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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
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3.《ネタバレ》 誰も正気ではない空間。ろくに眠れない虚ろな目の主人公の前で、走馬灯のように幾人もの死が通り過ぎていく。誰が生きていて、誰が死んでいるのか分からない。登場人物たちは、自分の生死の境目でさえ、最早見えていないのだろう。夜の暗闇に制服の白いシャツ白い救急車のボディがぼんやりと浮き上がり、レッドライトが日常を非日常に照らし出す。血液と麻薬、白と赤の対比。これらの表現に音楽が組み合わされることによって、救急医療の死への近さや非日常感がコミカルに描かれる。ある種のトランス状態や幻覚のような画面に酔う映画。 【Gerty】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-10-16 06:25:52)
2.《ネタバレ》 あまりに気に入って購入。スコセッシのよさ爆発。相棒が日替わりになっていくのがよし、それぞれ個性的でよし。パトリシアとニコラスの微妙な関係が大変よい。ニコラスは彼女といるときだけ、食欲が出てくるところが面白いですね。パトリシアの親父、あのセリフ最高にキマっていた。スコセッシはやっぱり「夜」の監督と再確認。 トムサイズモアのキレぶりに大爆笑。80%コメディ。(残りはロマンス)ホラー映画じゃありませんから。もともと欧米人は幽霊なんて怖くないんだから。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-06 21:34:13)
1.重い。でも良い。仕事がら死に直面することの多い人たちには響く映画なんじゃないかなぁ…。人の死って、できたら眼をそらしたい部分でしょ?でも、人を救う仕事をするということは、イコール人の暗闇に出会うということだ。ふつうなら目を向けなくて良い人間・社会の暗いダークなところにあえて目を向けるということだ。苦しいと思う。それをこの映画はよく表現してたんじゃないかなぁ。 【鉄コン筋クリ】さん 9点(2001-12-02 01:48:30)
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