みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.映画の評価が時の流れとともに変わっていくのは仕方ないことなのだろうか。時を越えて評価される映画でなくとも、その公開された「旬」の時点では間違いなく秀作であったはずのこの映画。いつのまにか女優の肢体が映画評のスケールと成り代わってしまったのか。ストーリーの奇抜さ、斬新さ、時代とのマッチングは最高である。当時はハレー彗星がやってくるころで、ハレー彗星が何年かおきに地球に接近すると決まって疫病が地球全体で流行するなど不吉なことが起きるという伝説があった。そこからの発想で製作された映画である。映画を統一するカラーは黒~深青のイメージで、ハレー彗星のイメージそのままであり統一感がある。特撮も当時としては怖いことで話題となった。音楽はモチーフそのままに壮大、「警察24時間」等の特番によくつかわれる名曲である。こういう映画は「当時を知る」人間でなければ評価はどうしても下がっていく。仕方ないことなのだが、テレビメディアで中途半端にさらされ「どっかで何度か観た映画」としてしか評価されないのは残念でならない。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-22 22:27:06)(良:2票) 1.《ネタバレ》 怖がりの私は、実はこの手のホラーが苦手なのだが、『鳥』でヒッチコックが、嫁姑問題を解決するために主人公の住む港町を鳥達に襲わせたように、本作では、一目惚れした女との愛を成就させるために、ロンドン中を火の海かつゾンビだらけにしてしまうという突拍子もない大胆な発想が気に入った。さらにラストでは、ジャン・コクトーの名作『美女と野獣』(ディズニーじゃあねえぞ!)に敬意を表するかのような演出には、思わず目頭が熱くなった。 【なるせたろう】さん 9点(2003-09-27 15:13:48)
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