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イントレランス

Intolerance
1916年【米】 上映時間:163分
ドラマサイレントモノクロ映画歴史もの
[イントレランス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-13)【TOSHI】さん
公開開始日(1919-07-13)


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監督D・W・グリフィス
助監督トッド・ブラウニング(現代アメリカ編)(ノンクレジット)
モンテ・ブルー(現代アメリカ編)(ノンクレジット)
ジャック・コンウェイ(バビロン編)(ノンクレジット)
アラン・ドワン(バビロン編)(ノンクレジット)
ヴィクター・フレミング(バビロン編)(ノンクレジット)
ジョージ・シーグマン(ノンクレジット)
W・S・ヴァン・ダイク(聖書編)(ノンクレジット)
演出シドニー・フランクリン〔監督〕(バビロン編の第2班監督)(ノンクレジット)
キャストリリアン・ギッシュ(女優)揺り籠を揺らす女
メエ・マーシュ(女優)可愛い娘
ロバート・ハロン(男優)青年
ウォルター・ロング(男優)スラムの親分 / バビロンの戦士
トム・ウィルソン(男優)親切な警官
モンテ・ブルー(男優)ストライキの指導者
ベッシー・ラヴ(女優)花嫁
W・S・ヴァン・ダイク(男優)結婚式の客
ユージン・パレット(男優)ラ・トゥール
カール・ストックデール(男優)ナボニドゥス王
ジョージ・ベランジャー(男優)ベルの牧師(ノンクレジット)
フランク・ボーゼージ(男優)(ノンクレジット)
トッド・ブラウニング(男優)悪党(ノンクレジット)
ケイト・ブルース(女優)母親(ノンクレジット)
デヴィッド・バトラー〔監督〕(男優)バビロンの戦士(ノンクレジット)
コンスタンス・コリアー(女優)(ノンクレジット)
ジーノ・コラード(男優)(ノンクレジット)
ドナルド・クリスプ(男優)(ノンクレジット)
ダグラス・フェアバンクス(男優)白い家にいる男(ノンクレジット)
ジョージ・フォーセット(男優)バビロンの裁判官(ノンクレジット)
ノーブル・ジョンソン〔男優・1881年生〕(男優)バビロンの戦士(ノンクレジット)
ウォーレス・リード(男優)戦闘で殺される少年(ノンクレジット)
ジョージ・シーグマン(男優)キュロス王(ノンクレジット)
ナタリー・タルマッジ(女優)ハーレムの少女(ノンクレジット)
キング・ヴィダー(男優)(ノンクレジット)
エリッヒ・フォン・シュトロハイム(男優)パリサイ人(ノンクレジット)
タマニー・ヤング(男優)(ノンクレジット)
脚本D・W・グリフィス
トッド・ブラウニング(ノンクレジット)
音楽カール・デイヴィス(1989年リバイバル時)
撮影G・W・ビッツァー
カール・ブラウン(共同撮影)
アラン・ドワン(カメラ昇降機の技師)(ノンクレジット)
製作D・W・グリフィス
美術D・W・グリフィス(プロダクション・デザイン)(ノンクレジット)
衣装D・W・グリフィス(ノンクレジット)
ヘアメイクD・W・グリフィス(ノンクレジット)
編集D・W・グリフィス(ノンクレジット)
あらすじ
4つの時代の4つのエピソードが、オムニバス形式で語られるのではなく、並行に、しかも相互に絡みあいながら進む。人間のイントレランス(不寛容)がもたらす悲劇を描いた空前の大作。(1)ユダヤ編:紀元前4世紀のエルサレムで、一人の青年が水をぶどう酒に変えた。(2)中世フランス編:16世紀のパリで起こるユグノー派の大虐殺。(3)バビロン編:ベル神の高僧の導きで、キュロス軍の攻撃を受けるバビロニア。(4)現代編:労働争議によって奇しくも結ばれた若い二人。しかし悲劇はそれだけにとどまらず・・・。

円盤人】さん(2004-02-24)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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5.《ネタバレ》 百年以上前の映画なので、当然ながら見る前は、有名だけれどもきっと古臭い映画なんだろうと推測していました。
そしてやはり、出だしはあまりの面白くなさに辛さを感じます。しかしやがて訪れるダイナミックなバビロンの攻城戦。これは素晴らしい。
終盤にかけて4つの時代が同時並行で畳み掛けて来るクライマックス。圧巻である。賞賛されるわけだ。
見れてよかった。見なきゃ損です。 ほとはらさん [インターネット(字幕)] 10点(2022-03-16 20:35:44)(良:1票)

4.《ネタバレ》 本作品は、当時、フランス戦線が始まっていた第一次世界大戦を想定した反戦映画として位置づけられる。その意図はラストシーンで挿入される現代の戦争シーンでも分かるだろう。バビロン陥落とサン・バルテルミの虐殺劇は、それぞれ、大量虐殺の象徴としての戦争の実態を表している。そして、各々の戦争の経緯と共に、ある女性と青年に焦点を当てた悲恋のストーリーが同時に語られるのであるが、彼女らは戦争という歴史の犠牲者として、最後には殺戮されてしまう。(バビロンでは、山ガールと詩人、フランスでは、ブラウンアイズと傭兵がそれに当たる)

