みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.《ネタバレ》 結構一人で来てる人多くて、隣のおじいちゃんが肩ふるわして泣いてた。 それにしても、こういう時代もあったんだな・・ 【モフラー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-25 15:58:24) 10.ポ-ル・ジアマッティが良かったです。 【たま】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-24 00:07:53) 9.《ネタバレ》 素直に、いい映画だったと思います。これは家族愛を描いた映画だと言う人が多いけど、果たしてそうでしょうか?私はどちらかというと、人が生きるって言うのはどういう事かっていうのを描いているように思います。それはもちろん、愛する家族とともにって事も含めてですが。なぜベア戦でジミーは家族のことを思い出さなかったのかと書かれた方がおられますが、私は、ベア戦は家族のために戦ったのではないのではないかと思うのです。これまでの戦いで、十分にお金を得、借金も返済して、いわゆる切羽詰まった状況からは脱していたと思うんですね。だからこそ、メイはこの試合だけは棄権してくれ、と頼んだのでしょう。棄権しても家族が困ることはなかったはずです。それより、この試合でもしジミーが死んでしまったら、その方が家族は路頭に迷う訳です。ベア戦の最終ラウンドに、ジミーの本当の「思い」が表れていると思います。セコンドは、彼にベアとの距離をとれと指示しています。少々逃げ腰になっても、致命的なパンチを食らうよりは良かったし、そのままでも十分に判定で勝てた筈だったからです。でもジミーはまっすぐ立ち向かっていった。家族の「どうか生きて帰って」という願いもそっちのけで。ベア戦を逃げずに真っ向から戦いきることが、今まで自分を蔑んできた人たちに、自分の存在価値を認めさせる事であり、彼にとっての生きる意味だったんじゃないかな。その原動力となるのが「家族」だったのだと思います。 【あやりん】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-23 22:20:14)(良:3票) 8.普通に良い物語です。名誉の為でなく権力の為でなく、ただ愛する家族を助ける為だけに闘い続けた男の実話。中でも主人公が昔の仕事仲間の所へ募金を求めに行くシーンは泣けました。「これだからハリウッドのハッピーエンドは…」とか難癖付けるのが馬鹿らしくなってくる。いつしか自分もボクシングの観客の一人になり、客席からジム・ブラドックを応援している姿に気付く。観終った後、無性に何かをやり遂げたくなる映画。 【かんたーた】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-20 21:53:29)(良:1票) 7.まさに「あしたのジョー」です。男としては、手に汗握る。うん?じゃ、白木葉子はセルヴィガー??? 【クルイベル】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-20 08:38:19) 6.《ネタバレ》 各試合白熱し、手に汗握りブラドックを応援し、彼の戦う姿にはそれなりに感動したので、悪くはないと断定できるけど、なんというかやっぱりロンハワードらしいなという感じ。 こんな例えを出してもここでは理解できる人は恐らく1割もいない気がするけど、柴田ヨシトミジョッキーみたいな気がする(分かる人だけ分かって欲しい)。 とにかく教科書的というか、公務員的というか、真面目なんだけど、思い切りのよさや冒険や攻めがなく、観ている者に面白みや驚き、サプライズを感じさせない。おっと思ったのが、試合が終わったのと同時に次の試合が始まっているという流れくらいか。あとはほとんど既視感を感じるシーンばかりだ(確かにサプライズで勝負する映画ではないのは分かるけど)。 演出に関して一点、自分で整理が付いていない問題がある。確かラスキー戦だったと思うけど、肋骨を怪我して、立っているのもしんどいという状態のときに、家族のことを思い出して相手に向かっていったようなシーンがあったと思う。まさにミルクのため、息子との約束のために戦うブラドックらしさを感じる演出ではないだろうか。 しかし、対ベア戦の際には、ブラドックが息子や娘、妻を想うシーンがなかったのをどう受けとめればよいのか自分では整理が付かない。 対ラスキー戦ではなく、対ベア戦の際に、家族のことを思い出すシーンがあれば、彼が戦う意味や彼が倒れることなく必死に戦う原動力を観客は再認識しながら応援することができるような気もする。他方、そんなシーンを入れなくてもブラドックが戦う意味は、母親に反抗して立て篭もってラジオにかぶりつきながら応援してくれる子どもたちや教会に集まった人々を映すことによって、観客は感じることができるので、改めてそんなシーンを入れるのは野暮ったいような感じにもなる。むしろ、ベア戦ではそんなシーンを入れるのは蛇足であり、ブラドックががむしゃらになる姿を映すことにより、ロンハワードは観客が自然とブラドックが戦う意味を感じ取るせるという流れに導くことにしたのだろうか。 しかしながら、試合のシーンが迫力がありすぎて途切れることなく続くので、かえって親子愛や夫婦愛、友情といったテーマがやや影を薄くしていないかという気がする。