|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
1.皆さんと違って、私は山田洋次の最高傑作だと思う。「馬鹿」の荒々しさとやさしさ、危ないところと人の良さ、生真面目さとはちゃめちゃさが、実にペーソスをなしていて、極上だ。『寅さん』も初めのほうはそうした性格が出てたけれども、しだいに荒々しさを失って、国民的アイドルとして品良くなりすぎていった。それにテキ屋という危ないところのある設定が、もう時代に合わなくなっていたと思う。それに比べて、ここにはまだ戦後のどさくさ時代のバイタリティがあって、「馬鹿」の生き生きする余地があった。ハナ肇の油っこいところがすばらしい。それに渥美清もちょい役で出てくるが、実に生き生きとしていた。 桑野みゆき(小津安二郎『彼岸花』の娘役)も素敵だった。 【goro】さん [地上波(字幕)] 10点(2005-08-07 04:24:30)(良:2票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
6.75点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 1 | 5.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 2 | 10.00% |
|
6 | 4 | 20.00% |
|
7 | 8 | 40.00% |
|
8 | 3 | 15.00% |
|
9 | 1 | 5.00% |
|
10 | 1 | 5.00% |
|
|
|