みんなのシネマレビュー

美女と野獣(2017)

Beauty and the Beast
2017年【米・英】 上映時間:129分
ドラマラブストーリーファンタジーミュージカルリメイクロマンス小説の映画化
[ビジョトヤジュウ]
新規登録(2017-02-19)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-08-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-04-21)
公開終了日(2017-10-04)


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監督ビル・コンドン
キャストエマ・ワトソン(女優)ベル
ダン・スティーヴンス〔1982年生〕(男優)野獣
ルーク・エヴァンス(男優)ガストン
ケヴィン・クライン(男優)モーリス
ジョシュ・ギャッド(男優)ル・フウ
ユアン・マクレガー(男優)ルミエール
スタンリー・トゥッチ(男優)カデンツァ
イアン・マッケラン(男優)コグスワース
エマ・トンプソン(女優)ポット夫人
オードラ・マクドナルド(女優)マダム・ド・ガルドローブ
ググ・ンバータ=ロー(女優)プリュメット
ソノヤ・ミズノ(女優)社交界へデビューする女性
村井國夫モーリス(日本語吹き替え版)
藤井隆ル・フウ(日本語吹き替え版)
小倉久寛コグスワース(日本語吹き替え版)
岩崎宏美ポット夫人(日本語吹き替え版)
松澤重雄カデンツァ(日本語吹き替え版)
島田歌穂プリュメット(日本語吹き替え版)
戸田恵子アガット(日本語吹き替え版)
根本泰彦スタンリー(日本語吹き替え版)
田中美央ペール・ロベール(日本語吹き替え版)
佐藤仁美(日本語吹き替え版)
脚本スティーヴン・チョボスキー
音楽アラン・メンケン
作詞ティム・ライス〔作詞〕"Evermore" 他
作曲アラン・メンケン"Beauty and the Beast" 他
主題歌ジョン・レジェンド「美女と野獣」("Beauty and the Beast")
撮影トビアス・A・シュリッスラー
製作デヴィッド・ホバーマン
ジェフリー・シルヴァー〔製作〕
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
美術サラ・グリーンウッド(プロダクション・デザイン)
ケイティ・スペンサー(セット装飾)
カイル・クーパー(タイトル・シークエンスのエグゼクティヴ・プロデューサー)
衣装ジャクリーン・デュラン
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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6.劇場鑑賞した折レビューの内容に迷ううち、書くタイミングを失いました。
いつかブルーレイで字幕、吹き替え両方観るぞと決意。
この度本作にじっくり浸れました~。

エマさん演じるベルは安心感抜群。
彼女のリードでお話しにすいすいついて行けたと思う。
ガストン役のルークさん、ああ、なんて素敵。
粗暴だけどイケメンって私のツボでした。
歌も上手いし、最高。

それから私の大好きなユアンさん、ルミエールにぴったり。
一番のお気に入りはルミエールがベルをもてなすシーン。
なんて伸びやかな歌、豪華な映像。
ミュージカルって大好きと思った瞬間です。

吹き替えではガストン役の吉原光夫さんが素敵。
ミュージカルされている方みたいで、見に行きたいと思いました。

ああ、なんか素敵とばかり書いていて、他の誉め言葉も沢山書きたい。
そんな風に思わせられた傑作。
イアン・マッケランさんの出演も良かった。 たんぽぽさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-07-08 10:37:23)

5.《ネタバレ》  どうも野獣の野獣感が薄い気がする。もっとケモノケモノしている想像をし、期待もしていたのだが……。
 それと、ガストンの最後はもっと明確に「罰として」やっつけられて欲しかった。こういう物語では特に「悪いやつは罰を受ける」という事を期待してしまう。
 それ以外では、映像も主人公も美しいし、燭台や時計らの楽しいシーンも良い。音楽も素晴らしいのだが。
 ただなあ、「美は内面に宿る」と言いながら、結局は人間に戻った王子が超イケメンなのはどうなのかなあ。まあ、普通に考えれば「内面の美」の外的な表現なのだ、という事なんだろうけど、王子が例えばホンコンさんみたいでもベルさん愛してくれますかね?エマ・ワトソンが美しいなんて、ウットリしている自分が言うのも何だけど。

