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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

2001年【日】 上映時間:89分
アクションドラマコメディアドベンチャーアニメシリーズものファミリーTVの映画化漫画の映画化
[クレヨンシンチャンアラシヲヨブモーレツオトナテイコクノギャクシュウ]
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タイトル情報更新(2022-10-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(2001-04-21)


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監督原恵一
演出水島努
矢島晶子しんのすけ
ならはしみきみさえ
藤原啓治ひろし
こおろぎさとみひまわり
津嘉山正種ケン
小林愛チャコ
真柴摩利風間くん/シロ
林玉緒ネネちゃん
一龍斎貞友マサオくん
佐藤智恵ボーちゃん
三田ゆう子ひろし(子供時代)
松尾銀三銀之助
北川智絵つる
玉川紗己子風間ママ
萩森徇子ネネママ
納谷六朗園長先生
滝沢ロコ副園長
高田由美よしなが先生
富沢美智恵まつざか先生
三石琴乃上尾先生
茶風林団羅座也
神奈延年ヒーローSUN
江川央生怪獣役者
伊藤健太郎【声優】隊員
鈴木れい子となりのおばさん
岡野浩介酒屋
大西健晴肉屋
鈴村健一蕎麦屋
京田尚子店長
関根勤TVの声
小堺一機TVの声
宇和川恵美受付
池本小百合アナウンサー
原作臼井儀人
脚本原恵一
音楽荒川敏行
浜口史郎
齋藤裕二(音楽協力)
作詞伊福部昭「聖なる泉」
吉田拓郎「今日までそして明日から」
北山修「白い色は恋人の色」
高橋信之〔音楽〕「ケンとメリー~愛と風のように~」
作曲岩崎元是「元気でいてね」
加藤和彦「白い色は恋人の色」
伊福部昭「聖なる泉」
吉田拓郎「今日までそして明日から」
高橋信之〔音楽〕「ケンとメリー~愛と風のように~」
編曲岩崎元是「元気でいてね」
伊福部昭「聖なる泉」
主題歌小林幸子「元気でいてね」(クレジット「こばやしさちこ」)
矢島晶子「ダメダメのうた」(名義「LADY Q&しんのすけ みさえ」)
ならはしみき「ダメダメのうた」(名義「LADY Q&しんのすけ みさえ」)
挿入曲ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」
吉田拓郎「今日までそして明日から」
ザ・ピーナッツ「聖なる泉」
撮影梅田俊之(撮影監督)
東京アニメーションフィルム
プロデューサー茂木仁史(チーフプロデューサー)
太田賢司(チーフプロデューサー)
制作シンエイ動画
テレビ朝日
アサツー ディ・ケイ
高橋渉(監督)(制作デスク)
配給東宝
作画原恵一(絵コンテ)
水島努(絵コンテ)
シンエイ動画(動画)
マッドハウス(動画)
末吉裕一郎(キャラクターデザイン/原画)
京都アニメーション(動画)
堤規至(作画監督/CGI)
高倉佳彦(原画)
原勝徳(キャラクターデザイン/作画監督/原画)
大塚正実(原画)
林静香(原画)
木上益治(原画)
美術野中幸子(色彩設計)
石田卓也〔クレイアニメ〕(ねんどアニメ)
京都アニメーション(仕上)
編集岡安肇
小島俊彦
録音大熊昭(録音監督)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
田中章喜(1stミキサー)
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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49.《ネタバレ》 「いい映画」だと聞かされて見るのと知らないで見るのとではまるで違う。「傑作」などという評判を知ってしまうと、期待してしまう分だけ要求が高くなって「なーんだそんなに大したことはないじゃん」となりがちだ。クレシン映画は「ロボ父ちゃん」が出色の出来だったので、あれを上回るのは難しかろうと思って一時間ほど冷静に見ていたが、突然始まるあのヒロシの回想場面に完全に打ちのめされてしまった……。

これは確かに郷愁だ。ただ郷愁というと「過ぎ去った昔を懐かしむ」「あの頃はいい時代だったと思う」ことになると思うが、個人的には時代なんてものは付属物にすぎず、郷愁の本質は「過ぎ去った命を懐かしむ」ことであると思っている。ヒロシの回想をみても自分が生きた時代への懐かしさというよりも自分が生きてたきた命の歴史それ自体を振り返る印象が強い。

