みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
4.《ネタバレ》 子ども向けだったのでしょうか。チャッピーが俄然悪になりきっちゃわないと凡百のロボット・ファンタジーと変わりません。ニンジャ達もチャッピーを囲んで、すっかりいい人っぽくなっているし。ラスト近く何でもありのなり行きは、子供用の絵本のソレです。なんか、甘ったるいお菓子を食べたような鑑賞後の感じです。チャッピーの動きがとても人間らしいところは驚きましたが、ロボットらしい味がないなとも思いました。ワタシ、古い人間だからでしょうが、なめらかな上でぎこちない動きを求めてしまいます。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 4点(2016-09-22 22:34:53)(良:1票) 3.《ネタバレ》 たまたま映画を観る気分になり、たまたま時間も取れたので鑑賞。なので事前情報ほとんど無しの状態。 そんな流れで観ようと思ってから気づいたことがいっぱい。これ、『第9地区』の監督なんですね。そして出演者が意外と豪華・・・。「え、ヒュー・ジャックマン?シガニー・ウィーバー!?」とか思ってしまった。『第9地区』で儲けたんだろうか、その時点で少し『第9地区』とは違う色眼鏡で見てしまっていたかもしれません。 さて内容のほうはというと、なんかストーリーが進むにつれてやるせなさなのか何なのか、純粋なものが汚されていく感覚がすっごい切なくなってきます。まあいまどきの映画がそんないい子ちゃんストーリーで終わるわきゃないとは分かってるのですが、にしてもあの、産まれて間もない赤ちゃん状態のロボットが、知性の欠片もないアホにアホな教育されていくのは見るに耐えない。自分の子供が何かのきっかけで人の手に渡ってあんな教育されたらと思うともう・・・。それだけで不快感かなりのレベルまで到達しました。 てかこの監督はヨハネスブルク大好きですね。そしていつもヨハネスブルクは炎上する。この監督の作品見てから南アに行ける人はかなり図太い人だな。 そんな治安の悪いヨハネスブルクで大活躍するロボット警官に、ひょんなことからAIが搭載されて…というお話なのですが、結局何が言いたいのか良くわからない映画になってしまってました。結局ロボット映画につき物の「愛」ですか?それともやっぱり最後は人間がいないとって話ですか?たまたま予告編で観た『アベンジャーズ』の最新作も、「進化したAIが人間を滅ぼす」という既視感ありありな設定なのですが、もう『マトリックス』以来自分はそういう話に食傷気味。 自分はどっちかというとこれを観ながら、人間の意識がコピー・転送できるようになった「その後の世界」を描いて欲しいと言う気持ちが出てきました。なので、最後チャッピーは自分の「ママ」や「創始者」の意識をコピー出来るようになりますが、その後どうなったのか、のほうが個人的に興味ありますね。 そういう意味で言っても、本作が「チャッピー」という個体に焦点を当てられて終わってしまったのはいささか残念。そういうのが当たり前になった世界がどうなるのかというほうが興味ある。はっきり言ってギャング一家に悪影響を受けるAIになんか興味ありません。まあ、趣向の違いということですかね。 【TANTO】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-06-01 01:54:58) 2.展開が全体的に「第九地区」に似てるし、期待したほど真新しさもない。一言で言うとおバカ映画。 エンジニアの主人公がAIを作り出した所まではかなりの傑作の予感すら感じさせたのだが、まぬけなギャング一味が絡んできてからはおバカ映画一直線。 それに輪をかけるようにステレオタイプすぎる悪役ヒュー・ジャックマンがこれまたおバカすぎる行動で攻め立ててくるものだから始末に置けない。 前半、かなり泣かす気まんまんの伏線を張りまくっていたから、これは号泣必須の感動巨編か?と身構えて泣く準備をしてたのに、まさかの大笑いしながら終わるという展開にびっくり。 「第九地区」は人種差別などの社会的風刺を盛り込んでいたから、多少整合性が取れなくても傑作となった。しかし、本作は基本的にB級な上に都合良すぎる展開が目立った。なのでただのおバカ映画だと断定したい。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-05-29 19:10:26) 1.《ネタバレ》 『ロボコップ』と『ショート・サーキット』と『A.I.』(ついでに『アンドロメディア』)足したような映画、なんていうのは見れば判りますが。んー、つくづくこの監督の趣味と合わないとしか言い様がないです。見てる途中でもう「くだらない」って思い始めて。 チャッピー、バカに育てられるんですよね。延々バカの繰り広げるバカ描写が続いて。そこを全く楽しめない、むしろ不快って思うので、どうしたってつまらないし、くだらないと思うし。で、そこには批判がなくて、むしろバカをヒーローのように描く、なんだかんだこのバカを持ち上げてる、このバカにリスペクトしてる訳で、それはもう趣味合わないとしか言い様がないです。バカ一家の『アルマゲドン』(その更に元ネタは『ライトスタッフ』だと思いますが)な横一列スローモーションなんか「本当にくだらないわ」って。 そこに教育とは何ぞや?って問いかけがあるのは判ります。ダメな環境に生まれ育ち、ダメな個性を身に付けていってしまう、だけどダメなりに救済されるべき、正すべき道は残されている、って。だけど「バカがドンパチ」ってのが本当にやりたい事なんだよね、ってのが容易に見て取れる訳で。 前2作とタッチ一緒。この監督、引き出し少ないっていうか、スラムとSFと人体破壊しかないんか、っていう。日本公開版はその少ない要素のうちの1つすら削っちゃって、それも露骨に「削りました」っていうのがハッキリ判るような不自然さで、あーあ、って感じで。 デジタル生命体ネタって好きなのですが、こういうおふざけみたいな扱い方をしてるのは嫌。 ソニー作品毎度の得意芸、VAIOとプレステ4を使った手前味噌っぷりも失笑モノではありました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-05-24 22:13:39)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS