みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(3点検索)】
7.《ネタバレ》 いろいろと釈然としない映画。不運によって命を奪われた死者に語らせること(しかも生者の想像で)は、死に対して不敬な感じがする。ましてやこの話は女の子に「私は14才で殺された」と言わせる。こんな胸糞悪い思いをさせる以上、この娘の魂が安寧に休まる軌跡を描くべく、制作は全力を注入すべきなのだ。 しかしね、これが「全力で」女の子の死を扱った出来栄えだろうか。そもそも何故成仏(という言葉を使わせてください)しないのか。どんな想いを置き残してきたのか。パパが心配なのか、初デートが果たせなかったことが心残りなのか、少女の想いはどれもうっすらぼんやりと描かれるのはどうして。ここ肝でしょ。 しかもこの子の死後の想いだけでなく、崩壊した家族とその再生ドラマ、さらに殺人犯をいかに挙げるかというサスペンス要素まで盛り込んであるので当然尺が足りない。結果描写は浅くなる。お陰でS・サランドンは奮闘虚しく話から浮いているし、R・ワイズは自分の悲しみを優先して家族を放擲する自己中母さんになっている。ついでながら「天国」の画もありがちなテカテカにキレイなCGで好きではない。 こうも不満が溜まった折りも折、犯人は天罰が当たったようで。これもまあ、あんなぬるいことを、とやんなっちゃった。 あいつはね、レクター博士にでもとっつかまって、ゆっくり食われてゆくぐらいの「天罰」じゃないととてもやり切れないよ私は。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-07-10 00:03:57) 6.《ネタバレ》 さすがピーター・ジャクソン!・・とはならない作品。彼が作った作品と考えるとぶっちゃけ駄作ですね。重い雰囲気だったり軽い雰囲気だったりその場その場で雰囲気がガラっと変わりティストに一貫性がなさすぎてみてる側としては辛い。思わせぶりな霊感のある少女も最後まで絡んでこないし別にいなくてもよかったんじゃね?というぐらい必要のない存在でした。彼氏との再会はもっと違う表現方法の方が絶対よかったです。父親が犯人を推測する部分は観客にはいろいろ情報は提示されてますが、父親には全く提示されてないのに暴走しまくりでおかしい。妹が犯人の証拠を見つけて逃げた後の盛り上がるシーンもなんともグダグダした演出で酷いですね。犯人の結末もなんじゃこりゃ?と誰が納得すんのこれ?悪いところをあげたらきりがないぐらいちょっと酷い。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2017-04-23 15:17:52) 5.《ネタバレ》 あまりにも後味が悪い。連続幼女殺人事件をファンタジーにしてしまうことに違和感が最後までぬぐえなかったし、本当にこれで彼女は、家族は救われたのか?何かしっくり来ない。犯人の反抗の陰惨さにも直視できないし、これがアメリカの現実と言われても、殺人事件は殺人事件。映画化するならきっちり落し前をつけてもらわにゃー観てる方も辛いよ。スピルバーグが絡んでるからこうなっちゃたのか。御願いだからスピルバーグは純粋なファンタジーが奇抜なSFに特化して家族愛の映画は作らんといてーな。 【カボキ】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-01-18 07:57:43)(良:1票) 4.何を伝えたいのかよくわからない。後で原作に目を通して、やっと理解できました。ストーリーを省いて、世界観を映像化した感じなので、原作を読んでから観た方が面白いと思います。 【あるまじろ】さん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2010-08-11 09:41:03) 3.「はい、どうですこの娘?かわいいでっしゃろ~?ね~」 という監督の声が聞こえる。 そして、わしは答えた。 「いや、そうでもないで」と。 【幸志】さん [インターネット(字幕)] 3点(2010-04-05 01:51:38)(笑:1票) 2.《ネタバレ》 ○一体何を落としどころにしたい作品なのかがさっぱり見えなかった。○アメリカの現状と照らし合わせているのは分かるが、ストーリーの展開はそれでいいのかという感じ。犯人の死に方とか。○現実のシーンと死後の世界のファンタジーのシーンが合わなさ過ぎる。ファンタジーの世界観も目新しくはなかった。主人公の好きだった男の子の位置付けが薄すぎる。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-02-15 21:00:07) 1.《ネタバレ》 家族を亡くした半月後なんかに選ぶべき映画ではなかったかもしれません。いや、この映画はそういう人のために作られているようにも思えるのですが、だとするならば非常に無神経で腹立たしい映画としか言い様がなく。スピルバーグ製作の「成仏していない人の映画」(『ポルターガイスト』『キャスパー』)が毎回無神経であるように、これもまた同じく。家族を亡くした人間の心の葛藤、湧き上がって来る様々な感情、それをキリスト教的死生観で安直に信じる者は救われますよ、って方向に導いて結論付けてしまうので、それはないだろう、と。全てが絵空事な映画。『息子の部屋』や去年公開の某映画(ネタバレになってしまうのでタイトル伏せます)と同じ事を描きつつ、これはおふざけが過ぎる気がします。最初に少女が殺されますよ、という事を予め提示して、そこから殺害に至るまでをじわじわこってり見せ趣味の悪いストレスを与えた上で、ストレスの持続と安易な救済描写によってテーマを語る、なんだか酷く悪趣味な映画。こういう素材を扱ってはいけない人々に扱わせてしまった、って感じがしました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-02-15 16:08:38)(良:1票)
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