新約から引用されるイエスのシーンは、本作を構成する物語というよりも、「不寛容」の象徴としてある。イエスこそは、人間に対する「不寛容」を一身に背負って磔刑となったキリストなのだと。

3つの歴史の物語が「不寛容」な結末を迎え、現代篇が最後に残る。青年は無実にも関わらず裁判で死刑の判決を受ける。彼の可愛い妻は彼を助けようと懸命に奔走する。目まぐるしく入れ替わる展開はスピード感に溢れ、僕らは手に汗を握り、画面にくぎ付けとなる。(ラストの列車追跡シーンは本当に素晴らしい) そして、青年の運命は如何に。。。その伏線がバビロンとフランスの2つ悲恋物語にある。

162分に及ぶ長大で矮小な物語。それは僕らに「不在の神」という概念を思い起こさせる。「不寛容」とは、創世の後、自ら退いた神の人間に対する基本的な態度であり、イエスが自らの死と引き換えに人間に託した教え、「キリスト教」が人々に必要とされる由来でもある。イエスの教えとは、人の人に対する「寛容」であり、隣人愛なのだから。

中世のキリスト教より、サン・バルテルミの虐殺に繋がる宗教戦争という歴史の悲劇。しかし、グリフィスは、そこに男女の矮小な純愛を対峙させることで、全くの個人を出発点とした「寛容」を説いてみせる。そのバックグランドには、バビロンの山ガールと詩人、フランスのブラウンアイズと傭兵、彼らの愛と死があって、そして、イエスがいる。この物語はそういう物語としてあるのだと僕は思う。

いろいろな意味で映画の可能性を問うた作品であり、壮大なる反戦映画。その意義が映画史に燦然と輝く、と同時に、僕らのイマジネーションを掻き立てる素晴らしい映像世界であった。 onomichiさん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-16 00:23:46)(笑:1票)

3.バビロンの巨大セットで繰り広げられる戦闘シーンに目が行きがちになるが、それよりも“人間の悪意”について探求したグリフィス入魂の熱いメッセージを称えるべきであろう。
死刑制度を題材とした現代の物語・宗教間でのもめ事(バビロン、ヨーロッパ)・キリストの物語・・・、と、過去におこった悲劇を題材にすることで“人間の愚かさ”を浮き彫りにし、現在も続く悲しい行為(イラク戦争など)、なぜ人間は愚かな行為に走るのか? その原因の源を“不寛容”という言葉に集約した、哲学的な作品である。
“寛容でない”“許さない”・・・。  かつて、キリストが台頭してきた時、その奇跡を起こす力を妬んだユダヤ人宗教者はローマ帝国に彼を売った。キリストの存在を“許さなかった”のだ。ローマ帝国も彼の行為を“許さなかった”。つまり“寛容でなかった”のである。しかし、キリストは十字架に貼り付けられ絶命する間際、「神よ彼らを許したまえ」と言い残す。つまり、キリストは自らを欺いたユダヤ人宗教者ならびに、不当な拷問を強いたローマ人を“許した”のである。“寛容であった”のです。 これを安っぽい偽善ととるか、教訓とするかで意見は分かれると思うが、つまりは『人間の許さない心(不寛容)が悪の根源』なのだということをこの作品は強く語っている。 その他のエピソードも、それぞれ統一したテーマで描かれていて「これでもか!」と言わんばかりに(しつこいぐらい)“イントレランス”を語っている。決して難しい作品ではないはずです。
おはようジングルさん [映画館(字幕)] 10点(2004-05-26 00:20:18)(良:2票)

2.イントレランスとは「不寛容」という意味です。「寛容」を広辞苑で引きますと、2番目に「他人の罪過を厳しく責めないというキリスト教の重要な徳目」とあります。つまり、その反対の意味ですね。物語は4つの時代と舞台を自由に飛びまわり、人間の不寛容がもたらす悲劇を描き出します(間をつなぐ赤ん坊の揺りかごは、寛容の対象を象徴しているのでしょうか)。4つの話が並行して進むので、序盤はけっこう退屈ですが、バビロンの戦闘シーンに入ってからは、息をつく暇がありません。ため息が出るほどの壮大なセット、凄惨な戦の描写。また現代編のクライマックスが、それに負けていないのがすごい。しかもこんな傑作が、映画の発明からわずか20年で誕生したとは!まさに奇跡といっていいでしょう。 円盤人さん 10点(2004-02-21 19:19:26)(良:2票)

1.あれ?誰も見てないの?映画ファンを語るなら、イントレランス絶対見るべき!!!映画黎明期の最高傑作だああああ!!!世界最初に俯瞰撮影を行い(俯瞰撮影をイントレと呼ぶ原始となった)、オムニパス形式で女神のゆりかごの中に描かれる波乱の混沌の人間社会を刹那で華麗に魅せる今見ても色褪せない壮大な世界観!!(褒め過ぎか?)映画の父G.Wグリフィスの代表作なのさ!!ぜひ観てね。 イケマさん 10点(2002-12-15 12:09:12)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.55点
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100.00% line
215.00% line
315.00% line
415.00% line
515.00% line
6210.00% line
715.00% line
8420.00% line
9420.00% line
10525.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review4人
4 音楽評価 2.50点 Review2人
5 感泣評価 4.66点 Review3人

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