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【クチコミ・感想(9点検索)】
2. 派手なところや、けれん味は少しもないが、ていねいに作られていて、しかもこれまでの山田洋次くささがなくて(ラストの朗読は少々山田洋次っぽいが、これだけは余分だったように思う)、大変結構でした。子役の二人が良かったし、なかでも浅野忠信がいい味してましたね。彼のデビュー作『青春デンデケデケデケ』にも共通する雰囲気があって、ひょっとするとこうした役どころが、ほんとうの浅野忠信らしいところなのかもしれませんね。笑福亭鶴瓶、中村梅之助、でんでんらも結構でした。かつてこんなに嫌な時代があり、そのなかで人々が懸命に生きた時代があったということを、じっくり感じさせてくれました。 【goro】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-10-09 09:23:56)
1.《ネタバレ》 久々に感動しました!見終わった後も「母べえ」のシーンが思い起こされ色々考えてしまいます。 昭和16年前後というまさに戦争まっしぐらの日本。普通の家族が、戦争一色にそまった社会からみるとどれだけ異様にみえるのか。そして現代の『平和』な日本に住んでいる私から見ると、天皇の写真に向かって全校生徒で歌を歌い、婦人たちが華美な服を街角でチェックし、隣組で厳しく隣人同士を監視する、そんな社会が本当に異様で恐ろしく感じました。 『お国のために死んでいった』方たちを悲劇的に、英雄的に描く邦画が今のはやりですが、本当にお国のために信念を貫いた人たちとはこういう人たちなんだと思います。 異なった考え、意見が言える社会を守り続けていくことが、あの時代の人たちに応える道だと思います。 ああ、いろいろ考えがあふれてとまらない…。 【三郷JCT】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-02-03 08:35:06)
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【点数情報】
Review人数 |
35人 |
平均点数 |
5.17点 |
0 | 1 | 2.86% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 5.71% |
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3 | 5 | 14.29% |
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4 | 5 | 14.29% |
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5 | 7 | 20.00% |
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6 | 4 | 11.43% |
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7 | 7 | 20.00% |
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8 | 2 | 5.71% |
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9 | 2 | 5.71% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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