人生の中盤を越えた(要するに中年です)人間なら多く感じているだろうが、私も徐々にではあるがしかし確実に強まってくる「命の短さ」「人間のはかなさ」つまりは「命への愛着」というか、「自分から息子へ伝わっていく命」というか、とにかく若い時代には頭ではわかっていても現実味がなかった感覚、そこにこの映画は訴えかけてくる。

悪役(とは言い切れないが)も最後までしっかり悪役を演じており、他のクレシン映画みたいにおチャラけすぎて緊張感をぶち壊していない。最後もしんちゃんのギャグを織りまぜながら感動的に締めくくっている。

それにしてもクレシン映画に10点つけるとは思わなかった…。やられた。

ただ……お子さまには理解できないんじゃないかこれ(笑)。

まぁいい。子供はいつか、大人になる。 空耳さん [地上波(邦画)] 10点(2016-05-16 16:59:37)(良:1票)

48.《ネタバレ》 「オトナ帝国の逆襲」または「さようなら、21世紀」。劇場版『クレしん』の中でも、傑作と名高い本作。中年男性諸氏の涙腺を直撃した「ひろしの回想シーン」はマジで号泣です!!クライマックスでしんちゃんが鼻血を垂らしながらタワーを駆け上るシーン→「ずるいぞ!」のキメ台詞まで、もう涙が止まりません。「ジブリがなんぼのもんじゃい!」とでも言いたげな、笑いと涙の波状攻撃。これぞアニメ史上の傑作。 フライボーイさん [DVD(邦画)] 10点(2012-01-04 23:18:26)(良:2票)

47.《ネタバレ》 40代以上のお父さんはきっと、ヒロシの回想シーンで、懐かし過ぎて号泣するはず。映画そのものの出来とか、そんなことは置いといて、自分のツボに見事にハマったので満点です! ramoさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2011-07-02 23:34:08)

46.《ネタバレ》 かつて日本には高度経済成長という輝かしい時代があり、日本中が明日に希望を持って暮らしていて、そのころを過ごし、いまでは疲れた大人になった人たち。この映画はそんな人たちの涙腺を攻撃しまくっています。特に夕日町商店街の描写は素晴らしく、その時代を知らない人でも住みたいと思わせる描写です。その後も昔懐かしいネタで大人たちを懐かしがらせておいて、「過去を振り返るだけでは意味はない、昔がどれだけ素晴らしくても、未来を生きなければならい」というメッセージを送る。この上なく残酷です。実際この映画を観た当時中学生の自分は「昔に生まれればよかった」とうじうじ悩んでいたこともあるくらい。
そのメッセージよりを抜きにしても、感動したのが父親ひろしの存在。彼の回想シーンは全お父さんが涙する名シーンであり、終盤で「俺の人生はつまらなくなんかない!家族がいる幸せをあんたにも分けてやりたいぜ」という名言も生みました。そして何より彼は昔の輝かしい時代よりも家族を選んだ。日本中の父親の理想像、気持ちをひろしが代弁してくれたのです。
今の若い世代にはつらい映画かも知れないけど、未来へ生きる希望を描いたラストは是非観てほしい。満点! ヒナタカさん [映画館(邦画)] 10点(2010-07-13 18:18:50)(良:1票)

45.クレヨンしんちゃんを子供に見せたくないアニメに選ぶオトナに見せたいアニメNo.1!!今しんちゃんの真似をして半ケツで踊ってるような子供も大人になれば羞恥心を覚える。子供というものは何なのか、子供が大人になるということはどういうことなのかを鋭く描いたアニメ映画の決定版 Arufuさん [DVD(邦画)] 10点(2010-05-17 11:50:24)

44.ここのレビューで「子供には分からないじゃないか」などと批判してる人。
そんなことないですよ!自分がこの映画観たのは小学生の頃だけどしんちゃんの疾走シーンでは感動しました。中学生になって観直してみて、少し自分の父親を尊敬するようになりましたしある程度映画を観た今でも感動して明日への元気を貰っています。
そして、これから働くようになって家庭を持っても、自分の子供にはコレを観せようと思います。子供の前でグジュグジュ泣いて子供に「どうしたの?」と言われようと思います。 bolodyさん [映画館(邦画)] 10点(2009-01-16 19:37:35)(良:1票)

43.《ネタバレ》 昭和ノスタルジーとは何かよく分からないが、僕の子供時代は先生、子供、地域社会からの暴力、いじめ、吊るしあげなんかでズタズタの地獄だった。はっきりいってあの時代には戻りたくないし、思いだすだけで吐き気がする。そういう奴らが子供時代に戻りたい、あのころは良かったなんて言い出しているのかと思うと鳥肌が立つし、中盤の「子供狩り」という名の幼稚でグロテスクなエゴをむき出しにする大人達、しんのすけを置いてきぼりにしてトラックに乗ってどっかいっちゃう連中に、僕は他のレビュワーさんとはおそらく違うテーマを感じ取っていた。しかしそうした仕打ちを受けたしんのすけ、春日部防衛隊のその後のバスカーチェイス、そして家族がいる事、1人じゃないということは素晴らしい事・・・それを堂々と相手にぶつける誇り高き態度は、確かに「感動」というものを僕に与えてくれた。「しんのすけ、お前すげーよ」・・・奥さんが出来たばかりの僕は、そして僕の奥さんも、しんのすけにそう言ってやりたい。お前は大人たちのエゴに勝ったんだ。「空が青いぞ」といいながら。 はち-ご=さん [地上波(邦画)] 10点(2008-04-29 23:42:23)(良:1票)

42.大人になれば誰でも過去を懐かしむことがあると思います。そして思い出というのは美化されやすいもので、そんなときはあの頃は良かった、あの頃に戻りたい、と思ってしまいがちです。しかし、そうした過去を積み重ねてできた今が、どれほどかけがえのないものなのかということを、この映画は気づかせてくれました。やはり各所でいわれるように、小さい子どもよりもその親世代をターゲットとした作品ですね。
とはいってもクレヨンしんちゃんらしいギャグシーンもしっかりあり、スナックやバスを運転する場面では、笑いっぱなしでした。話のテンポも良く、笑いも感動も与えてくれる名作だと思います。
ただし高所恐怖症の人には覚悟が必要です(笑) Trunkさん [DVD(邦画)] 10点(2008-01-17 17:56:15)(良:1票)

41.《ネタバレ》 クレヨンしんちゃんの映画の中で一番好き。
やっぱりひろしは最高です。
家族愛もさることながら、過去にすがることなく未来に生きる決意をするのはすばらしい。
norainuさん [DVD(邦画)] 10点(2007-12-09 17:16:11)

40.本当に本当に泣いた映画。
昔は楽しかった、昔は良かったと捕らわれがちになってしまうけれど
本当はそういう昔を積み重ねて、大切な今があってこれからもそんな未来を生きたい
そんなメッセージが心に染みました。
やっぱりヒロシの回想シーンが一番泣けました。
ゆとり世代の私は本当に甘やかされて育っていて、ついつい
お父さんがいつもいつも毎日頑張って、仕事をしていて
家を守っていることを、忘れがちでしたが、
この映画はそれを思い出させてくれました。
あささん [DVD(吹替)] 10点(2007-05-27 14:10:59)(良:1票)

39.《ネタバレ》 過去を懐かしむ大人達に、未来を生きたいと決死で戦うしんのすけの姿は訴える力が大きい。
過去に縋っても、得られるのは何も無い。それを一番よく知っているのが、しんのすけかもしれない。子供は未来を生きようと直向きになる。
 物語の中で、ヒロシやみさえ等大人達が昔を懐かしむ姿に、しんのすけ達が理解に苦しむのも無理は無い。
 過去を踏まえつつ、今を生きることの大切さをテーマとしている作品です。 哀しみの王さん [インターネット(字幕)] 10点(2007-05-14 18:30:18)

38.《ネタバレ》 たかがしんちゃんとなめていて今まで見ていませんでしたが、かなりの出来でした。
過去に振り返っていく「ノスタルジー」というものの意義について、しばらく考えさせられました。ノスタルジーは、永遠に変化しない過去しか見ない、不確実な未来を恐れて安定な過去に停滞して安穏としていたいだけではないのか。難しい問題だ。

■久しぶりに再見。高校生当時の自分には分からなかったひろしの回想シーンの重さは、今やっと半分ぐらい分かる。エレベーターを押さえるひろしの「俺の人生はつまらなくなんかない!」というところから、ボロボロになりながらしんのすけが階段を駆け上がるシーンまで、あそこは改めて名シーンだと思ったが、同時に一定程度の人生経験を積まないと見てもよく分からないだろうとも思った。完全に大人向けであり、むしろ小中学生→大学生→新人社会人→中年と成長していくにつれて見え方がどんどん変わっていくタイプの良作なんだと思う。 θさん [地上波(邦画)] 10点(2006-12-19 14:40:58)

37.《ネタバレ》 泣きました。回想シーンがたまらなく好きです。何度も何度も目に焼き付けるかのごとくそこだけ見てました。確かにあの頃は希望にあふれていて、そこには素晴らしい未来がひろがっていたのかもしれません。でも平凡ではあるけれど、希望を持って一生懸命作り上げてきた未来がそんなにダメなのでしょうか。そう問われているようでした。 千葉イッキさん [DVD(吹替)] 10点(2006-05-07 23:49:00)

36.《ネタバレ》 映画館で初めて泣いた!70年代と今では未来に対しての希望は違った。でもいつでも未来にあこがれる子供はいる。ヒロシの回想シーンをみた人は70年代だけでなく次の時代も、今も、一瞬一瞬大切だと思うだろう。素晴らしい音楽をバックに未来を生きようとするしんのすけを応援してしまう映画です! ランニングハイさん [映画館(字幕)] 10点(2006-04-18 22:20:19)(良:1票)

35.《ネタバレ》 これは日本映画の最高傑作の一つ。黒澤映画も何本も見た。伊丹映画も何本も見た。それでもなお言える。これは間違いなく日本の生んだ最高の映画だ、と。クレヨンしんちゃんという完成されたキャラクターを使って、ノスタルジーを完全に描ききっている。ストーリーはテンポよく進んでいくし、笑いどころも満載。そして圧倒的なノスタルジー。僕は1985年生まれで、万博やいわゆる「懐かしい昭和」は両親からしか話を聞いたことがないけど、あの圧倒的な懐かしさは何なのだろう。人の感情に懐かしさを感じるツボがあるのなら、この作品はそこを直撃した。完全にやられました。満を持して10点です。世界規模で見ても、この映画を越える作品はそうそう現われないだろうなぁ。。。
P.S.原監督、さっさとハリウッド行ってください。 ファイティングアイリッシュさん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 20:38:29)(良:1票)

34.回想シーン、うつむくみさえにどこか照れながら真っ直ぐな目線で歩くひろしそして満開の桜たったそれだけのワンシーンにとても感動してしまいました。おぼつかない足取りで先輩との取引先を巡り必死に仕事を覚える、満員電車中で立ったまま思わずウトウト、上司に怒鳴られる、パソコンの突然の故障に冷や汗を流す、狭いながらも一軒家を建てる、そしてそこにあるのは妻と子供の笑顔・・・嗚呼なんて素晴らしい映画なんだろう。 一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-29 00:09:31)(良:1票)

33.《ネタバレ》 まず最初に言っておきたいことがある。これだけはどうしても言わずにはいられない。世の中の大人達、PTAをはじめとする大人達に子供に一番見せたくないアニメに選ばれたこのアニメ、その映画の中でも最高の作品であるこの映画を見もせずにこれは駄目だと言うのは間違っている。この映画を見ればその考えは変わるはずである。たかがアニメ、クレヨンしんちゃんだからって侮るなかれ!この映画は野原しんのすけという一人の少年、しかも、五歳児の眼を通して仲間との友情、家族との絆の大切さ、未来へ向けてのメッセージ、その全てを笑いと涙で完璧に描き切っている所が凄いところである。前半の過去の思い出に帰ってしまっている大人達を何とかしたいと春日部防衛隊の仲間達、メンバー全員で力を合わせる姿、例のバスの運転シーンにおけるスピード感たっぷりのアクション、しんちゃんたちの頑張りに子供達は大喜びし、大人達も「頑張れ」と応援したくなる。後半の特にあの東京タワーの階段を歯を食い縛って駆け上るしんちゃん、最後にしんちゃんが「早く大人になって、お姉さんみたいな人といっぱいお付きあいしたいから」だから大人になりたいと願うその姿に涙なくして見れない。これは子供と大人のお互いの未来に向けての素晴らしいメッセージを持った感動作品である。文句なしの満点!この映画こそしんちゃんを毛嫌いしている大人達に見て欲しい。これを見れば何故、クレヨンしんちゃんがここまで愛されているのか解るはずです。 青観さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-05 23:31:23)(良:2票)

