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【クチコミ・感想(4点検索)】
2.導入部から顕著に漂う、何とも緩く適当な雰囲気。おおこれは、シビアな脱獄ものと見せかけておいて、実は楽しく笑える方向で決めまくるのだろう、と思っていたら、何ともそこからが中途半端で低空飛行なのです。変に豪華キャストにしてしまったために、制作現場が萎縮してしまったのだろうか、と勝手に推測してしまうくらいです。ところどころの寓話的な部分には興味を引く部分もあったため、主要登場人物を3人くらいに絞って、尺も削ってもっと伸び伸び作っていたら、と思わずにはいられません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-02-19 02:52:39)
1.《ネタバレ》 カーク・ダグラスとヘンリー・フォンダが主演、脇にウォーレン・オーツとヒューム・クローニンとジョン・ランドルフにバージェス・メレディス、監督がジョセフ・L・マンキウイッツで脚本がロバート・ベントン、これだけビッグ・ネームがそろっていても失敗作になってしまうというのが映画の道のおそろしいところです。ほかに邦題で被っている映画がありますが、間違いなく本作が最も無名ではっきり言えば“忘れられた映画”であるのは悲しいところです。 強盗で50万ドル奪取に成功したカーク・ダグラスが、捕まって金の隠し場所を白状しないまま刑務所にぶち込まれ、同房者を上手くたらしこんで脱獄をしようとするというのがストーリー。ここが“脱獄不可能な刑務所”と言ってもちっともそんな雰囲気ではなく、ただ西部の荒地の真ん中にあるということが最大の難関なのかなという程度のこと。ダグラスは伊達メガネを着用するいかにも口八丁手八丁といった感じのお調子者ですが、仲間や看守も平気で殺す奴でこのキャラでコメディされても笑えません。対するフォンダですが、ウォーレン・オーツに足を撃たれて引退した保安官でみんなが嫌がる刑務所長に志願するのですが、囚人の待遇改善に熱心なんですが脚本の粗さが原因でなにを考えているのか判りにくいあやふやなキャラなのが致命的。ラストのオチではフォンダがおいしいところを持ってゆくのですが、全編でいかにもギャラのために演技してますという感じで名優の称号が泣いています。豪華なわき役陣もあまり目立つようなキャラになっておらず、しいて言えばケチな詐欺師のヒューム・クローニンがちょっと光っていたかなって程度でした。 結論から言えば、この脚本では終わってみれば出演者がみんなうっすら損をすることが運命づけられていたとしか言いようがないですね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-06-13 23:25:05)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
5.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 33.33% |
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5 | 1 | 16.67% |
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6 | 2 | 33.33% |
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7 | 1 | 16.67% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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