みんなのシネマレビュー

幸せへのキセキ

We Bought a Zoo
2012年【米】 上映時間:124分
ドラマコメディファミリー実話もの
[シアワセヘノキセキ]
新規登録(2012-05-14)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2023-06-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-06-08)


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監督キャメロン・クロウ
キャストマット・デイモン(男優)ベンジャミン・ミー
スカーレット・ヨハンソン(女優)ケリー・フォスター
トーマス・ヘイデン・チャーチ(男優)ダンカン・ミー
エル・ファニング(女優)リリー・ミスカ
パトリック・フュジット(男優)ロビン・ジョーンズ
アンガス・マクファーデン(男優)ピーター・マクレディ
コリン・フォード(男優)ディラン・ミー
マギー・エリザベス・ジョーンズ(女優)ロージー・ミー
東山紀之ベンジャミン・ミー(日本語吹き替え版)
佐古真弓ケリー・フォスター(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしダンカン・ミー(日本語吹き替え版)
中博史ピーター・マクレディ(日本語吹き替え版)
梅津秀行ウォルター・フェリス(日本語吹き替え版)
菅原正志スティーヴンズ(日本語吹き替え版)
山根舞キャサリン・ミー(日本語吹き替え版)
佐藤政道ナレーター(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子(日本語吹き替え版)
江川央生(日本語吹き替え版)
脚本キャメロン・クロウ
アライン・ブロッシュ・マッケンナ
撮影ロドリゴ・プリエト
製作20世紀フォックス
製作総指揮イロナ・ハーツバーグ
ジュリー・ヨーン
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給20世紀フォックス
美術クレイ・A・グリフィス(プロダクション・デザイン)
衣装デボラ・リン・スコット
編集マーク・リヴォルシー
字幕翻訳石田泰子
日本語翻訳税田春介
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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4.《ネタバレ》 斬新さや派手さは一切なく、全体的なムードとしては地味なので、誰にでもオススメという感じではないと思いますが、とってもいい映画だと思いました。登場人物それぞれがよく描けていて脚本がとても丁寧だと思います。父と息子の確執も、娘の可愛らしさも、亡くした妻への引きずる思いも、動物園で出会う女性と女の子の魅力も、主人公の兄も、ヒゲおやじも、全て印象的に出来上がってて手抜かりがない上手さだと思いました。最近の映画でこれだけキャラクターそれぞれをしっかり印象的に描けてる映画は貴重だと思います。「なぜこの動物園を買ったの?」になんて答えるのか気になっていたら「いけない?」という返事。僕にはとっても印象的だったこの切り返しが、ラストに泣かせるとは思ってもいませんでした。とっても上手い映画だと思います。いろんなシーンのコミュニケーションのやりとりが記憶に残る作品です。 だみおさん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-18 10:23:20)

3.《ネタバレ》 今年の上半期、楽しみにしていた映画のひとつ。期待通りのいい映画でした。

冒頭からごく短時間でマット・デイモン演じる主人公の男と家族の抱えている問題を簡潔に見せ、すぐに家族は動物園にやってくる。主人公の男が動物園の愛すべき仲間達と共に、動物園を再生していく過程と同時に、彼の人生と家族の再生をひねることなく実に分かりやすく見せてくれる作品です。クスッと笑わせてくれる、控え目な笑いドコロの挿入も良かったです。

やまない雨は無いという。動物園開園前夜まで降り続いていた雨も開園当日にはカラッと晴れ上がった。それは天気だけでなくこの家族と仲間達の人生の好転を予感させてくれます。そして開園以降ラストまで、実に気持ちよく生きることの素晴らしさを感じさせてくれました。 

息子と娘をはじめ、子役が本当に素晴らしい作品でした。もう1人、そろそろ子役とは呼べなくなってきましたね。エル・ファニングは去年見た「SOMEWHERE」と比較すると驚くほど大人っぽくなって、とてもいい演技を見せてくれました。

”20秒の勇気”が良かったなあ・・・。 とらやさん [映画館(字幕)] 9点(2012-06-18 21:36:33)(良:2票)

2.《ネタバレ》 テーマを超えて、全編に溢れるロックテイストが心地よい映画だった。
音楽も60年代後半から80年代の名曲たち。ボブ・ディラン、トム・ペティ、ランディ・ニューマンにニール・ヤング。"Cinnamon Girl"が流れた時はなんかすごく嬉しくなった。

キャメロン・クロウと言えば、僕の中ではやっぱり『初体験/リッジモント・ハイ』(” Fast Times at Ridgemont High”:キャメロン原作・脚本作)である。言わずと知れた80年代ロック全開のハチャメチャ青春映画。(決してエロ映画ではない。ポロリはあるけど) ジャクソン・ブラウン、ドン・ヘンリー、Go-Go’sなど、80年代のロック&ポップに彩られた楽曲たち。そして、初監督作『セイ・エニシング』。カセットデッキから流れるのは、ナンシー・ウィルソンの”All For Love”。

ナンシー・ウィルソンは80年代に流行ったロックバンド、ハートの中心人物、ウィルソン姉妹の妹の方。綺麗でスタイルがよくて、ムチムチした衣装でギターを掻き鳴らす姿がすごくセクシーだった。彼女がキャメロン・クロウと結婚したのが86年頃だから、ちょうどハートの絶頂期。ナンシーが82年のリッジモン卜・ハイに「車を運転する美女」で出演したのはどういう経緯だったのだろう? 当時、新進気鋭の若手ライターだったキャメロンとロック界のミューズ、ナンシー。

キャメロンとナンシーは2010年に離婚しているんだけど、僕にはどうしても、この映画の最後のシーン、カフェでの「20秒の勇気」のところは、キャメロンとナンシーの現実の出会いを思い起こさせる。年上の美女に勇気の告白。”Why not?” ナンシーならきっとそう言っただろうな。あんなに仲の良い二人だったのに。別れがあって出会いがある。スカーレットみたいな女の子との出会いだったら、それもまた良しか。人生万歳! onomichiさん [映画館(字幕)] 9点(2012-06-17 22:55:49)

1.人間と人間。動物と人間。
それぞれが物云わず見つめ合う交感シーンでの繊細な眼の表情が、
最後のシークエンスに至るまでことごとく素晴らしい。

虎やグリズリーなどの動物たちだけでなく、不動産のセールスマンや検査官や
レジの女性など、端役一人一人に至るまでの目配せも実に丁寧だ。

また、巧みなのは印象的な台詞の反復だけではない。
窓ガラス越しに出会うこと。相手に眼差しを返すこと。陽の光を浴びること。

そうした視覚的主題の反復もまた重なり合って、
マット・デイモンとスカーレット・ヨハンソンの表情の切り返し、
エル・ファニングとコリン・フォードの表情の切り返しをより美しいものにしている。

キャメロン・クロウの選曲自体も相変わらず良いのだが、
夜の動物や虫たちの声を静かな背景音として聴かすべき三箇所で
音楽を被せてしまっているのが残念なところ。
引越し前の賑やかな夜との対比は利かせて欲しかった。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 9点(2012-06-11 21:44:19)

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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 6.74点
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312.17% line
436.52% line
512.17% line
61123.91% line
72043.48% line
8613.04% line
948.70% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review2人

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