みんなのシネマレビュー

永遠の法 The Laws of Eternity

(永遠の法 エル・カンターレの世界観)
2006年【日】 上映時間:114分
SFアドベンチャーファンタジーアニメ小説の映画化
[エイエンノホウザローズオブエターニティ]
新規登録(2025-01-24)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2025-02-08)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2006-09-30)


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大原さやか夏瀬夕子
大友龍三郎ゴッド・イーグル
銀河万丈エジソン
子安武人トス/ヘルメス
原作大川隆法
製作総指揮大川隆法
配給東映
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1.《ネタバレ》 アマプラで配信されていたので、せっかくの機会に視聴。

エジソン、アインシュタイン、ヘレン・ケラー、ナイチンゲール…
世界中の偉人たちが集う霊界版アベンジャーズ!
ロボットvs怪獣バトルもあるよ。
エル・カンターレファイト!

…と言いたいところだけど、
本作の第一印象は霊界とは「ユートピアの皮を被ったディストピア」ということだ。
"○次元○○界"といったそれぞれの偉人たちの住む階層化された天国に、
あの世に行けばその人の生涯が映画になって心の中まで筒抜けで、観客から評価次第で天国か地獄に行くプライバシーの無さに、
仲間のパトリックやロベルトみたいに心の持ち方次第では一気に地獄に落とされる。
パーフェクトヒューマンな隆太と夕子と違って、彼らみたいな人間臭さに共感するのに葛藤すら許されないのか。
何の疑問も持たないまま、「神を信じない」「心は脳の作用」「信仰の自由や宗教を信じないのも自由」を否定する見方に、
現実という名の地獄に苦悩する人間にとって逃げ場所がどこにもないのだ。
そもそも何の代償も無く、精神統一だけでお手軽に霊界に行ける時点で、一種の選民思想を感じてしまう。

いつもの幸福の科学アニメらしく、様々な偉人が登場しては世界観を延々と語るだけで見ていてしんどくなる。
20年近く前のインターネット黎明期の作品なので現在の観点であーだこーだ言うつもりはないが、
清廉潔癖に描かれるエジソンやマザーテレサのクズエピソードを知ったら映画化しようとは思わないはずだ。

地獄に墜ちたニーチェの「神は死んだ」に対する隆太の答えが「地獄にいるから、あなたは間違っている」で、
神の正しさを説き、身体が光り輝いて勝利するあんまりな展開に開いた口が塞がらない。
そして唯一盛り上がるのはヒトラー側の怪獣と霊界側の巨大ロボットの対決(なおロボットの伏線は張ってない模様)。
それ以降は九次元宇宙界に至るまでのアレな挿入歌が延々と流れて眩暈がした。
とにかく、隆太と夕子が欠点のないキャラとして描かれていて、無機質で全く感情移入できないのは致命的だ。

宗教や信仰を否定するつもりはない。
ただ、形式だけだとしても、何気ない生活の中に宗教が根付いていて、それが数百年数千年かけて、
その土地の文化を、倫理観を、社会基盤を形成して、グラデーションのある世界を形作っている。
神はただそこにいるだけで良い。
本作を見ると、便乗して信者に無理強いをすることが正しいと言えるのか。

ただでさえ、現実は地獄そのもので、自ら命を絶ったらカルマによって来世はもっと苦しい思いをする、
自助努力ではどうにもならない悲惨な環境でもそれは魂の成長の過程だから頑張れ!なんて言われたら、
本当に逃げ場がないから当たって砕けるしかないじゃないか。
犯罪者に墜ちるのはともかく、たとえ何も成せず、人知れず死を迎えても、苦しみも悩みも悲しみもなく、
安らかに眠らせてほしい、静かにそっとさせてほしいのが私の願いです。 Cinecdockeさん [インターネット(邦画)] 1点(2025-02-08 00:03:05)

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