 ……やっぱり自分はこの作品の主題を本当には受け入れていないようだな。
 でも、作品としては見事で9点。 Tolbieさん [DVD(字幕)] 9点(2017-10-16 11:27:22)

4.《ネタバレ》 すごい、素晴らしい。納得の実写化です。ディズニーアニメ版美女と野獣は、私がディズニーのブランドにハマるきっかけになったとも言える作品で、すごく好きな映画です。そんな思い入れある作品が実写になることは不安でしかありませんでした。しかし、これは実写なのにまるでアニメーションを見ているような、当時見て感動した美女と野獣の世界がしっかり存在しました。もちろんCGもふんだんに使ってはいますが、2次元で美しく描写されていた世界を本当に上手くイメージを壊さず3次元にしたと思います。タイトルに「美女」とありますが、外見が綺麗というだけではなく、心が美しい女性という意味は当然あるとして、さらにベルというキャラクターは、活発で聡明で強さも合わせ持っている。それらの説得力を実写で出せる女優さんはなかなかいないでしょう。そんなベル役にエマ・ワトソンをキャスティングできたことも大きかったのではないでしょうか。野獣もルミエールもコグスワースもガストンも挙げればキリがないですが、みんなアニメ版の魅力そのままで、役者さんたちのキャラクターへの命の吹き込み方が素晴らしかったです。音楽もお馴染みの楽曲から新曲まで、ミュージカル映画としても十分楽しめます。個人的に感嘆したのは、野獣の魔法の本で2人がベルのお母さんの最期を知る実写版オリジナルのシーンが入ったことです。そこでお互いの心の距離が一気に縮まるのが分かり、そこからあのダンスホール、告白、ベルが去り野獣が悲しみに暮れるシーンにつながっていくので、この一連の流れをより深く見ることができ、より感情移入ができました。この実写版はアニメ版と同じくらい好きになりそうです。本当に素晴らしい映画でした。 Nerrucさん [映画館(字幕)] 9点(2017-06-27 20:55:56)(良:2票)

3.《ネタバレ》 ビル・コンドンたちが「美女と野獣」にありったけの想いを注いだ力作。
コンドンが愛するジャン・コクトー版は一輪の薔薇による“呪文”から始まったが、本作も観客を一気に引き連り込む“呪文”から幕を開ける。

冒頭から純白のドレスに身を纏う黒と白のコントラスト・豪華絢爛な舞踏会。それを破壊するように雷鳴とともに現れるドス黒いクソビッ…ウィッチ(魔女)の恐ろしい魔法が人々に降り注ぐ。

...まあ、改めて思うけどさ..。ちょっとやりすぎなんじゃないんですかね。王子は一体どんだけのことをしたんだよ。まああんだけケバいメイクしてたらそりゃ色々してきたんだろうけど(偏見)。ただ、そのちょっと濃い目のメイクが後々キいてくる。

雪が注ぎ続け春の訪れない、呪いによって身も心も閉ざされた城。片や新しい発想を異端視する村。それぞれの場所で思い悩む孤独な男女、二人を結びつける馬車の疾走、大悪党の御登場。

迷い込むのは、バラを掴んでしまうのは、泥水を撥ね飛ばし、女性のスカートを掴みながら迫り、酒場の人々の人心を掌握する大演説&剣戟をかますのは引き裂かれた人々をもう一度めぐり逢わせるために!

バラが司る運命の悪戯、それを変えるために城中を動き続ける“召使い”たちの健闘。見るがいい食卓の上で大量の食器が渦を巻き迫り来る様を!必死すぎてそれだけでお腹いっぱいになるわ!プディング(食後のデザート)。

ロバが引き続ける“洗濯機”、狼の群が導く魔窟への侵入、灯を握りしめる石の腕、囁き蠢く家財道具、一人でに開閉する扉、お辞儀をする上着かけ、飛び跳ねながら紅茶を運んでくるティーカップ、人物や建物を映す鏡、行きたい所へ瞬時に連れて行ってくれる魔法の地図、飛びかかり脅迫する黒い影と角の恐怖、それに屈することを知らない“自己犠牲”。

コクトー及びゲーリー・トゥルースデイル&カーク・ワイズ版「美女と野獣」、さらにはジェームズ・ホエール「フランケンシュタインの花嫁」といったロマン溢れる作品群へのリスペクト精神、同性愛を思わせる描写もねじ込むこだわり。コクトーもコンドンも心は乙女だしな。

ホモは嘘つき、下敷きになった友人も冷たい一言を浴びせバッサリだ。そんな野郎に嘘を付くのが嫌になったら、ティーポッド片手に熱湯を浴びせ皿の雨を降らせ運命に抗う最後の叛逆へ!家財道具…いや己の肉体・未来・魂・存在ごとぶつかっていく大抵抗!

