みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(0点検索)】
4.《ネタバレ》 うーーーん。だめだろ。これ。 宮崎駿が引退を宣言し(制作発表されたのは、それ以前のものだけど)、 これからの日本のアニメ界を背負っていくクリエイターの作る作品が、 この似非ジブリ様なストーリーで、それでいて大衆に受け入れられてるのは、 自分にとってはとても気持ちが悪い。 もちろん、ジブリとは違う視点、切り口な部分も見受けられ、それ踏まえれば0点ではないのだけど、そうじゃないだろ?と言いたくもなる。 宮崎駿の亡霊(死んでいないけど)に憑りつかれたまま日本のアニメは衰退に一途に・・・。 そんなことを思ってしまうのはオーバーだろうか? 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 0点(2014-01-14 22:46:13)(良:1票) 3.《ネタバレ》 なぜこの映画が嫌いなのか。●名無しの旦那(狼男)は、どういう人生だったのだろう。天涯孤独で友人が「一人も」いなかった。そして東京の国立大学で無断で聴講中、(同じく)天涯孤独な女子大生・花(主人公)から声をかけられて付き合い始めた。●もし私が狼男なら、子供を作ることに躊躇する。だがこの狼男はすぐに作る。「できた」んじゃなく、凄く作りたかったんだと思う。●在学中の女子大生に二人も産ませて、育児放棄。家を無断でしばらく出て、あっけなく事故死する。●もし私が親なら、「特殊なDNA」を伝えた子供たちに申し訳なく思う。「産ませてすまん」と罪悪感に苦しむだろう。でもこの狼男は逆だと思うんだ。●無口の設定のようだが、どう育ってきたのか。それを子育てする「花」に色々と詳しく話すだろうし、義務だと思って色々とノートをつけるだろう。子育てを放棄しているんだからね(そう見えた)。●この映画、無責任な男女が何も考えず子作りした話だと思う。美談にしてるけど「逆だ」と思うから嫌いなんだと思う。●主人公・花は、二人の子供たちを実は祝福していないし、できないと思う。産んだことには罪悪感は全く感じていないようだ。むしろ、(旦那と同様に)狼男の遺伝子をつないだことを誇らしく思っているように思う。そこがね、何か嫌なんだな。「いいお母さん」のフリしているけど、あんたには「化け物!」と言われて阻害される恐怖がワカンナイと思うんだな。ふつうの人間だからね。●それで大ヒットでしょ。21世紀の宮崎アニメみたいに、「ブランドを有り難がる層」による大ヒットとしか思えない。だから腹が立つんだと思う。●この映画の脚本を書き、監督した細田守が大嫌いだ。さらに小説版を3種類も出していることに呆れる。でも売れてるらしい。「他に読む本あるでしょ」って思う(余計なお世話か)。 <追記> <注意>『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のネタバレ有り。 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の主人公は、息子のことを心配する。遺伝のことで、産んだことを自責する。それが親だと思う。だが、この『おおかみ』の両親は狼人間の遺伝子をつないだことを誇らしく思っている(ように見えた)。 現実に「おおかみ人間の遺伝」はない、存在しない。だから他の何か(国籍や部落)を意味しているのだろう。 『桃太郎』の鬼が、白人を意味しているように。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 0点(2013-12-21 02:08:06)(良:2票) 2.点数下げてごめんなさい。。点数さげちゃる!って反抗心なく、今までの人生で観た映画の中で断トツつまらなかったです。ツッコミどころが多すぎて、多すぎて多すぎて多すぎて、もう何回スクリーンに向かって突っ込みたかったか・・。途中で怒りすら湧いてきました。 【ネフェルタリ】さん [映画館(邦画)] 0点(2012-12-10 22:46:47)(良:2票) 1.《ネタバレ》 妻投稿■花の子育てスタンスが気に食わない。一見すると子供を全肯定し、安っぽい親子ドラマで子供ひっぱたいて「自分はお前を大切に思っているんだ」と表現するような馬鹿親と一線を画しているように見える。が、周囲の人がびっくりするからという理由で自宅分娩し、健康診断にも顔を出さず、アパートの隣人が怒鳴るからという理由で田舎へ引っ越し、子供たちにも自分の素性を隠すように厳命する。要するに排斥に次ぐ排斥を受け入れてしまっている。それでいて子供たちに「みんなが嫌っていても、私は味方だから」と、親子の空間と社会の空間を隔絶させてしまっているのだ。■花がこうした行動をとるのは、子供を狼人間という汚い生物(「だから自分が守らないと」)と思っているからに他ならない。こういう味方のされ方をしたから、雪は「学校を追放されるかも」と心配して過剰に女の子らしくしようとし、雨は野生児を選択してしまった。「子供を肯定する」というのは確かに大切だが、それ=「味方をする」という事では必ずしもないと思う。「赤ちゃんが泣くのは国民の受忍限度だ!」と隣人に啖呵切ったり(ちなみに裁判の判例でもそのようになっている)、「この子は狼子供なんです」と開き直って子供の安全の為に児童相談所の人間に相談し、健康診断を受ける事、それこそが厳しい現実でも子供が「自分は不当に酷い事をされなくていい存在なんだ」と思える事=肯定する事ではないのか。■作画、演出レベルから5点はあげようかとも思ったが、やはり(現実的に野生児になるという選択権のない)マイノリティーのお母さんに「こーひっそりとする義務があるんだよ」と要らぬ心的負担をかけそうなこの映画、0点としたい。 【はち-ご=】さん [映画館(邦画)] 0点(2012-08-05 02:57:14)(良:9票) (笑:1票)
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