みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4.《ネタバレ》 五月の大型連休の前日、東海道線にゴトゴト揺られて実家に帰った。茅ヶ崎駅を降り、タクシーのドアを開けてもらうその寸前で、 「おーい。こっちこっち」と、家族の声がする。ああ、来やがった。ゆっくりさせろよお祖父ちゃん。聞こえる声量で言ったはずだけど、全く気にしてない。 「良いぞ-今年は、これ見よ、これ」どうだ孫よ。 「バトルシップ」良し、見よう。今すぐ見よう。と完全に舞い上がっている。お花見以来の孫を待っていたにしては、何故バトルシップなのか。去年より疲れる。 「ポップコーン買ったか?ああぁ後あれ、特保のコーラあれは必要」などと、イトーヨーカドーにあれこれ買いに行く。 ふと記憶がよみがえる。 左頬が痛い。凄く痛い。 近所の仲間と遊んでいたところ、喧嘩になってしまった。1対五では分が悪い。ジリジリと殴り合いが始まろうとしていた刹那。 「イカーン!」と、いきなり祖父さんが止めに入ってきたのだ。そして、どう言うわけか床に堅いものを落とした様な音が僕の頭の中で響く。僕が思う様殴られ、友達はポカーンと、何の話だったっけな状態である。そこから何故か怒号にて説教。曰く、五人がかりで何やってんだと。僕も五人相手に険悪にしてどうするのかともっともらしいことを叩き付けられた。それだけでどこかに行ってしまった。 何とも気まずくなったので又明日遊ぼう、と家に帰ると何食わぬ顔で祖父さん夕食つまみ食いである。 「凄く痛い。じいちゃんスゲエ痛い」 「喧嘩になってみろよ、もう何カ所か痛かったはずだろ?一個で済んじゃった」良かったな、孫よ。 畜生、メチャクチャな大人がいるよ。 そして今、祖父さんはバトルシップに夢中だ。良いか、アーレーバーグ級三隻だろ?敵はエイリアン。可愛そうだなぁエイリアン。米軍が強い前提で見ている祖父さん。一緒になって 「撃ちー方始め」 とはしゃいでいる。 この後みょうこうが撃沈し、軍艦が登場すると 「俺たちに任せろ!」と敬礼までしている。海軍式である。熱い。 僕も、祖父さんの横でイージス艦がこんなに弱くねえ。あんなのCIWSとオットーで百発投げてもあたんねーよ!とガリガリハマってる。畜生、連休が始まる前の夜にこんなもん見せやがって、次の日まんまと横須賀に護衛艦を観に行った二人であった。 完全にジジイの思うつぼなのが非常に忌々しい。 【黒猫クック】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2013-05-29 02:57:30)(良:2票) 3.《ネタバレ》 ドカーン!! ズギャアアン!! ズバババァーーン!!!ゴロゴロゴロゴロゴロゴロー!!!ロックンロール!!! あー、おもしろかったー!!序盤のおちゃらけも好きだけど、開戦してから終わるまでは、ひたすらにド派手!「俺、こんなんが観たくてきとるのよ!」ってシーンだらけ!ロサンゼルス決戦とか、スカイラインで期待してたのはこういう内容だったんだなぁ、と今更感じた。強敵に対し、知恵を駆使して戦うのはかの大傑作「トレマーズ」を思い出させる。それの超大作バージョンといった感じか。爆破と熱さだけでなりたつ頭空っぽエンターテイメント映画のお手本! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-07-09 23:31:09) 2.《ネタバレ》 この世にいい映画は二種類ある。ひとつは、巧妙な設定やキチンと整合性のとれた高度なプロットで見る者の頭脳に訴えかける「かしこ(賢い)映画」。そしてもうひとつは、「細けーことはどうでもいいんだよ!」と、細部の整合性や真っ当な理屈よりも、いかに見る者のエモーションをかき立てるか、ハートを震わせるかに重きを置いた「バカ映画」(こういうのはただ筋書きが破綻してるだけでは、「バカ映画」未満の「愚作・駄作」になってしまう)。「なんで高度な科学力を持つエイリアンがこんな弱っちーの?w」と冷笑するよりも、巨大宇宙戦艦とアメリカ海軍艦艇のがっぷり四つの派手な海戦にコーフンしたり、「この爺さんたちなんでこんな都合よく出てくんのよ?」とあきれるよりも「老兵カッコいい!いけえ、ミズーリ!」と無邪気に喝采を送ってしまったりした僕にとっては、この作品はまさに「正しい、すばらしいバカ映画」でした。満点はさらにパワーアップするであろう続編(あるかな?)への期待を込めて、とっておきます。^^ 【大鉄人28号】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-05-01 08:46:56)(良:1票) 1.《ネタバレ》 「燃える!」 この一言につきますね~ひさびさに爽快な映画をみた気持ちです。 恒星間航行をしてくる宇宙人にしては戦闘能力がイマイチとか、無抵抗な人間は 見逃しちゃうとか、いろいろ設定にはツッコミどころがありますが それらをすべて吹き飛ばすほど、大砲ドッカンドッカン!ミサイルバシュバシュ!と 映画館の大スクリーンと大音響を余すところなく堪能できる娯楽作品でした。 最後のアレからすると、続編を期待したいところです。 次は三隻といわず、大艦隊同士の大決戦で!(笑) 【あおむし】さん [映画館(吹替)] 9点(2012-04-15 13:27:17)(良:2票)
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