みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.2019年元日に来年は本作と決めていて満を持しての鑑賞。ジェームズ・メイソンがオスカー獲得出来なかったのは渋々ながら納得出来たものの、授賞式乱入シーン以降は流石の名演ぶりで、覚悟を決めた姿は圧巻でリプレイタイム。ジュディ・ガーランドがオスカー獲得出来なかったのは全く納得出来ない。撮影現場での素行が悪くとも完成した内容で評価してもらいたかった。この後、ジェームズ・メイソンはブランク無しで息長く活躍し、ジュディ・ガーランドは薬物中毒から本作で再起を果たしたのに落胆から元の木阿弥になり若くして亡くなってしまうという作品との真逆さに胸が詰まる。また、チャールズ・ビックフォードが演じた所長オリヴァーのビジネスと人情を兼ね備えた沁みる人物像も忘れ難い。圧巻のミュージカルパートと喜怒哀楽が味わい深いドラマパートを堪能し、〆の一言「私はノーマン・メインの妻です」に鳥肌。176分の長さは苦にならず、スチール写真音声のみの部分も観たいと思いました。 余談ながら、来年元日の鑑賞作も決めており、それまで多くの作品と出会いたいと願うところです。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 9点(2020-01-01 16:04:02)(良:1票) 1.《ネタバレ》 ピッキー役のジュディ・ガーランドがクラシカルなかわいさがありますねえ。 途中ちょっとモノクロの止め絵になってしまったのが無念ですが、 50年前の作品とは思えないほど画質もけっこうよかったしテンポもよかった。 落ちぶれて酒びたりになってしまったノーマンについて形容する台詞は まるでジュディ自身のことを言っているようで・・・妙な説得力がありました。 その後のジュディがノーマンと同じ悲劇を辿ってしまったのは皮肉としかいいようがない。ジュディの人生も含め心につまされる映画でした。 この映画の彼女はものすごくかわいい。最高の輝きを放っている時期だったんですね。 【コチョレ】さん 9点(2003-11-22 00:44:07)
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