試合の途中でどっかでぶった切って、観客の試合への集中力を落とすというのも、考えられなくはない演出ではないだろうか。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-19 23:07:40)(良:1票) 5.ロン・ハワードって、地道に真面目に生きてる人を温かい視線で描くのがうまいですよね。悪くはないんです…。結構感動したし…。でもなあ…中学生の頃、シルベスター・スタローンの「ロッキー」を見て、何だかじっとしていられなくなって意味もなく早朝ランニングを始めたんです。今考えても何でそんなこと始めたのかわけが分からないんですが。その頃の私は世の中のことを何も知らないガキだったからそれだけのインパクトを受けたのか、今の私が薄汚れた疲れた大人になったからなのか…。見終わって「オレも何か頑張らなきゃ!」と感じたかったです。 【しまうま】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-19 22:39:05) 4.《ネタバレ》 決定的に気に入らないのは、ベアとの対戦が終わった後の描き方。ブラドッグが死にものぐるいで闘い抜いた、その経過が狂おしく愛しい・・・のが観る者、何より家族の素直な表現であると私は感じるが、ここでは「勝者」という結果を息を呑んで待つ人々の姿が「アボロ13」の交信のように描かれ、あれだけ“死”を恐れていた妻の“勝敗”に欣喜雀躍する姿を見せられると、う~んどうもな~とクールダウンしてしまったのです。 【彦馬】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-09-18 00:34:20) 3.落ちぶれたロートル・ボクサーが番狂わせを起こし、大恐慌時代の生活苦に喘ぐ人々へ夢と勇気を与えたという実話を基にした人間版「シービスケット」。70年前の実話とは言え、どん底の生活をしていたボクサーが急遽、当て馬として試合に出され、そこでチャンスを掴み取るというのは、ほぼ「ロッキー」と同じ展開。従って、予定調和のサクセス・ストーリーでしかありませんが、じっくりと描かれる悲惨な大恐慌期の生活や試合シーンの迫力で、2時間半近くを一気に観せて貰えます。たまにはこういうストレートな映画も気持ち良いですし、生活苦の拡大する現在の日本にはぴったりだとも思います。余程「セカンド・チャンス」に賭けようという人が多かったのか、試写会場で珍しく拍手まで起きたのには少し驚きました、7点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 7点(2005-09-09 00:09:59)(良:1票) 2.「ミリオンダラー・ベイビー」同様アイルランド人のボクサーもの、ということで公開時期が悪かった気もするが(こっちのほうがずっとお金がかかってるし)、出来はそこそこいいほうだと思う。毎回ソツのない演出を見せるロン・ハワードが今回は年代を感じさせる映像を見せ、貧窮生活から立ち直ろうとするブラドックに熱狂した大恐慌時代の人々の気持ちは十分に伝わってきた(33年頃って言うとキング・コングを思い出すなぁ)。ボクシングシーンも臨場感があって素晴らしく、ラッセル・クロウの演技もオスカー俳優の名に恥じない好演ぶり。ポール・ジアマッティもなかなかいい味を出している。 だが、残念ながらいい事尽くめというわけでもない。ストーリー自体はややありきたりなだけに、メエの人物描写が一面的でキャラに深みがなく、彼女に共感しづらい。レニー・ゼルウィガーの力演が一歩間違うと印象に残りにくいこの役を救っているはいるが、家族愛をメインにするならこの点は何とかしてほしかった。そもそも家族を尊重する父親という設定自体ありきたりなのだから。マイクの存在が後半忘れ去られてしまうのも問題だろう。8点か7点か迷ったけど、とりあえずこの点数。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-25 01:39:55)(良:1票) 1.「ミリオン・ダラー・ベービー」がアカデミー賞をさらった後でまたボクシングものか・・・よくやるな・・・でもさすがにイーストウッドとロン・ハワードでは味つけが違うだろうし・・・とあまり期待せずに見に行きました。ロン・ハワードとラッセル・クローのコンビなら「ビューティフル。マインド」みたいなもっと凝ったストーリーを想像していたのにあまりにシンプルな出来で驚きました。アラモ(2004)が同監督の作品だということは今、知ったのですが、「アポロ13号」や「ビューティフル・マインド」を見る限りカメラ美術に凝る監督という感じは持っていませんでした。でも、この作品では薄暗がりを写すカメラワークなどで凝りまくっているようです。結論ですが、たまにはシンプルなスポコンものやサクセス・ストーリーを楽しんでみたいというぶんには良い作品です。1930年代の雰囲気もよく出ていました。(因みに時代背景はアカデミー賞の多部門にノミネートされた「アビエーター」と同じです。)陳腐な作品になってしまったかもしれないストーリーをラッセル・クローとレニー・ゼルウィガーの演技派コンビが十分に見ごたえのあるものにしています。 【かわまり】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-08 00:47:29)(良:1票)
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