みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
35.ヒューマニズムに溢れた作品ですね。 日本映画の最高傑作だと思います。 3時間が短く感じられました。 三船の圧倒的な存在感もさることながら、山崎努ら他の俳優陣の演技も素晴らしい。 特に、狂女役の香川京子、当時16歳の二木てるみの熱演は感動を覚えます。 【TerenParen】さん [DVD(字幕)] 10点(2020-08-22 00:05:40) 34.《ネタバレ》 黒澤映画の中で正直意識のほぼ無い作品でした。が。とーっても良かった! なんといっても3時間の長尺なのに全く飽きない! これすごいことだと思うよ。まさにノーマークな一本(苦笑) 三船さんがすごいのは言うまでもないんだけど、加山さんが素晴らしく良いね。正直俳優さん的にそこまでと思ってたけど見直した(上から目線、スミマセン) 。しかしそれに加え出てくる全ての人の素晴らしさ(ちょう坊泣けたね!) いやー参ったお見事でゴザイマシタ。10点!! 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 10点(2017-03-12 20:34:09) 33.《ネタバレ》 基本的にエピソードの連続なので、時間が長くても長さを感じません。また、各エピソードにそれぞれ凄みのようなものがあり、引き込まれて飽きているヒマなどありません。前半は科白回しや場面設定、語りを中心とした物語ということで、ちょっと舞台劇っぽい印象を受けました。黒澤明の映画としては意外です。もちろん、映像的な演出にも見るべきところは多いと思います。しかし、全体としては語りのうまさ・巧みさが光り、そのあたりが私の好みに合っているように思います。 物語としては、まあ文句のつけようがないですし、たいへん感動的でありました。難を言えば、赤ひげ先生があまりにも完璧すぎるところでしょうか。とはいえ、ユーモアもあって面白いキャラクターになっていました。あと、冒頭で江原達怡が加山雄三を案内するというのは、当時の観客はニヤニヤしながら観てたんでしょうねぇ。こういう遊び心が、余裕を感じさせます。終始オーケストラで攻めた佐藤勝の音楽もマル。 【アングロファイル】さん [映画館(邦画)] 10点(2015-10-20 20:39:27) 32.《ネタバレ》 ものすごく感動しました。保本、おとよの変化と療養所のまかないのおばさん4人組と森半太夫に10点満点です。今のお医者さんは1年に1回はこの映画を見るべきだと思います。 【yanasan】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2015-06-15 00:12:19) 31.久しぶりに観賞。やはりいいものはいいですね。加山雄三演じる保本登という若い医師が赤ひげに共鳴していく過程は、心の病を持つ患者、おとよを始め、様々な群像劇の中で自然に進んで、とても心地よいです。 2時間半でも短すぎるくらいです。いっそ、大河ドラマにしてもらいたいところです。 白黒ですが画質も綺麗だし若い人に是非観賞してもらいたい作品です。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2013-01-04 00:18:23) 30.《ネタバレ》 この映画は休憩があるのでそこを境に前後半に分けられる。前半は平凡な出来だったけど、後半には大きく心を動かされた。タイトルは「赤ひげ」だが、実質的に主人公は加山雄三演じる保本登で、三船敏郎は貫禄の存在感で脇を固めている。しかしその2人よりさらに印象に残ったのが二木てるみ演じるおとよだ。体以上に心が病んでいるおとよは療養所の先生をも信じることができず、心を閉ざしている。そんなおとよが少しづつ心を開いていく過程が素晴らしい。中でも熱を出した保本を看病した事が大きな転機になるが、その看病の様子はセリフが少なく、チャップリンの無声映画のような味がある。おとよは次第に恋心が芽生えるものの、保本にはまさえの存在があり、初恋は儚く散る。その事でいじけたと見えて、泥棒を見逃し、周りを失望させてしまうが、それはおとよの優しさから来るものだった。極度の貧乏ゆえ泥棒をしている長坊に対し温かく接するおとよは以前の姿とは見違えていた。長坊役の頭師佳孝の天才子役ぶりも素晴らしい。物語冒頭で「絶対に出て行く」と言っていた保本が最後には金や名誉を捨てて「力ずくでも残ります」と引き下がらない。こういう無償の愛ものには弱い。満点つけます。 【リーム555】さん [DVD(邦画)] 10点(2010-08-18 17:03:31) 29.《ネタバレ》 「生きる」の完璧すぎるほど完璧な出来ばえに比べればどうしても落ちるが、やはり満点。やや時間が長いし、前半の話にはやや助長なもの(特に佐八の話)もあったけれども、おとよの登場から俄然映画自体が変わってしまう。心を開きつつあるおとよが保本の看病をしている場面、ふと窓を開けると雪が降っていてそれに合わせて音楽が鳴り出すところ、この場面がとても感動的だ。おとよ役の二木てるみだけで十分すごいのだがさらに長坊役の頭師佳孝が加わってこの二人が本当にうまい。死にかけている長坊の魂を呼び戻そうとしておとよが井戸に向かって絶叫する場面、はらわたから絞り出すような「ちょぉぉぉぼぉぉぉぉ~~~」(活字にすると変だなぁ)という身も世もない叫び声が悲痛の極みだ。もちろん保本の徐々に成長していく姿もしっかりと描かれており、おしきせを初めて着る場面、自分の情けなさに涙する場面、いずれも印象に強く残る。ラストの「お許しが出たんですね」はそのセリフ自体がうまい。