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【クチコミ・感想(10点検索)】
5.すみません、コレ、好きなんです。ヘンな映画ですけどね。バイオレンスを片田舎のフツーの家庭の日常に持ち込んだ、画期的(?)な作品。 何しろ、ヤな奴ばっかり登場する、この不安感。主人公ですら、そんなに好感もてるヤツじゃない。妻が村の男に暴行されるも、彼女の自業自得みたいな面がある上、その事実を主人公がまるで知らないってのがスゴイ。普通なら、クライマックスで展開される暴力は、この事件に対する復讐として描きそうなものですが、本作ではそうは描かない。暴行事件自体はこれでもかと我々の前で描きながら、一方、知らぬは亭主ばかりなり、あくまで哀れでマヌケな小心者として描かれる。そして、クライマックスの一軒家での攻防戦は、まったく別の事件をきっかけに巻き起こり、ここに至って主人公はブチ切れる。「ここは自分の家だ」という、ただその理由で迫りくる敵と戦い、言う事を聞かない妻に対しても暴力を辞さない(この点からしても、本作は「復讐譚」の真逆を行ってます)。もうここからは、ホラーかオカルトの世界。暗闇の中で周囲から隔絶された一軒家、ここではBGMも用いられず、霧笛だか何だか知らんけど不気味な低音が断続的に聞こえてくるだけ。無軌道な破壊が繰り返され、そして鮮烈な銃声が響き渡る。 外から迫りくる敵の狂気に対し、ダスティン・ホフマン演じる主人公も、完全にイッちゃってます。いったん暴力に踏み出せば、もう引き返すことはできない。ラストのセリフにもそれが表れていて、虚無感に満ちた余韻が残ります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-12-30 09:17:29)
4.《ネタバレ》 フィクションとは思えないくらいはまったキャスティングと悪魔的に良く練られた人物配置。暴力が徐々にエスカレートしていく過程を驚くほどのリアリティをもって描き出す。無軌道な若者に説教できそうな唯一の人物、脚の不自由な村の指導的立場にある人格者を誤って撃ってしまった時から破滅に至る道は後戻り出来なくなった。上手い!!この作品の中で女はトラブルを拡大させるための道具として利用されているに過ぎないので、この出来にして女性陣の評判はすこぶる悪い。小さい時から暴力を己の感性に刻み込んできた男連中でなくてはこの作品に深く移入することは出来ないのだろうか。 【皮マン】さん [地上波(字幕)] 10点(2011-09-26 13:33:09)
3. 「卒業」、「真夜中のカーボーイ」を観た後でこの作品を観ると、ダスティン・ホフマンがまるで別人、顔を真っ青にして殺しまくる。まだ観たことがない人は、是非観てください、必見です! 【呂布】さん 10点(2003-06-04 16:31:46)
2.ホフマンがあまりにもかっこよかった為。 【りょうかん】さん 10点(2001-06-06 00:29:31)
1.炸裂するペキンパーの暴力の抒情詩。震えて泣き叫べ! 【岸田もり】さん 10点(2000-10-21 00:26:32)(良:1票)
マーク説明 |
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《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
72人 |
平均点数 |
6.54点 |
0 | 1 | 1.39% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 1.39% |
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3 | 2 | 2.78% |
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4 | 8 | 11.11% |
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5 | 10 | 13.89% |
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6 | 7 | 9.72% |
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7 | 19 | 26.39% |
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8 | 15 | 20.83% |
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9 | 4 | 5.56% |
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10 | 5 | 6.94% |
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【その他点数情報】
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