32.《ネタバレ》 ノスタルジー全開。僕は全く万博世代ではないんですが、これを良識ある万博世代が見ると間違いなく泣くだろうと思わせる。泣ける。これは間違いなく泣ける映画です。僕が今まで観た映画の中では間違いなくこの映画が一番涙腺を緩くさせた映画です。とりわけヒロシの回想シーンが自分の思い出とダブるんですよね。あなたもそうでしょう? これが感傷を誘うんです。ここでブレーキが壊れると、あとは野原家の家族愛で「ウウッ……」ですよ。ここからは分析になりますが、この映画は、僕にとって「バニラスカイ×ノスタルジー日本版」にみえたんですよね。「夢に生きるのか、現実に戻るのか。」この問いですよね。今回の場合、夢=ノスタルジーっていうことで。ピーターパン症候群とか、トイザラスキッズのうたとか、そのへんも微妙に思いだしました(笑)。誰しもが少なからず持つ「大人になってしまった感」とでもいいましょうか。「楽しかったのに有限であった時代。もう子供じゃないんだ感。」を上手く押さえいて。あ、あとあの「帝国の長」いたでしょ? 蛍チャンみたいな髪型で、碇ゲンドウみたいなヤツ。あいつがねえ……ちょっと例えがわかりにくいかと思いますが、「東京大学物語」に登場する「山崎」とダブったんですよ。ある種、達観しつつも夢を忘れられない人間、とでもいいましょうか。こういうキャラがまた「ゾクゾクッ」とくるんです。「人間」というものを写し出しますよねえ。そしてやはりヒロシです! 泣けてしまう感覚を隠さないヒロシにみんな共感するのさ。だいたい出だしからして、もう子供ほったらかしな演出。スタートからバスチェイスまでは、もうなんというか「素晴らしすぎる!!」って感じです。「もっと観たい!!」っていう。2時間くらいでやって欲しかったなあ。ヒロシが警察に出口を聞く場面があったんですけど、「ここにいると頭がおかしくなっちまう!! 出口はどこだ!!」みたいな。あの後、もうちょっと迷いつつ出口を発見して欲しかったところです。ぜひ鑑賞してください。日本最高峰のアニメ映画です!! ようすけさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-04-12 04:33:25)(良:1票)

31.大坂万博や昭和の下町は細かく丁寧に描かれていて、特に万博の太陽の塔のスケールには圧倒されました。昭和の町並みもとってもノスタルジック。あの引き込まれる背景があるからこそ、多くの大人が懐かしさをじんわり感じたのだと思います。さらにギャグも減光していないので、コメディーと感動がうまく調和してて、おなかいっぱいになりました。
最後の、しんちゃんが階段を駆け上がるシーンは感動モノです。ガンバレーって気持ちになります。何度も転んで、それでも傷だらけになっても輪郭がボヤけても画面に向かって走ってくるんですね、後々考えると、画面から消えてもまた追いつくってのは上手いなーって思いまいたね^^。
たしかに、これは大人向けの作品だと思います。子供は本質を理解するのは難しいかもしれませんね。 やいのやいのさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-03-30 00:55:28)

30.「あー、もうやってられねー、女房こどもがいなけりゃこんな会社ヤメちまうのによー!」「あー子供の頃に戻りてぇ~あの頃はよかったなぁ~」と毎日のように思っていたある日、居間のソファで幼い娘と息子と3人並んでテレビ放映されたこの映画を見ていた俺は、ひろしの回想シーンで号泣した。「父ちゃん、オラのこと分かる?」「ああ、ああ・・・」画面ではひろしが泣きながらしんのすけを抱き締めている。「パパなんで泣いてるの?」涙をダラダラ流している俺の顔をびっくりして見つめている子供達に、俺は何も言えずにただ「うんうん」とうなずくだけだった・・・。(レビューというより反省文だなこりゃ・・・。)
幻覚@蛇プニョさん [地上波(邦画)] 10点(2004-06-16 23:57:52)(良:4票)

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【点数情報】

Review人数 265人
平均点数 7.71点
010.38% line
120.75% line
200.00% line
351.89% line
493.40% line
5166.04% line
62910.94% line
74115.47% line
85922.26% line
95420.38% line
104918.49% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.43点 Review16人
2 ストーリー評価 7.79点 Review29人
3 鑑賞後の後味 8.03点 Review27人
4 音楽評価 8.19点 Review26人
5 感泣評価 8.32点 Review31人

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