さらに音楽と相まってまさに大団円という感じで、長いけれども良質の映画をみた幸福感で満たされる。いい作品だ。それともう一つ、本作が「理想的すぎ」と思われる方は、ぜひ「どですかでん」を御覧あれ。 【空耳】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2008-08-08 04:38:25) 28.完璧。この一言につきる。 【norainu】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-07 06:15:39) 27.最後に若大将の問いかけに対して赤ひげの「ふんっ!」ってセリフで終わるヒネクレた感じがシャレてて良かった。中盤佐八のエピソードがややだれるもののおとよのエピソードが抜群なので見終わった後にイイ映画を見たという満足感に浸れました。 【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-25 02:03:01) 26.《ネタバレ》 二木てるみさんが一番印象的。傷ついた心のとき目と癒された後の目の違いがなんともいえない。赤ひげが「名医」であることを主張するより、病む人間の心をどう捉え、癒していく必要性を訴えている。減点対象はありません。 【プライベートTT】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-08-23 17:17:33) 25.画面全体が終始輝いて見えた。左八の話が泣ける・・・。三船さんは医者になっても強い!! 【ローリング@ストーン】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-03-12 14:41:40) 24.《ネタバレ》 治癒すべき病とは心体に根差すものだけではないのだと、強烈に感じた。圧倒的ともいえる厳しさと暖かさ、そして不器用さで。そして驕る事もなく。自分もそう生きて行きたい。名作だからそう感じた訳ではなく、そう感じさせるからこそ名作なのだなぁ、と。単純に思った。 黒澤作品に満点をつけるのは、なんとも安易!とも思うのだが・・・どうしようもなく、面白かった。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-27 07:21:45) 23.3時間という長尺だがそれを全く感じさせない構成はお見事。 あんな人格者がいたら会ってみたいもんだわ。 【weber】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-04-08 15:30:09) 22.人間とはこれほどまでに素晴らしい存在だったのか。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-02-12 11:16:04) 21.1回見るのに3時間もかかるのに、2ヶ月に1回は見てしまいます。 【孤島の鬼】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-01 23:38:36) 20.本当に素晴らしい映画だと思う。人間に対する愛が根底あるように思えた。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-09 15:30:12) 19.映画数本分の人間ドラマを詰め込んだ欲張りな作品。それでいてまとまりに欠けるということもなく、上質な作品にしあがっている。加山雄三の大根ぶりが気に食わないという人もいますが、加山が頑張ってしまうと劇中に起こる様々な出来事が引き立たないのでは?大局的に見たときに、非常に有機的に役割を果たしていると思います。黒沢監督は、これを狙っての大根役者を主役に抜擢したのだろうか?それともプロダクションの要望で大根役者を主役にしなければならず、しょうがなく引き立て役として機能させたのだろうか?はたまた、全くの偶然の結果加山が引き立て役になってしまったのだろうか?いずれにしても、この映画は映画史に残る傑作ですね。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-03 18:26:59) 18.このストーリーが実話だったら精神分析の創始者はフロイトではなく赤ひげさんだということに医学発展史を書き換えなければいけなくなるでしょう。 【かわまり】さん 10点(2004-06-30 01:47:06) 17.生きるということの素晴らしさをかみ締めました。これほどまで素晴らしい映画に出会えたことは本当に幸せです。人間一人一人がそれぞれ不幸を背負い、それでも必死に生きていこうとする。そして、そんな人々を赤ひげ先生はそっと見守っている。この映画をみていくにつれ、主人公の保本同様、赤ひげに心底ほれ込んでいきました。黒澤監督はダイナミックな映画を撮る監督だと思っていたら、こんなに人情味に溢れた温かい作品も作るんですね。僕はこの赤ひげが黒澤作品の中では一番好きです。 【デューク】さん 10点(2004-06-27 16:20:54)(良:1票) 16.良いです。最高です。あんなに印象的な雪のシーンは、中々ないですね。赤ひげ先生を、始めとする小石川養生所で働く人々の美しさと頼もしさにガンバレ!!と思ったのは、俺だけではないと思います。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-06-25 23:48:31)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS