました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-04-25 22:58:03)(良:1票) 4.原作未読。切っ掛けはおいといて、なんでも夢中に真剣に打ち込む姿勢は大事だわな。今の世のように何でも手に入り、見られる時代じゃない時代。好奇心あふれる少年たちはアレやコレやと無い知恵を絞って色々やってたんだよな。そこら辺は上手く描かれていて男子は「あ~、あったなぁ(笑)」と思い当たる人続出だったでしょう。 昭和の景色といいますか、落ち着いた温もりのある街並みや人が懐かしく思えましたね。少年たちにも先生にも清々しくなるお話でした。 私が学生の頃は、こんなに何かに打ち込むことはなかったな。一般的に女子の方が同年齢の男子に比べ大人といいますが、周りの女子の方が精神的にずっと大人だった。考えてみるとかなり勿体無い出来事や甘酸っぱい思い出がいっぱい浮かびますわ(苦笑)。気がついた頃には遅いんだよね。子供たちには悔いの無いように毎日を過ごしてもらいたいけどそれが難しいよな。 館内は50~60代くらいの方が多かったです。79年だとちょうど映画の子たちくらいのお子さんがいたんでしょうかね。選曲も抜群だったので思い出話に花咲いた事でしょう。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-21 22:07:09) 3.《ネタバレ》 もちろん綾瀬はるかが脱ぐなんて思ってませんよ!ちょっぴり期待していましたけど・・ラストまでわずかな希望は捨てずに・・まぁ、それは置いときます。タイトルが強烈なせいで珍作、駄作イメージが強かったのですが、出来としてはちゃんとした映画になっていました。 綾瀬はるかの先生役は非常に魅力的で良かったと思いました。 前半のバレー部の男子のおっぱいエピソードはバカらしいながらも楽しかったです。 あと綾瀬はるかの先生が『道程』と連呼して連中が『童貞』と喜ぶシーンとか数々のおっぱい羞恥感があって良かったですが、後半からしんみりムードが強くなって前半の勢いが影を潜めます。別に話が悪いという訳ではないのですが私はその落差に違和感を覚え、何か無難な『いい話』に物語をまとめてしまっているようで、良くも悪くも『普通』の映画になってしまいました。後はクライマックスのバレーの試合で主人公達は敗北して、控え室で悔しくて泣きまくりますが、彼らがおっぱい目的で練習を頑張ってきた以前に『そもそも、こいつらバレーが好きなんだな』という描写をちゃんと見せてないので、彼らの悔しさがいまひとつ伝わって来ませんでした。そしてラストの別れのシーンで綾瀬はるかの先生は電車で彼らの手紙を読んだ時、負けた控え室で先生の胸に飛び込び、彼らはそれが良かったと書いていますが、そこの所で綾瀬はるかの胸に飛び込むシーンのアップをしっかり描かないと彼らの『おっぱいは見れなかったけど胸に飛び込めて良かった』という喜びをこちらは感じ取れません!うーん、タイトル以上の突き抜けたものはなかったですね。悪くは決してないのですが・・あと余談ですが日テレ製作ですから仕方ないのでしょうけどバレー部の生徒が巨人のヘルメットをわざわざ被らせているのは何か露骨で引っ掛かりました。 【まりん】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-19 22:17:49)(笑:2票) 2.《ネタバレ》 普通に微笑ましい男子中学生の青春映画でしたね。まさか綾瀬はるかのおっぱいを見れると思ってた訳じゃないけど、それに準ずるサービスが欲しかったですね。でも女子バレー部員のブルマ姿は、なかなか良かったです。仲村トオル風に言えば、「ナイス、ブルマ!」です。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-04-19 02:42:57) 1.《ネタバレ》 舞台は1979年、中学校に臨時赴任してきた国語教師・寺嶋美香子。前の学校で教師という仕事に自信を失っていたが、心機一転して男子バレーボール部の顧問も引き受ける。しかし廃部寸前の部員達にやる気を奮い立たせたのは、試合に勝ったらおっぱいを見せるという約束だった・・という話。 同名原作本の映画化作品で、映画では静岡を北九州にロケ地を変えています。年代設定が30年も前のため古い街並が都合良かったそうですが、グッズやBGMはともかく、建造物とかは時代考証にピッタリかどうかいかがなんでしょ? 弱小チームが奮起して頑張っちゃうというのは、スポ根学園モノとして定番テンプレネタであり、全てが本当とは思えないですが、一応実話という設定。 おっぱいを見たいがためにというモチベで頑張る中学生は容易に想像できますが、それだけ観客をどこまで引っ張れるかどうかが作品のキモ。 オーディションで集めた子役たちが学校でも放課後でもみな一緒に仲良く行動している姿がなんとなく微笑ましく楽しいし、綾瀬はるかが逡巡しながらも“おっぱい”の連呼、中学時代の美香子役・大後寿々花が「SAYURI」からあんなに大きくなったんだなぁとか、美香子が先生になるという進路を決めた恩師の一言、感想文のための本の出所の真実における深イイ話等々、一応のツボは抑えてる感じ。そして、おっぱいというフレーズを目一杯出しながらも、今やまだまだ旬の綾瀬はるかが脱ぐわけないので、どう収拾つけるかが最後の締め。 まーそんなとこでしょね^^という大団円。決してチラリズムも期待してはいけませんですよw 【尻軽娘♪】さん [試写会(邦画)] 6点(2009-04-10 01:09:11)(良:2票)
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