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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 まさにエヴァファンに凄まじいトラウマを与えた作品。でも、DEATH編の時間軸を縦横無尽に走り回る編集はすごく好きだし、REBIRTH編の意地悪を通り越したサディスト的なぶつ切りと直後に流れる「魂のルフラン」は、ある意味すごいと今でも思ってます。 【HAMEO】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-02-09 20:39:21)
2.《ネタバレ》 未完成である事と難解なストーリーで、とかく批判される作品だが、やはり、この庵野監督の「演出の巧さ」は並ではないし、作中で提示される「謎」は多種多様な解釈に足るだけの「情報量」を十二分に備えている。その二点だけでも評価に値する作品。ただ、「謎を自分で積極的に解釈していくだけの余裕」や、宗教、心理学に対する「知的好奇心」が無いと、楽しめない作品である事も事実(ましてTVシリーズすら見てない人が理解出来ないからと言って否定するのは論外。シリーズ物の最終話だと知って見ているなら尚更。「分かりやすさ」が良い作品の条件のひとつではあるが、それは「絶対条件」ではないし、「面白い難解さ」というものもあるはず)。
特に今作は、未完成である事で、逆に完結編「まごころを君に」よりも素晴らしいシーンがある。ラストの量産機が空を舞うシーンである(完結編では、このシーンで「魂のルフラン」がかかる事は無い)。
アスカが光射す空を仰いだ時に挿入される「魂のルフラン」の歌声と共に舞うエヴァ量産機の美しさと不吉さ、その演出のインパクトは、他のアニメ作品や映画では味わった事がないもの。まさに鳥肌が立つ。この後に続く、目を覆いたくなるような凄惨な戦いの前の静謐な贖罪の儀式のようでもある。
事実、量産機は必ずしも「敵」という位置付けではなく、その歌詞「私に還りなさい 記憶をたどり 優しさと夢の水源(みなもと)へ」にあるように、人類の魂を救済する存在でもあり、まさにあの「天使」の如き演出に相応しいと言える。
このシーンを見るだけでも十分すぎるほどの価値がある。 【FSS】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-06-26 23:29:27)(良:2票)
1.確かに、人類補完計画とは何か、コンタクトとは何か、ゼーレとはどのような組織なのか、使徒はどこから来るのか、などたくさん残った疑問に答えてもらえるのではないかと期待して劇場に足を運んだとすれば、「金返せ、コノヤロー」という怒りがこみ上げてくるのは当然です。、、、、、とはいえ、母なるものの不在、父なるもの(=社会)との対決、という「エヴァ」に一貫しているテーマは、やはり素晴らしい。、、、母なるものの不在→綾波、チサト、アスカいずれとも、シンジは心を通わせることができず、母として自分を包んでくれる存在にはなりえず、実の母もどのように死んだのかも不明。父なるもの→碇司令は常にシンジを抑圧するもので、その意図がどこにあるのか推し量ることもできない。、、、、、そしてシンジ(=見ている我々)は、押さえることのできない不安感を、エヴァが持つ計り知れない力に託して解消しようとする。、、、、、、この劇場版では、二つのシーンが印象的です。一つはチェロソナタから四重奏に変化してゆく音楽。→理解し、融合できないもの同士が、違いをそのままにしてハーモニーを奏でるしかないではないかというメッセージ。二つめが、エンディングにある朽ち果てた(脱ぎ捨てられた)エヴァの造形。→人々と差異を残して調和する道を選んだ時、不安をぶつけたり、全能感を満たしてくれるエヴァという道具は、シンジ(=我々)にはもはや必要ではない。、、、、、、、母なるものを捨て去ることを拒絶する宮崎監督。母なるものを拒絶して父なるものと対決し、社会との融和をはかる庵野氏。どちらの道を選んだら良いのか、私自身の答えはまだ出ていません。 【王の七つの森】さん 9点(2005-02-08 08:34:07)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
86人 |
平均点数 |
3.79点 |
0 | 11 | 12.79% |
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1 | 12 | 13.95% |
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2 | 7 | 8.14% |
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3 | 13 | 15.12% |
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4 | 7 | 8.14% |
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5 | 14 | 16.28% |
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6 | 7 | 8.14% |
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7 | 8 | 9.30% |
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8 | 1 | 1.16% |
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9 | 3 | 3.49% |
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10 | 3 | 3.49% |
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【その他点数情報】
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