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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.監督曰く青春映画だそうです。なるほど、全体的にはドニーの青春物語でしたし、ラストは自虐的な悲恋で締めくくられてました。観る前はサスペンスかなっと思っていたので意外でした。オープニングから最後まで全く先の読めない展開で、宝箱をひっくり返したように少しずつ複線のパズルをバラまいていくんです。後半になるとそれが一気に収束してラストへ…オチ自体はありがちなので賛否両論かと思いますが、彼が「それ」を選ぶことによって運命が変わるという展開が良かったですね。ただ彼がそこにいないとしても…(うっ、ネタバレ!)数回観てみたいですね。「遠い空の向こうに」にでも主演を務めた彼はやっぱり上手いッスよね~。夢遊病で不可解な行動をしていくひねくれた青年を演じてくれてます。脇役にはドリュー・バリモア、パトリック・スウェイジ、そして「ER」のノア・ワイリー等物語的には誰が演じてもさほど変わらない俳優を起用してました。後、タイムスリップの原理がいまいちわかりませんでした。 【さかQ】さん 7点(2002-10-22 06:21:18)
1.不思議な感覚の作品だ。それは、まるで自分自身が体験しているかのようでもある。一種のタイムスリップものか、或いは「シックスセンス」の流れをくむものか。観る人によって様々な解釈の出来る作品といってよいだろう。ただ、ひとつ言えるとすれば、誰しもが幼い頃に抱いた、“この世は自分を中心に動いている!”“この世は自分の為だけに存在する”といった感覚だろうか。それは“自分が死ねば同時にこの世も終わる”という意味でもある。ある事故がきっかけで、銀色のウサギの仮面を被った不気味な人物(あたかもあの世からの使者のような存在)から世界の終わりを告げられたドニー・ダーコの、夢とも現実ともつかない不思議な体験は、彼の願望そのものなのだろう。個人的な解釈だが、人間が死ぬ時に見る一瞬の夢というものを作者は描きたかったのではないだろうか。「ドニー・ダーコ?そう言えば、そんな子いたね。よく知らないけど・・・。」と言った意味のセリフを吐くのは、彼が憧れた近所の女の子。人死しても尚この世は依然として存在しているという現実を強烈に印象づけられるた幕切れだ。主人公の“その瞬間”がひたひたと迫りくるような帯状の雲の流れが奇妙にリアルで、VFX効果もいたって斬新だ。 【ドラえもん】さん 8点(2002-10-15 00:17:24)(良:3票)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
142人 |
平均点数 |
6.25点 |
0 | 1 | 0.70% |
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1 | 1 | 0.70% |
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2 | 4 | 2.82% |
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3 | 10 | 7.04% |
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4 | 9 | 6.34% |
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5 | 25 | 17.61% |
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6 | 28 | 19.72% |
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7 | 22 | 15.49% |
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8 | 23 | 16.20% |
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9 | 9 | 6.34% |
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10 | 10 | 7.04% |
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【その他点数情報】
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