みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
11.《ネタバレ》 世間的に見れば落伍者の集まり。子供に会わせて貰うことも叶わず、ポルノ映画に関わっているという事で融資を受けることも出来ない。一歩外に出れば後ろ指をさされるような人生。人間的にも真っ当な人間とは決して言えない。 でもそこにはプライドがあり、夢がある。みんな誇りを持って人生を生きている。誰にそれが馬鹿に出来ようか。 それぞれが手にしたものは大きな成功ではなく、ささやかであるが新たな人生の始まりの予感や自分の居場所。でもみんながみんな本当に人生を楽しんでいるように見えた。笑えて、泣けて、ハラハラできて一度に何度もおいしい素晴らしい映画だった。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-08 20:22:48) 10.《ネタバレ》 久しぶりに観ました。初めて観たときの衝撃はありませんでしたが、よくできているのを改めて実感。たくさんの人が絡み合い、観た時の気分や状況で視点や角度を変えて入りこむことができます。この映画は全体、ストーリー、主人公がどうのこうのというよりも、1シーン、1つの出来事の積み重ねが絡み合っているだけという印象ですが、だから好きなように楽しめる。人生もそんなもんじゃないでしょうか。 【はんにまる】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-04 14:57:21) 9.《ネタバレ》 70~80年代の「歴史に残らない」ヒット曲がこの映画のテーマとよくシンクロしている。そしてビーチ・ボーイズの語り継がれるべき名曲「ゴッド・オンリー・ノウズ」がかかる場面は逆に普遍性を感じさせる演出で印象深い。個人的にも思い出深いサウンドトラックにやられました。最後までダークがM・ウォルバーグだと気づかなかった。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-06-01 02:35:37) 8.とんでもない映画なのですが、僕は好きです。 汚いはずなのにタッチがきれい。 これを他の監督が撮ると汚くなりそう・・・・・。 あとはラストをどう思う?は毎度の意見ですか。 【やぶ】さん 9点(2004-10-10 22:53:10) 7.《ネタバレ》 ディグラーの部屋にスーパーカーのポスターがはってあるのですが、しっかり夢を実現させているんですよね。最後は車はボロボロになってしまいますが。女性となさっているときに馬の模型からシーンが始まったり、母親がドアを閉めると、父親の役割を果たす監督がドアを開ける。強盗するシーンも爆竹を鳴らして異常な状況であることを表現するなどひねりが利いてる。私は名作だと思うのですが、レビューを読むとこういう夢を絡めたストーリーは男性にはウケがいいけど、女性には悪い。やっぱり女性のほうが現実的な生き物なんだな、と実感させられます。 【バチケン】さん 9点(2003-12-28 00:39:57) 6.「麻薬的映画」この監督はドラッグのような作品をつくる。映画としてはマグノリアのほうがトム・クルーズが加わったりで楽しめるが、悲しい情けない人間のアラベスクが次第に愛としか表現しようのないところへずるずると滑り込んでゆくという構図は全く同じ。んー、このここちよさ、やめられない。何度観ても退屈しない作品をつくるのはキューブリック亡きあとこの監督しかないかも。すごい、天才。 【テーブルランプ】さん 9点(2003-11-29 19:14:16) 5.好き好き、こういうの。映画界のいわゆる裏街道にいる人たちのギリギリのプライドと栄華と衰退。そして世間の方たち、少なからずお世話になっているにも関わらず、ポルノ関係者への偏見と差別、必然的に彼らは隔離された家族のような関係になっていくわけだけれども、いつまでも続くモノじゃないんだなぁ。「昔、こんな時代がありました」みたいな映画。時代とともに変わっていくモノ、変えていかざるを得ないモノ、いつまでも変わらないモノ、変えちゃいけないモノ・・・そんなことを考えました。なにはともあれステップダンスが懐かしかったデス、マーク・ウォルバーグ、ハマりすぎでしょwその他の俳優もいいね、鋭いキャスティングだと思います。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-07 17:24:43) 4.マグノリアの方が好きなので9点ですが、十分私の中では傑作でした。なんかこの監督のやさしさがいっぱいあふれてて、気分がいいです。 【berasuke】さん 9点(2003-07-06 23:22:39) 3.おもろいなぁ~。長さは全然感じない、むしろ短いくらい。最後に持ってきた「神のみぞ知る」は「マグノリア」のカエル並みの力がある。’90最高の青春映画!! 【りゅうまん】さん 9点(2003-07-05 15:22:53) 2.ポルノ業界が舞台、という過激な設定だけど、根底にあるものは家族の大切さ、他人とのふれあいの大切さ、という極めてプリミティブなものだったような気がする。ラストもみんなの未来の明暗をはっきり描かなかったけど、なんとなくほんのり暖かいイメージ(このへん、この監督の次回作となる「マグノリア」に通じるものがありますね)。使われている音楽も素晴らしい。この監督、まだ若いのによくもまあ70年代後半~80年代前半の雰囲気を上手に出すなあ、と感心してしまいました。あと、長回しのオープニングがカッコイイっすね。 【トリスタン】さん 9点(2001-11-16 01:46:59) 1.べろ~ん! 【KUKI】さん 9点(2000-11-30 12:15:47)
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