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【クチコミ・感想(9点検索)】
3.《ネタバレ》 戦争は政治家や軍人だけでなく、すべての人の心を醜いものに変えてしまう恐ろしいものだろう。その中で人間としての心を失わず、ヒューマニズムに生きることのむずかしさを切々と訴える映画だと思う。 私は、このシリーズの小説や映画の存在を早くから知りながら、その機会がなかった。小説を読むのはつらすぎるし、DVDが出るのを待つほかなかったのだが・・・。 いくら口できれい事を言ってもどうにもならないということを、第1部からまざまざと見せつけてくれる。主人公夫婦は満州の鉱山に派遣され、梶は労務管理担当を命ぜられ女郎屋のおやじまでをさせられることになる。鉱山で働かされているのは、強制的に徴収された中国人、そして捕虜としてとらえられた「特殊工人」 この映画は、まさに戦争の醜い部分を赤裸々に描いている。戦争を知らない日本人がぜひとも見なければならない映画だと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-04-11 09:19:24)
2.「暴力に意味がある時は抑圧された人間が支配を覆す時だけだ!!」。戦争の狂気・悲惨さだけではなく、ヒューマニズムの在り方を考えさせる超大作。つかみはOK!! 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-02-15 18:35:15)
1.《ネタバレ》 人間の條件というタイトル以上に日本人による日本人批判が目を引く作品。何のためらいもなく捕虜を殴る日本人を堂々と描いている。こんなシーン他ではお目にかかれないと思うのでそれだけでも評価できる。そして、タイトルでは第一部純愛篇とあり、梶の奥さんはなんて素晴らしい女性なんだと思わせてくれたのだが、やはりこのタイトル以上のものが目立っており、純愛篇と一口に言えるものではないと思う。それでも、支配と暴力、正義に嘘など戦争という状況をうまく描き、これ一本だけでも非常に見応えのある作品だと思う。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-08 23:30:34)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
7.86点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 3 | 14.29% |
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7 | 6 | 28.57% |
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8 | 6 | 28.57% |
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9 | 3 | 14.29% |
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10 | 3 | 14.29% |
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【その他点数情報】
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