みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
8.《ネタバレ》 映画史上初のSF映画にして、初めて宇宙人と遭遇し、初めて宇宙人を殺した映画でもある(インビー・バービケーン会長の無双)。 月に「よく似た」人面衛生。 異星人が生存していたという事は、一応酸素のある衛生だったのだろう。 異星人の「歓迎」に合う博士たち。 途中遭遇した地元住民との最悪のファースト・コンタクト。 戦いの果てに無事に脱出、そしてシャツ一枚で大気圏を突破するバービケーン博士! オマケに異星人の捕虜までご招待。 この時代になんつー映画を作ってんだ・・・ジョルジュ・メリエス恐るべし。 突飛な内容というか、とにかく独創性に溢れた夢のある映画。 見る者の冒険心をくすぐる魅力的なファンタジー映画。 この後もメリエスは「生きているトランプ」といったファンタジーに富んだ映画を精力的に撮りまくった。 メリエスの情熱と野心は、今でも映画の中に生き続けている。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-09 23:15:41) 7.《ネタバレ》 これが世界初の娯楽映画かー、と思いながら鑑賞。なんと1902年(!)に作られた、わずか11分のショートムービーだが、ロケット作って月に行って月人と戦って帰ってくるという、なかなかてんこ盛りの内容。雰囲気は劇に近い。 科学的にはめちゃくちゃ(科学者が普通の格好で月に降り立ってるし、草生えてるし、月笑ってるし、万有引力ガン無視だし笑)だけど、時代性と、ここまでやってくれればもうどうでもいいというかなんというか。まあ楽しませてもらいました。これが映画の原点なんだなー 【θ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-18 01:04:37) 6.1895年に誕生し、現実の風景を記録する媒体として扱われていた映画が、空想・娯楽の媒体へ移行した偉大な作品。世界初の、1つ以上のシーンを持つ映画であり、世界初のSFであり、マジシャン出身のメリエスならではの愛すべきトリックの数々。カメラの前でいろいろ試しながら一喜一憂する姿が目に浮かぶ。原作はジュール・ヴェルヌの『月世界旅行』のはずなのに、微妙に脱線していく様がまたおもしろい。今見ると突っ込みどころ満載(特に科学的に)だけど、メリエスの想像力に脱帽です。 この映画で一躍有名になったメリエスですが、勢いに乗って自分のスタジオを作ったものの、その後どんどん目が肥えてきた観客に飽きられてしまい、1914年にはスタジオを売却して、また舞台でマジシャンをする生活に戻った、というのはとっても皮肉だと思う。 ※未見の方には、Kinoから出てるThe Landmarks of Early Filmでの鑑賞をオススメします。フレンチ訛りの英語の『月世界旅行』の朗読が入ってて雰囲気が素敵。 【オカチ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-03 17:54:38) 5.すばらしいSFファンタジーですね。テリーギリアムの原点はココだったんですね。この世界観が虜になってしまう。 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-07 23:43:24) 4.私は大学の授業で見ました。演劇っぽい(?)かなと思ったのですが、考えてみれば100年も前の作品なんですよね~。今日までのあらゆる映画の原点として存在しているということを実感させられました。 【RIYS】さん 9点(2003-04-17 15:22:12) 3.制作側の苦労が伝わってきます。9分という短さが良いのか、もう少し見たい。というのが丁度良い。当時の技術でここまで表現できるものかと感心します。映画の原点みたいな映画です。 【恥部@研】さん 9点(2003-04-03 12:42:10) 2. 単なる映像記録が”シネマ”へと飛躍した瞬間を写し取った永遠のマイルストーン(記念碑)。ヴェルヌ&ウェルズ原作なんて豪華で贅沢なSF作品は正に空前絶後!天才ジョルジュ・メリエスの八面六臂の大活躍(監督・脚本・美術デザイン・製作・特殊効果・主演)を存分に御覧あれ。短い(とはいえ当時では最長)上映時間(9分)が唯一の不満なので…洒落で9点! 【へちょちょ】さん 9点(2003-01-05 01:24:43) 1.映像史上初めてのSF、トリック撮影に感激。タイツ姿みたいなロケットの乗組員たちにはふきだしちゃうけど、やはりここは敬意を表して・・・。 【KARIN】さん 9点(2002-06-13 23:41:49)
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