みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
8.《ネタバレ》 洋画の歴史物ってあまりはずしたことはなかったんですけど、これは駄目でした。 まず、皆さんのレビュー読んでると、そのまま歴史と受け止めてる方が多いんですが、随分改変が多いですよ。塚、テレビドラマの断りじゃないけど、「この映画に出てくる登場人物、出来事は全くの架空の物であり、類似していたとしてもそれは全くの偶然である」くらいの注意書きが欲しいくらい。w まず主人公のバリアンですが、エルサレム生まれの貴族であって、フランスとも鍛冶屋とも全く関係ありません。エルサレム陥落後も彼の一族はキプロスの貴族として栄えました。 またシビラとの結婚話があったのは彼の兄であり、駄目になったのは国王の意思でした。 それとエルサレムは講和じゃなくて、降伏開城であり、退去が許されたのはあくまで、サラーフッディーンの慈悲です。 西洋史に疎い日本人だったら別に気にもしませんが、欧米の人はどう思ったでしょうね。 で、そんなに無理してまで改変して何かを訴えようとしたんでしょうが、無理がひびいて、おかしなところだらけで、もうメロメロです。 いくら辺境とはいっても、中世のキリスト教国で非嫡出児の家督相続とかありえないし、それまで鍛冶屋として生きてきた人間が、剣の腕がいいのはまだ個人的な資質として説明できるとしても、戦略的な才能をいきなり示し、素人を率いてイスラムの大軍と互角以上に勝負する、もう訳わかりません。 王女との結婚にしても、無理やり彼が断ったことにしたために、彼の行動を思慮の浅い ものに感じさせてしまってます。 別に映画なんだから、必ず歴史どおりにする必要は全然無いんだけど、変えたなら変えたで、説得力のある現実よりおもしろいものにしてもらわないと。 あと、全般にほとんど敵視に近い宗教軽視もすごく違和感を感じました。 別に製作者が宗教を軽んじるのはかまわないんだけど、自分が軽くみてるからといって、中世のイスラム教徒や十字軍の騎士にまで軽んじさせるのは、最初からリアリティを放棄してるとしか思えません。 人間の価値観は、環境や教育で形作られるんだから、その時代の価値観とかけ離れた価値観の人間を創造しようとしたら、それなりの描写の積み重ねが必要かと。 このての宗教軽視って日本の歴史学者だけかと思ったら、キリスト教国の人間にもいるんですね。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-16 11:21:02) 7.《ネタバレ》 確かにエルサレム攻城戦は迫力がありましたが・・・それだけでしたね 妻を侮辱した男をいきなり殺して、不倫もしてしまうくせに王位にはつかず、そのために最終的には多くの犠牲者が敵味方問わず出てキリスト教徒はエルサレムを失う。。 王位を断ったくせにエルサレムを守るとか叫んでるオーランド君がとってもかっこ悪く見えました(彼には罪は無いんだけどw) 【AIRS】さん [DVD(吹替)] 4点(2007-01-10 00:31:12) 6.これまた短いカットの連続で戦いを見せてゆく。スピード感があってかっこいいけど誰が映されてるのかよくわからん。だいたいみんなかっこ良すぎる。民のために戦いを極力避けてきた男が、いったん戦いが始まるとたちまち果敢に戦う。それはいたし方のないところなのかもしれんが、それなら戦う姿をあんなにかっこよく描いちゃいけない。『ブラックホーク・ダウン』でも『グラディエーター』でもそうだが、この監督は物語に挿入するテーマと演出とがバラバラ。言ってることとやってることが違う。戦う両者のどちらともに正義があることを前面に出していたことは評価できますが、戦うこと自体が悪なのだと思うのですが。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-10-20 10:10:40) 5.《ネタバレ》 キリスト教徒は、みんなこの時代についての知識を持っているものなのだろうか? この映画は、日本人にはわかりにくいと思う。 特に、キリスト教や世界史に疎い人にとっては、理解するのに時間がかかるでしょう。 最初のほうは展開がわかりにくかった。 それに、ストーリーに無理、矛盾がある。 結局何が言いたいのかよくわからなかった。 合戦は、見ごたえあると思います。 【さっく】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-04-17 21:49:45) 4.この手の映画は日本では流行らないでしょう。根本的に時代背景や人間関係が理解しがたいし、宗教がらみの争いなんてとんと無頓着!「十字軍ってなぁーに?」って状態で観ても面白いわけ無い。更にどっちが良い者で、どっちが悪い奴?なんて線引きをしてるようじゃ~先ず観るだけ時間の無駄、勉強してからまた観ることにしよう。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-01-07 13:02:29) 3.《ネタバレ》 ステロタイプな登場人物とあらすじを追っただけのようなストーリー。なんか退屈でした。しかし、エルサレム攻防戦で奮戦したから、民の命を保証する条件を引き出したというのは、いくらなんでも、手前味噌すぎるんじゃないかな。サラディンは無辜の民や捕虜を殺しはしなかったし、最初からエルサレムを無血開城するなら安全な撤退くらい許したでしょうから。キリスト教徒の作った映画の独善にはホトホト辟易しますね。 【駆けてゆく雲】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-14 22:00:46) 2.大がかりなセット、砂漠ロケ、凝った音響や美術でこの点数ですみません。オーランド・ブルームを主演に起用した時点でこの作品は駄作に決定でした。4点はすべて音響・美術の評価です。ブルームと言えば「トロイ」で訪問先の王妃ヘレンをかっさらう王子パリスをボンボンぽく演じ、準神話の登場人物にしてはニヤケているのが気になったものの、所詮、兄王子ヘクター(エリック・バナ)の引き立て役だし、絶世の美女のはずのヘレンが普通のネエちゃんで妙につりあっていたので目をつむりました。本論に戻ります。つい最近、ローマ法王として史上初めて十字軍の非を認めたヨハネ・パウロ二世が亡くなりました。この映画の脚本作者/監督は同法王の言葉を受けて「そうです。十字軍はやはりならず者集団でした。贖罪のためといいながら罪もないアラブ人を殺し、参加者はエルサレム陥落の後でやっと安らぎを得ることができました。」と言いたいんじゃないでしょうか。伝わってくるものが何もなかったので、ブッシュ大統領が「われわれは十字軍。」と余計なことを口走り、ローマ法王が割ってはいるというこのご時世から作品のテーマを推測せざるを得ませんでした。監督はいったいブルームに「終始ポーカー・フェイスで台詞だけしゃべればいい。」とでも言ったのでしょうか?あるいは「『トロイ』の時のようにニヤケるな!」と監督が言い、ブルームはそれを金科玉条のように守って・・・。とにかく終始、「ブルームさん、そこではもっと眼が血走ってなければいけないの・・・あんた、もう村の鍛冶屋じゃないんだからもっと威厳出して・・・恋人が絶望して女性の命の髪切ってるんだから調子合わせて・・・そこはもっとリラックスして・・・等々」つぶやきながら鑑賞した疲れる二時間半でした。ハリウッド映画をこういうふうに見たのは久々です。エヴァ・グリーンがとても美しくて真に迫っていました。俳優志望の方はDVDを買って見ると勉強(自信?)になるかもしれません。それだけです。 【かわまり】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-06-25 09:42:17) 1.背景知識が全く無い歴史映画初心者の私には、難しかったです。誰が敵で誰が味方なのか途中でわからなくなったもんな~。 【ジョナサン★】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-06-17 18:56:39)
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