みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.迫真迫る演技と、ピアフソックリの特殊メイクに脱帽。各賞受賞に、誰もが納得の文句ナシ作品。 コティヤールの女優魂が、ピアフの激しい生き様に重なるかのような錯覚さえ覚えます。 ドキュメンタリータッチの手法で、過去と現在が交差する構成は、少々戸惑いますが二度目には 把握可能な範囲に収まっている。数々の名曲が随所に、効果的に、散りばめられ堪能できます。 恋人マルセルの事故死を知らされるシーンはあまりにも悲痛で、胸が締め付けられます。 ピアフのエキセントリックな人物像を、コティヤールのコケティッシュな魅力でうまくカヴァーして 波乱万丈でありながら美しい伝記映像として成功しています。 【ラディッシュ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-02 00:04:26) 3.《ネタバレ》 「歌」というのは単に歌うのがうまいから評価されるということはない。その反対に歌が下手だから評価されないということもありえない。「歌」はきわめて主観的な評価により決定されるものであり、つまり歌う人物が好きか嫌いかによって決まるといっても言い過ぎではありません。ピアフは歌がうまかった。しかし実はそんなことは歌手としての評価にあまり関係がないのです。ピアフがこれほどまでにフランスで愛された理由はひとえに彼女の人格に共感する人が多かったからなのです。それにしてもマリオン・コティヤールです。別映画に主演しているときの彼女はモデルのように身長が高い肉感的な女性だと思っていましたが、身長を調べてみるとやはり170センチ近くもある。ちなみに和田アキ子は174センチ。いずれにせよそんな大柄な女性が身長142センチの子すずめを演じきるというのはやはり尋常なことではない。俳優が役作りのために体重をコントロールする話はよく聞きますが、さすがに身長はむり。しかし彼女は小さく見えました。これが「演じる」ということです。ようやくマリオンが主演女優賞を獲得できた理由が理解できました。 【花守湖】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-03-06 23:13:00)(良:1票) 2.《ネタバレ》 超大傑作。様々な時代に飛びまくるのが成功している。最愛の恋人が死んだのがわかって、泣き泣き叫び、逃げるように部屋を出ると、次の瞬間、大観客の前でステージに立ってるなどという大胆、かつシュールなカット。更にラストの編集は見事。 人生は走馬灯。人生は夢まぼろしという言葉を想起する。様々な想い出が交錯する走馬灯の中、彼女は死の床で「昔にはもう戻れない」と呟く。しかしそれでも彼女は歌う。良いことも悪いこともあったけれど、今の私には同じこと。後悔はしない。今一度0からスタートしようと。そんなラストソングNon, Je Ne Regrette Rienが胸を打つ。 感涙。 40代50代以降の人に見て欲しい映画。若者にはこの凄さがわからないかもしれない。 ピアフを演じたマリオン・コティヤールはアカデミー賞主演女優賞をとったが 全く異論はない。凄まじいまでの演技力。 日本の女優ではここまで演技できる人は見当たらない。 【うさぎ】さん [地上波(字幕)] 9点(2008-09-08 22:59:33)(良:1票) 1.エディット・ピアフさんは、愛に生き命を懸けた人だったのだなと、胸にじ~んときました。 物語にすっかり入り込みました。 ピアフ役のマリオンさんは「Taxi」に出ていた綺麗な方と知り、またまたビックリ! そのなりきりぶりは賞賛に値します。 素晴らしい。 もう一度浸りたい作品です。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-01-14 15:02:10)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS