みんなのシネマレビュー

JUNK HEAD

2017年【日】 上映時間:99分
アクションSFアドベンチャーアニメモンスター映画
[ジャンクヘッド]
新規登録(2021-04-13)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2024-10-27)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2021-03-26)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督堀貴秀
堀貴秀パートン/三バカ/博士/職長
原作堀貴秀(原作/原案)
脚本堀貴秀
撮影堀貴秀
配給ギャガ
編集堀貴秀
あらすじ
地上の環境汚染が激しく進み、人類は地下開発を進めるべく労働力としての人工生命体マリガンを創造するが、やがてマリガンは反乱を起こし地下を征服してしまう。何とか地上で生き長らえ、生殖能力と引き替えに永遠の命を手にした人類だったが、新種のウィルスの蔓延により再び絶滅の危機に晒される。生き残りをかけた人類は、地下で独自に進化しているマリガンの調査を開始する。そして、感染症で仕事が立ちいかなくなったダンス講師のパートンも調査員に応募し地下に向かうのだったが…。主要なスタッフの殆どを兼務する堀貴秀監督が、自らの短編作品を元に、ほぼ一人で7年かけて製作したSF長編ストップモーションアニメ。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2022-02-21)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(9点検索)】

別のページへ(9点検索)
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7.《ネタバレ》 話題になってるって話は知っていましたが
鑑賞するタイミングができず
AmaoznPrimeになってしまいましたが

これは劇場で見たかったですねぇ。

最初はなんかちょっとカクついた感じかなぁって思っていたのですが
途中から全然気にならなくなって
むしろ愛らしくなっていく。

さらに最初ポータルってゲームみたいなフォルムから
ローテクのフォルムに変わってから
そのフォルムが可愛すぎる。

油絵だけでできてるゴッホの映画に近しい感覚になるぐらい
ただ歩いてるだけなのに楽しい。

全編キモイデザインなのに
不快感がないのが凄いですよ。
特にクノコがやばすぎるのに(笑)

とにかく全編絵的な魅力が凄いです。
ラストはきっちり盛り上がりがありましたが
そういうのなくてもなんか楽しかったです。

3部作みたいで、まだまだこれからって感じですが
次回はぜひ劇場でみたいです。

ぜひ全国で上映してほしい

9点で シネマレビュー管理人さん [インターネット(字幕)] 9点(2022-03-03 13:17:45)(良:1票)

6.《ネタバレ》 ツイッターで凄いと言う評判を見て観に行きましたが、本当に凄く、面白かったです!ストップモーションアニメなのでもっとカクカクしているのかと思いましたがそんなことはなく、違和感は全くありませんでした。今回の映画は全10エピソード構想のうち1エピソードくらいとのことですが、全体のストーリーからみてまだまだ謎がありそうだなと思いました。赤いフードの女の子(?)が鍵を握っているような気がします。個々のエピソードや演出はベタ(正確には、いろんな映画で見たことある感じ)ですがそれがとても気持ち良く、見飽きた感は全然ありません。続きが非常に気になりますね。この映画の元になった30分の『JUNK HEAD 1』を作るのに監督1人で7年かかり、それが評価されて改めて作られた今作は数人のスタッフで3年かかったとのことですが、次作はもう少し早く見られたら嬉しいですね。あと、架空の言語をしゃべらせたのは大正解です。世界観の構築に大変役に立っていますし、公開する際に吹替しなくても字幕で済みます。最後にあえて言わせていただくなら、パンフレットのフォントの使い方がもう一つな気がします。素人が作ったような感じになってしまっている気がします。読み易くはあるんですが。 MASSさん [映画館(字幕)] 9点(2021-05-28 15:03:39)

5.《ネタバレ》  すごい!

 ストップモーションアニメというと、海外ではすごいのが出てて、日本はあまりなく、最近やっと「PUI PUIモルカー」で総時間33分くらいのものが出て、日本でも少ないけどあるんだなあと思ったところに、この壮大な、遠大な世界の作品が出てきて、全俺がどよめいた! みたいな感じでした。

 とにかく背景のセットが混沌として奥深く果てが見えないくらいのスケール感があって、これは元々監督の方が芸大の創作でそういうのを作られてたのが生かされたということで、終盤には宗教的な深みまで垣間見えるようになって、とにかく素晴らしかった。

 キャラクターも、どれもこれもグロテスクで、血も飛び散ったりしておぞましいものばかりですが、それぞれが息づいていて、ユーモラスな部分もあって終わりごろには愛着がわいてきさえする、最後に対決する敵すら「貴様、あの傷! あの時のあいつか!!!」という、人格的なものがあるものに対する敬意みたいなものが生まれて、すごかった。あと、いちおう人間は新しいテクノロジーで永遠に近い寿命が得られるようになったということで、そういう話もちらっと出てくるのも面白かったです。

 パンフレットでは、最初のクラウドファンディングは失敗してしまった、ということらしくて、今後は、これが評価されて、終わってないので(全3部作らしい?)、潤沢な資金支援を得て、ぜひとも最後まで完結して欲しい。また、クラウドファンディングなどで支援の募集などあれば、ぜひぜひよろこんで支援したい! と思いました。



 あとまあ、以下は盛大ネタバレですが、個人的には、本作は銃夢リスペクトがすごいと思って、ストップモーションアニメ版:銃夢じゃん! と思って、あの遠大な鉄骨やらなんやらのゴミゴミごちゃごちゃ入り混じった汚い世界は、まさに俺たちのクズ鉄町だし、天から人間である主人公が頭部だけで落ちてくるのはまさに銃夢の冒頭だし、異形の化け物の描写もまさに銃夢(というよりはギーガー的か)だし、最後の山場の、あの機械の身体だからこそできるあのアクションは、まさに銃夢だし、あの銃夢的な未来のSF的世界を描く魅惑的作品として、ずっと続きを待ちたい所存です。

 そんなところです。 simさん [映画館(字幕)] 9点(2021-05-22 20:09:38)(良:2票)

4.《ネタバレ》 面白いけど・・ 本音言えばココで終わるのが残念。
製作に手間がかかったかどうかは置いといて、終わり方含めて脚本は微妙でした。
見せ方はコマ撮りにしてはなめらかで、後半のアクションシーンは、普通の映画並みに
カッコ良くて、前のめりになりました。 音楽や音響もツボにはまりまくりです。
ただその一方、設定や世界観の理解が追い付かなくて、解説が欲しいです。

まず主人公の人間は、地下に来た時に首だけで生きている理由が??です。遺伝子操作で
不死身になったのか、意識だけ移植したアンドロイドとして来たのかワカリマセン。
地下で1600年かけて進化した生命体マリガンに、ほぼ人間の知的な種と、クリーチャーか
モンスターの種がいるが、生殖能力の鍵を握るのは、下等な種の方だという理由が??でした。
また地下で出会った女の子は、まるで人間だけど、登場人物としての立ち位置が不明。
もしかしたら、続編では、その辺の疑問への解答が得られるのかなあ。
で、本来の調査の為の旅が始まるところで、映画は終わり。
いやいや、こっからでしょ映画の核心は・・・?
インディージョーンズが、失われたアークを探す度に出て、悪党と戦って、ヒロインと出会って
いよいよ本格的に旅に出かけるトコで終わったら、皆さんどう思います?
この映画、絶対にエピソード1でしょ? 事情はともあれ7年かかった1作目です。
完結編が見れるのはまた7年後なのでしょうか? それまでオイラ生きてるかな・・?。

でもでも、なんていうか凄く快感な映像や音響に、病みつきになりそうな旨味があるんですよ。
できれば、監督が一人孤独な制作に見切りつけて、複数のスタッフに作業を分担し、2~3年で続編を
完成させてくれるのに期待するしかない。死ぬ前に是非見せていただきたい。
なので、出来ればこの映画はもっとヒットして、お金稼いでもらいたいです。
そんな気持ちに溢れながら、映画館を出ました。だからナントカ皆さんも映画館で見て下さいませ。

で・・・続編の制作へ大きな期待を込めまして、異例ですが2点追加とします。 グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 9点(2021-05-05 16:41:53)

3.《ネタバレ》 久々に感じた「何か凄い映画観ちゃったぞ」感。
(「ターミネーター」を初めて観た感覚に近い)

ほぼ一人でこれだけの作品を作り上げた熱意に感服致します。

3部作との事で正直、本作は尻切れトンボ的に終わりますが逆に次回作に期待が持てます。

コロナ禍の日曜午後、日比谷の映画館はほぼ満員でした。
これだけの手応えが有るならば、それが劇場公開でもWEB公開でも次回作は必ず観られる筈。
期待してます。 たくわんさん [映画館(邦画)] 9点(2021-04-20 15:54:16)

2.ストップモーションについてそんなに詳しいわけではないが、その熱意に圧倒された。
女性描写に鋭い指摘が入っているようだが、その批判も踏まえて次回作も完成させてほしいし、こういう才能のクリエイターにちゃんとお金が入ってほしい。 むす子さん [映画館(邦画)] 9点(2021-04-17 04:01:54)

1.《ネタバレ》  「アニメ」大国日本だけど「アニメーション」全般となると色々と弱いのよね。CGアニメーションにしてもそうだし、ストップモーションアニメーションとなると、最早不毛の地みたいな感じ。日本の長編ストップモーションアニメーション映画って一体どこまで遡るのかしら? サンリオの『くるみ割り人形』(1979年)?
 これはそんな日本の、そして世界のアニメーション界に革命をもたらすかもしれない作品ね。何しろライカやアードマンのようなストップモーションアニメーションの大手の作品、何百というスタッフの手と何十億という資金によって創られたモノと比べても、ちっとも遜色のない作品、しっかりと娯楽エンターテインメント作品になっているのだから。最初1人、長編化が決まってからも4人ほどで創られていながら。

 グロいのは得意じゃないし、ここに描かれた世界はまるで悪夢のようね。夢に見そうよ。でも、その独特な個性を放ちまくる作品世界にすっかり魅了されたわ。広がる地下世界に棲む、起源を同じにしつつ色々と株わかれしたキモチ悪い生き物たちに触れてゆくうち、段々と親しみを抱いて、最後には愛着も湧いちゃうって、主人公が辿る道と観客が映画に抱く感覚の流れがシンクロしてるカンジね。

 世界の造形が凄いの。完全にアタマの中のイメージの映像化をコントロールしきってるように思えるわ。大スケールな画から細部に至るまで独自のセンスで支配されてるの。
 そして大切なのは、そこだけに集中してないってコト。パンフ読むと判るのだけど、作品世界はかなりコマゴマと設定されているのね。歴史がどうこう、その世界の成り立ちがどうこう、って。で、日本のアニメってそれを延々と説明しがちなのが大きな欠点だと思うのだけど(それに終始しちゃってるモノも多いわ)、コレはそこにあまり留まらずに物語をちゃんと転がしてゆくのね。物語が面白いの。説明やアクションのために物語が停滞する部分が無いコトはないのだけど、ちゃんと娯楽映画としてのバランス感覚を持ってるわ。

 ティム・バートンやヘンリー・セリック、ニック・パーク、ウェス・アンダーソンといったストップモーションアニメーションにプンプンと匂い立つような独自の個性を発揮する作家たち、この堀貴秀という人は彼らに比肩し得る存在だと思うの。凄いモノ見たわ。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2021-04-14 22:33:17)(良:2票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 8.12点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
627.69% line
7623.08% line
8830.77% line
9726.92% line
10311.54% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 7.00点 Review3人

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