馬で駆けまくり伝える想い、騒動の最中に乗り込む“目撃者”、城の屋根から屋根へ飛び交う跳躍、一騎打ち、明けない夜との・夢のような時間との“別れ”。

我が子の顔も見れず、行方も知れぬまま“奪われる”瞬間の哀しみといったら無い。それが“再会”する瞬間の感動に、思わず泣いてしまったワケですよ。ズルいぞコンチクショー! すかあふえいすさん [映画館(字幕)] 9点(2017-06-06 04:28:08)

2.《ネタバレ》 アニメ版を再現しつつ、更に掘り下げている印象です。
野獣にしてもガストンにしてもルフウにしてもパパにしても、血が通った人間が動いていると感じます。
ガストンかっこいい。あのガストンなら私だったら彼を選んでしまうなぁ。
そしてガストンに付き従うルフウがとても良い!わかる、わかるよ君の気持ち! denny-joさん [映画館(字幕)] 9点(2017-04-22 23:52:42)

1.《ネタバレ》  見始めてしばしは「アニメーション版の単なるベタ移植なら、実写映画にする必要は無いんじゃないかなぁ」と思ってました。ストーリー的に変わったところも無いし、曲も一緒だし、って。
 それにエマ・ワトソンはベルのイメージとは違う気がしましたし(エマは永遠の少女みたいな印象で、それなりに成熟した感のあるベルに比べると幼いんじゃないかと)、野獣の顔がハンパに優しさを醸してる、野獣としてのシャープな凶暴さが足らないんじゃないかとも。

 でも、映画が進むうちにどんどん惹き込まれていって。キャラクターやエピソードがそれぞれアニメーション版に忠実でありつつ、もっと踏み込んでいる、もっと深いところを探っている印象なんですよね。展開もアニメーション版に忠実であるがゆえの唐突さ、あっけなさがあったりはするのですが(ベル、あっさり野獣に心を開き過ぎ)、1つ1つの事柄にひと手間かけて奥行を与えている、丁寧な仕事してます、という感じで、それが更なる深い感動を生んで。
 特に野獣とお城に住まう存在に対して更なる愛情を注いでいるように思え、それぞれのキャラクターが描くドラマが面白く、クライマックスの城に侵攻してきた村人達への反撃シーンの盛り上がりも更にエキサイティングで。
 野獣はアニメーション版では正直なところ、ラストで人間に戻った時に「誰だよお前」って思ってしまったのですが、今回は目が一緒なので、ああ、野獣が人間に戻ったんだな、って流れを感じられました。そういうところは実写の強みですねぇ。
 エマは、どうしてもハーマイオニーのイメージは拭う事ができませんが、色々な表情を見せて彼女ならではの魅力的なベルを創造していました。
 そしてガストンは更にクズっぷりが増して。

 美術は2014年のフランス版の退廃美も印象的で魅力的でしたが、こちらは王道の美しさといった風情。画面に溢れる色彩の情報量に目が眩みます。全体的に映像が暗めなのが少々残念。

 観終わってみれば、オリジナルのアニメーション版の総てをバージョンアップしてみせました、という印象。これぞ『美女と野獣』なナンバーの晩餐会のシーンやダンスシーンはアニメーション版を超えたとは言い切れないものの、新しいナンバーの追加も含めて全体的に手を加えて厚みと奥行きが生まれています。クラシックとなりつつあるアニメーション版とは別に、今のテクノロジーで更新された実写版を心の底から楽しみました。これが今のディズニーの力なのだなぁ、って実感できる映画でした。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 9点(2017-04-21 20:55:03)(良:3票)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 7.23点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
412.27% line
5511.36% line
636.82% line
71738.64% line
81125.00% line
9613.64% line
1012.27% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review5人
5 感泣評価 4.50点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
美術賞 候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジャクリーン・デュラン候補(ノミネート) 

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