みんなのシネマレビュー

トラック野郎 故郷特急便

1979年【日】 上映時間:110分
アクションドラマコメディシリーズものロードムービー
[トラックヤロウフルサトトッキュウビン]
新規登録(2005-02-14)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2020-06-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1979-12-22)


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監督鈴木則文
演出尾型伸之介(擬斗)
キャスト菅原文太(男優)一番星・星桃次郎
愛川欽也(男優)やもめのジョナサン・松下金造
石川さゆり(女優)小野川結花
森下愛子(女優)西尾風美子
原田大二郎(男優)垣内竜次
大坂志郎(男優)垣内清馬
山城新伍(男優)奥村
大月ウルフ(男優)バーナード
春川ますみ(女優)松下君江
由利徹(男優)坊主
南利明(男優)幸蔵
須賀良(男優)関東無宿
榊原良子(女優)ドライブインのウェイトレス
相馬剛三(男優)ドライブインの主人
安部徹(男優)岩瀬
高月忠(男優)金毘羅丸
小畠絹子(女優)西尾サワ
奈辺悟(男優)一発屋
大木悟郎(男優)支配人
藤巻潤(男優)警官
木村修(男優)
脚本中島丈博
松島利昭
音楽木下忠司
作詞阿木燿子「一番星ブルース」
川内康範「傷だらけの恋」
作曲宇崎竜童「一番星ブルース」
編曲ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「一番星ブルース」
主題歌菅原文太「一番星ブルース」
愛川欽也「一番星ブルース」
挿入曲石川さゆり「傷だらけの恋」/「南国土佐を後にして」
撮影出先哲也
企画天尾完次
高村賢治
配給東映
美術桑名忠之
動物
その他NHK(資料提供)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.《ネタバレ》 シリーズ第10作。冒頭にシリーズ10本記念と表示される力の入れようで、いつもと違い、今までなかったマドンナに石川さゆりと森下愛子という二人を迎えている。(桃さんがマドンナに惚れた時に星が出るのもちゃんと二回ある。)病気になったジョナサン(愛川欽也)に代わって、母ちゃん(春川ますみ)が一時的に桃さん(菅原文太)とコンビを組んでジョナサン号を運転しているのはシリーズでも珍しい気がする。桃さんがライバル(原田大二郎)との喧嘩で「南国土佐を後にして」のレコードを割ってしまい、そのレコードを聴きたがっている風美子(森下愛子)の寝たきりの母親のために、その歌い手である結花(石川さゆり)を連れてきて歌わせるシーンは、桃さんらしい優しさがとてもよく出ていてよかった。今回のライバルは過去に闘犬で負けた過去があり、その相手を打ち負かしたいという一心で帰ってくるが、その相手を演じているのが安部徹というのは見ていてなんだか「網走番外地」シリーズを思い出してしまうが、さすがにそこまでワルではないのもなんか良い。(これが任侠映画だったら原田大二郎は間違いなく殺されている。)そして、やっぱり今回、いちばん良かったのはクライマックス、桃さんに惚れ、「あなたの奥さんになるの。」という結花に対して、彼女の夢であった歌手としての成功を後押しするためにあえて自分から身を引く桃さんの姿はこれまで以上にカッコよく、自分を犠牲にしても、惚れた相手の幸福を願う桃さんはそれでこそ男だ!と思わずにはいられないし、本当に熱くて素直に感動した。撮影中は次回作もやるつもりだったのが、いろいろあって結果的に今回が最終作となってしまったわけだが、このクライマックスの別れのシーンは本当に最終作のラストに相応しいもので、最後がこのラストで本当に良かったと心から思う。これでこのシリーズはすべて見終わったことになるのだが、やっぱり、桃さんの男としての生きざまにすごく憧れるし、シリーズ自体も「男はつらいよ」シリーズとは違った良さがあり、まさしく名シリーズだったと思う。これで終わってしまうのは惜しい気もするが、最後に、桃さん、ジョナサン、そして鈴木則文監督、素晴らしいシリーズを今までありがとうと心から感謝を言いたい。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 9点(2019-03-30 19:02:04)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.60点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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